【1回目】
kr視点
kr『ほ、ほんとに…?』
kn「大丈夫、今日はまだ最初だから」
ベッドに押し倒された状態でそんなことを言われても説得力に欠ける。
なんにも大丈夫じゃないし。
普通に恥ずかしいし。
黙々と服を脱がせてくるきんときの手を掴んだ。
kr『う、上も脱ぐの…?』
kn「うん、汗かくよ?」
渋々手を離して大人しく服を剥がされていく。
彼自身も纏っていた服を脱いでいくその姿にどこか惹かれてしまい、気づいた頃には見入っていた。
kn「そういえばさ、なんで後ろ使ってひとりでしてたの?」
kr『ぇ、…』
kr『いつかっ…き、きんときとッ…したかった、からッ…』
kn「なにそれ、可愛い」
覆いかぶさってきたかと思えば、彼の右手が俺のモノに添えられる。
そのまま優しく撫でたり、指で遊ばれたり。
時々声が漏れそうになるがこの程度ならまだ耐えられる。
kn「…勃ってきたね、感じてるんだ」
kr『ぃわなくて、いい…っ』
空いた左手は頬に添えられ、唇が触れた。
だが、彼が顔を離そうとする素振りはなく舌で唇をノックするかのように叩いてくる。
kr『んッ…、っッ…♡ 』
kn「顔真っ赤じゃん」
kr『うるさ…ッ、』
もう一度深く口付けを交わしている最中に、先程まで可愛く遊んでいた俺のモノをゆっくり扱きだす。
突然の刺激に一瞬声が抑えられなくなるも、彼の口で塞がれているためなんとか堪えた。
kr『ん”~ッ…んッぁ、はっ”♡』
kn「ちょっと苦しかった?」
kr『ぁたりッまえ…っんッ♡』
kr『ぁ”ッ、きんときっ…はやッぃ♡ 』
kn「いいよ、」
やだ、イきたくない。
恥ずかしいのに。
やだ、やだ。
それでも止まらない手の動きに、徐々に限界が近づいていた。
ただ何かに縋りたくて、目の前にいるきんときを ぎゅっ と抱きしめて絶頂を迎える。
それと同時に全身に力が入って足がピンと伸びたのが視界に入った。
kn「抱きしめてくれるの嬉しいけど、足ピン見れなかった…」
kr『みるな、よ…っ』
kn「とりあえず普通にやるから」
そう言って俺が出した精液を腹から拭って後孔に指を挿れられる。
初めて人にされる感覚に興奮を覚えるのと同時に、自分の意思とは無関係に動く指に快楽を覚えた。
kr『ぁッう…っは、ッん♡』
kn「声我慢してる?」
kr『そんな、こと…ッ♡』
kn「この間の方が声出てたんじゃない?」
kr『しらなぃッ…っ♡』
自分の指では届かないところまで入り込んでいく。
その感覚が初めてで、知らなくて、わかんなくて。
少し戸惑いながら必死に声を抑える。
kr『ゃ、ッおく…やだっぁ♡』
kn「奥好き?」
kr『やだッ…っ♡』
身を捩っても、腰を引いても、抱き寄せられて抵抗できなくなる。
おもちゃでしか届かない所まで刺激されて声が漏れた。
kr『ね、ッぇ…やだっ♡』
kn「イきそうだね」
絶頂に備えてもう一度彼の背中に腕を回そうとすると、彼が上体を起こしてしまった。
すると彼は横にあった枕に手を伸ばして俺の腕の中に収めてくる。
仕方なくそれを抱きしめて目を固く瞑った。
kr『ぁッ、あ…いく、っ♡ 』
kn「いいよ」
kr『ッ”~~~~~~…っ♡』
kn「…ちょっと可愛いすぎるな」
kn「でも、足攣ったりしてない?」
kr『へいき、っ…』
kn「ほんとは可愛すぎて治したくないけど」
kn「今日からちょっとずつね…?」
kr『もッぅ、体力もたないっ…』
kn「あと1回頑張って」
そう言いながら準備を進めていく彼の手元を見つめた。
どくどく うるさい左胸をなんとか黙らせたくて、気を紛らせようと目を逸らしても興奮が治まらない。
kr『あ”ッぁっ”、あ…ッ♡』
kn「あっつ…、」
ずんずん奥に進んでくるモノに異物感を抱きながらも、内蔵が押し上げられる感覚にどこか快感を覚えてしまう。
少しくらい練習になればと思って使っていた玩具とは、全く比べ物にならない大きさに視界が ぱちぱち と弾けた。
kn「痛い?」
kr『だいじょッぶっ…♡』
kn「ちょ、きつくしないで…っ」
点滅していた視界が落ち着いてきた頃、彼は俺の頬を撫でるとゆっくりとストロークを開始させた。
kr『へぁ”ッ…っんッ…ひっ♡』
kn「気持ちいい?」
必死に首を動かして意志を伝えた。
彼は優しく微笑むと少しずつ腰の動きを速めていく。
kr『ッぁ、あ…とまッ、てっ…ッ♡』
kn「いつか俺とヤりたくて練習してたんだもんね〜?」
kn「感度いいし、練習の成果出てるんじゃない?」
kr『んッふ…ぇあっ、ッぁ♡』
どんどん並べられていく言葉に理解が追いつかない。
それでも顔が熱くなっていく感覚だけが脳に届いた。
kr『きん、ときッぃ…っ♡』
kn「ん?」
kr『…すき、っ♡』
kn「かわいい、俺もだよ」
ずっと夢見ていたきんときとの行為に嬉しくなって本音が零れた。
これが叶うのはもっともっと後になると思っていたのに、俺は今 抱かれている。
快楽で弾け始めた思考のなかで喜びが渦をまいていた。
kr『はッ…、いく、もぅッ…っ♡』
kn「一緒イこ…っ」
欲が先端まで勢いよく駆け上がって来た瞬間、左足の膝裏に腕が回された。
ぐいっ と持ち上げられて自然と膝が曲がる。
kr『んッぁ…~~~~~~ッ♡』
kr『ぁ、っえッ…、?』
kn「お、イけたじゃん」
いつもより熱い手に撫でられて頭が ふわふわ する。
今、片足だけ曲げてイけた…?
未だに恥ずかしさと熱でショートしそうな頭をフル回転させて考えをめぐらせる。
目の前で愛おしそうに俺を見つめるきんときに目を合わせると、彼はにっこりと微笑んだ。
kn「シャワー行こうか」
いつもの倍優しく聞こえたその声に無意識に頷いた。
コメント
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めっちゃよかった!続き楽しみにしています!