テラーノベル
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緑髪を召喚させていただきます。
”#ここだよなり!”
おい!書いたぞ桃青!!黒青はちょっともうちょい待って✋
⚠️注意⚠️
・nmmn注意
・キャラ崩壊注意
・通報しないで欲しいです
・運営さん愛してます
事務所の照明は半分だけ落とされていて、夜用の静けさが部屋に溜まっていた。
いふはデスクに向かったまま、もう何分も画面を見つめている。
カーソルは動いていない。
資料は開いたまま。
指先だけが、無意識に机を叩いていた。
青「……」
一度、深く息を吸う。
でも胸の奥まで入らない。
(なんでこんなに引っかかるんや)
判断は間違ってない。
論理的にも筋は通ってる。
数字も資料も揃ってる。
――それでも。
(ほんまに、これで良かったんか?)
頭の中で、同じ場面が何度も再生される。
会議での一言。
決断した瞬間。
誰かの一瞬の表情。
(あの時、ほんまは違う選択あったんちゃうか)
気づけば、肩に力が入りすぎていて、
首の後ろがじんわり痛い。
青「……あかん」
そう思って、椅子から立ち上がろうとして、
結局立てずに座り直す。
会社を辞めた日のことが、ふと頭をよぎる。
(もう逃げ道ないで、って思ったよな)
あの時は、覚悟があった。
やっと一本に絞れる、って気持ちもあった。
でも今は違う。
「歌い手一本」=「全部の結果が自分に返ってくる」
それが、想像以上に重かった。
ドアの向こうで、足音が止まる。
コンコン、と控えめなノック。
桃「……まろ?」
ないこの声だった。
桃「まだ居ると思って。電気ついてたし」
返事をしなくても、ドアはゆっくり開く。
ないこは中を見て、一瞬だけ状況を察した顔をした。
桃「……あー」
余計なことは言わない。
そのまま入ってきて、近くの椅子に腰掛ける。
桃「帰ってないなーとは思ってたけど」
軽い調子なのに、声は静かだった。
桃「今日、脳内会議長引いてる感じ?」
いふは答えず、画面から目を離した。
青「……別に」
桃「めっちゃ嘘じゃんw」
即答だった。
桃「その“別に”は、一人で抱えてる時のやつでしょ?」
青「……」
桃「図星?」
いふは小さく舌打ちして、背もたれに深く寄りかかる。
青「……ないこさ」
青「人のこと観察しすぎやねん」
桃「仕事柄ね」
ないこは肩をすくめる。
桃「で?」
桃「今はどれ。自己否定?将来不安?それとも“俺いなくても回る説”?」
その言い方に、いふは思わず苦笑した。
青「……全部」
桃「いいねフルコースじゃん」
でも、笑いながらも、ないこの目は真剣だった。
しばらく沈黙が落ちる。
エアコンの音だけが続く。
いふは視線を落としたまま、
ようやく口を開いた。
青「……俺さ」
声は低く、関西弁もいつもより重たい。
青「判断、全部ズレてる気するねんな。良かれと思ってやったことが、後から全部不安になってくる」
ないこは少し離れた椅子に座ったまま、腕を組んで聞いていた。
「分かるよ」とも、「大丈夫」とも言わない。
青「頭ではさ、これが最善やって分かってても」
いふは続ける。
青「もし間違ってたらって考え出したら止まらんくて、俺が決めたことで、誰かの足引っ張ってたらどうしよって」
そこで一度、言葉が途切れた。
青「……弱くなったね、俺」
その瞬間、ないこが小さく鼻で笑った。
桃「それさ」
いふが顔を上げる。
桃「弱くなったんじゃなくて、考える量が増えただけじゃない?」
青「……は?」
桃「責任増えたんでしょ。そりゃ不安もセットで付いてくるって」
ないこの声は軽い。
でも、言葉の選び方はやけに的確だった。
桃「ていうかさ」
ないこは椅子から立って、いふの前に立つ。
桃「“間違ってたらどうしよう”って考えてる時点で、もうだいぶ真面目なんだよまろは」
桃「間違えてもいいと思ってる人は、そもそもそんな悩み方しないから」
いふは黙ったまま、視線を逸らす。
青「……ないこはさ」
ぽつりと呟く。
青「強いから、そうやって言えるんやろ」
その言葉に、ないこは一瞬だけ動きを止めた。
桃「俺が強かったらさ」
少しだけ、声のトーンが落ちる。
桃「今ここで、こんな面倒くさい感じでいふの前に立ってないと思うけど」
いふが思わず顔を見る。
桃「強い人間だったら、“大丈夫大丈夫”って言って終わらせてる」
桃「でも俺、それ出来ないから」
桃「もし俺が強い人間だったらまろが無くなるの怖いって今思ってないよ」
ないこは肩をすくめる。
桃「放っといたら、いふ一人で勝手に自分責め始めるの、分かってるし」
その言い方は少しツンとしているのに、
視線はちゃんといふを捉えていた。
桃「俺はさ」
ないこは言葉を選ぶみたいに、一拍置く。
桃「助けるとか、守るとか、そういう大層なこと言うつもりないから」
桃「ただ一緒に考えるだけしかできないの。」
桃「それでダメそうなら、一緒に止まるか、一緒に逃げるか決めればいいじゃん?」
いふの喉が、小さく鳴った。
青「……お前、ずるいな」
桃「なにが?」
青「“助ける”って言わんとこ」
ないこは少しだけ目を逸らす。
桃「だってさ。助けるって言った瞬間、上下できる感じするじゃん」
桃「俺、それ嫌ーい」
一瞬の沈黙。
桃「……ありがとう」
いふがそう言うと、ないこはすぐに返さなかった。
代わりに、ちょっと意地悪そうに言う。
桃「はいはい。今のでまろの“自己否定タイム終了”ね」
桃「続きは明日。今日はここまで」
青「……命令か?」
桃「んーん、提案。断ってもいいけど、その場合俺が横でうるさい」
いふは、ようやく小さく笑った。
青「……負けたわ」
その夜、いふは完全に楽になったわけじゃない。
でも、独りで沈む感じは消えていた。
ないこは最後まで「分かるよ」とは言わなかった。
それでも、いふにはそれで十分だった。
ちょいと意地悪を感じる社長でした
コメント
3件
桃青も最高ですね💕 フルコース笑少しは青ちゃんを元気にさせようとしたのかな?? 流石相棒!!って感じですね💕✨ 応援してますっ!!✨
桃青もいいな… さすが相棒だなって感じ!🙌🏻
桃青も良きです😭✨ フルコースじゃんって少し青さんを笑わせるような、笑顔にさせるような言葉選びで完璧です.ᐟ.ᐟ 立場は逆転してるけどお互いに長い間傍で見てきてるからこその絆が🥹