何で、、、
「おい、待て。」
(待てるわけねぇだろ!?)
何でムダ先がここにいんだよ!?
◻︎◻︎◻︎
「そろそろ京都で唾切が現れる頃か、、、」
前回では炎鬼の力があり唾切に勝てた、、、
「まあ、今だったら普通に勝てると思うけど、、、でも俺行ったほうがいいのかなぁ?」
そう。今は一人で動いている為、芽衣の家族が殺される前に助けていた。
「いや、、、でもアイツを放っておくと被害が出るかもしれない。」
そう思った四季はすぐに京都へと向かった。
────────────────────
「ここでいいんだよな、、、?」
四季は前回とは違い、別の入り口からへ入ろうとしていた。極力、みんなに会わないようにする為である。
「やっぱあの結界あるよなぁ、、、あんま目立ちたくないんだけど壊すかぁ、、、」
血蝕解放 銃葬神器
結界を壊した四季は急いで唾切の元へ向かう。
「君は誰だい?」
その言葉を無視したまま、血で銃を形成する。
「!驚いた、速いね君。」
気にせず銃弾を撃ちこむ四季。
「待ってよ、乱暴だなぁ。」
だが、銃弾はパラパラと地面に落ちた。
「もしかして君、一ノ瀬四季?」
「、、、だったら何だ。」
「そうか、やっぱり君が一ノ瀬四季か!僕の名前は唾切、会えて嬉しいよ。」
「こっちはよろしくしたくねぇんだわ、外道が。」
「その外道以下の君がそれ言う?」
クスクスと笑う唾切。
(やっぱりコイツはここで殺らなきゃならねぇ)
「なあ、さっさとその棺桶のやつ出せよ。」
「はぁ、せっかちだな君は。」
そう言いながらも唾切は棺桶からウイルス感染をさせた仲間を出す。
(よし、、、炎鬼で一気に方をつけてやる)
四季は炎鬼の姿になった。
「!?君、その力まさか、、、」
「ああ、これが鬼神の力だよ!分かったか、このクソ外道が!!」
そして四季は一気に銃の火力を上げ唾切を圧倒し、勝利した。
「ふぅ、、、」
(唾切も殺ったし、後はムダ先達に任せるか、、、もうすぐ来るだろうし。)
そう思いながら去ろうとすると、
「おい。」
「!?」
(まさかこの声って、、、)
そっと後ろを振り返るとかつての担任が目の前にいた。
「お前、あの噂の鬼か?」
(なんでムダ先がここに、、、前よりも来るのが早くないか!?)
予想外のことに思わず焦る四季。
「聞いてるのか?」
(とりあえず逃げねぇと、、、!)
足に力を入れる。
(今だ!!)
全速力で逃げる四季。
(俺はまだムダ先達に会うべきじゃない、、、全部が終わってからもう一度会いたいんだ。)
かつての担任に出会い、寂しいと思いながらも首を振りまだまだ走る。
(そろそろいいよな、、、!?)
振り返ると無陀野がこちらへと鬼のような速度で追ってくるのが見えた。
「ギャーーーー!?」
(ムダ先ちょー怖ぇ、、、!!)
そして冒頭に至る。
「おい、待て。」
(待てるわけあるかぁぁぁ!?)
四季はまた逃げるが無陀野に勝てるはずもなく壁に追いやられてしまった。
「おい、何で逃げる。」
(ムダ先が怖いからだよ!!)
なんて言うことは出来ず黙っていると
顎をグイッと持ち上げられ、驚いているとムダ先が顔を近づけてきた。
「おい、返事をしろ。」
(!?ムダ先、顔近いっ、、、)
そのあまりの顔の近さの思わず顔が熱くなる。
「おい、、、」
「いや、、、ムダ先離して、、、」
「ッ!?」
そう言った瞬間、俺の顎を掴んでいたムダ先の手の力が抜けた。
(、、、?なんでか分かんないけどラッキー!)
ムダ先の手を払った四季は今度こそ捕まらないようにと後ろを振り向かずに走った。
「はあ、はあ、、、さすがに追いかけてきてないよな、、、?」
そう後ろを振り向くと、無陀野は追いかけてきていないようだった。
「はあ、、、疲れたぁ。」
逃げ切り、ようやくホッと息をつく四季。
「何でムダ先、手の力抜いたんだろう、、、?てか、マジでムダ先は自分の顔の良さ自覚しろよなぁ、、、」
さっきのことを思い出し、再び顔が真っ赤になる四季だった。
塾の休み時間中に投稿してるからコメントの返信遅くなるかも、、、ごめんねm(_ _)m
あ、3話目に話した企画は明日までが期限だから、よろしく〜
ではまたね〜( ´ ▽ ` )ノ
コメント
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塾お疲れ様、めっちゃ良かったよ‼️続き楽しみ✨
!最高だった!! めっちゃ続き楽しみ✨️