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「おはようございます、桜空ステラ入りま〜す。」
「あ、さくらぞらさん。お疲れ〜。」
「お・う・ぞ・ら・です!青海さん覚える気ないでしょ!!」
「冗談だよ。いや、早計早計、浅はか浅はか。浅はかなりぃ〜w」
「ふざけないでください!」
「それとここではウパパロン先輩と「嫌です」まだ何も言ってないが!?」
「まぁまぁ、そろそろあと二人も来る頃合いでしょうし静かにしましょ?あとウパさんは仲間の名前くらい覚えましょう。」
「いやだから冗談だt」
「やっぱメメントモリさんもそう思いますよね!?」
「あのだかr」
「まぁ仲間の名前すら覚えないのは外道よね。ありえないわww」
「ウ”ッ」
「すみません、遅れました!白雪ミゾレ入りますっ!!」
「同じく遅れた音栗ガンマス、入ります!すいませんっ!!」
「うん、お疲れ様。じゃあ五人揃ったことだし、定期会議始めましょうか。__ 」
【数時間後】
「そんな感じだから、これからも油断せずにお願いね。」
「はい!」「は〜い。」「うぃ〜。」「おけです!」
「じゃ、解散!」
「「「「お疲れさまでした!!」」」」
【翌日】
眠い。眠すぎる。
昨日は定期会議の後そのまま担当区域の警備に行ってたから寝るのは遅くなってしまった。
私は朝飯は軽い方なので、すぐ済ませられる。少食の特権ってやつ?
これでも私は学生なので学校へ行かなければいけないけれど、私を含め駆除隊のひとは皆超能力を持っている。
しかしこの世界。小説にファンタジーのジャンルがあるくらいだから、超能力はないものとされている。
だから、混乱防止の為、駆除隊とその関係者は少し特別な学校へ通うことになっている。
駆除隊は国公認の組織なので、学校も国立なんです。
名前は、国立日和学園だ。
私は去年まで中等部だったが、今年からは高等部に通っているので制服も変わっている。
(相変わらずデザイン性高いな...)
そう、この学校国立だけあって沢山の名高いデザイナーさんが中・高両方の制服をデザインしているのだ。
今更だけど私を含め日学に通っている人はほぼ皆寮暮らしなんです。
非能力者でも、能力者が身近にいる人も、日学に通っている。
ピンポーン
「はい、今行く。」
ドアを開けた先に待っていたのは、一般人であり私の幼馴染、金剛メテヲだ。
「遅い。早く行くよ。」
「はいは~い。」
メテヲは基本冷たい奴だけど、根は良い人なんだよ...多分。
校門手前のT字路では、1つ下と2つ下の東雲兄妹に会った。
「あ、メテヲ先輩おはようございます」「ステラ先輩!おはよーございます!」
「ん、イエモンだ。おはよ。」「レイマリちゃんおはよー!」
さぁ、今日も一日が始まる。