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こんちゃ、珠貴です♪
暇だったのでリアルで書いてた没小説出します。
没ですので笑
あと最近ノベルハマってます笑笑
⚠︎この小説の注意点⚠︎
irxs様
桃水
クズ表現あり
ご本人様には一切関係ありません
それでは、どうぞ!
第一話 【修羅場目撃】
普通の恋とは何だろうか。
よく見かけるカップルは、男と女が多い。
男女で恋愛をするのが普通の恋なのだろうか。
いや、そんな事はない。
男同士が恋をしても、女同士が恋をしても、それは別に駄目な事ではない。
誰が誰を好きになろうが関係ない。
自分自身が普通だと思う恋が、普通なんだ。
そんな言葉をネットで見る。
『同性愛は普通!おかしい事なんて無い。』
水.…そんな訳ないでしょ
僕はネットの口込みに毒を吐く様に言う。
男同士が恋に落ちるとか、女同士が恋に落ちるとか、そんな馬鹿げた話に僕は呆れていた。
男女で恋愛をするのが普通だ。
同性愛なんてある訳ない。そう、信じ込んでいた。
水.((はぁ……変な記事見ちゃった。どっかにでも行こ
僕は散歩でもしに行こうとスマホから目を離し、ソファーから立ち上がる。
水.…夜で真っ暗だし。街にでも行こ
街は明るいから、多分歩いても大丈夫でしょ。
僕は財布だけ持つと、家を出た。
今の時間が10時過ぎだというのに、街は昼間の様に賑わっていた。
水.((うるさっ…僕こう言う所あんま好きじゃないんだけどな。
静かな所に移動しようと、足を動かすスピードを速める。
そのまま進んで行くと、二人くらいの人の叫び声が聞こえてきた。
一瞬どこかのカップルが揉めているのかと思ったが、聞こえてくる声は両方男のものだった。
水.((こんな所で揉め事……?
僕は何だか気になってしまい、声がする方に足を動かした。
進んだ先は、人気の無い路地裏。
水.((こんな所に人がいるの…?
僕は音を立てずにソッと覗く。
すると、自分と同い年ぐらいの男二人が目に映った。
男.お前マジ何なんだよッッ…!気持ち悪りぃんだよ!!
桃.ちょっと〜、今夜中だよ?笑、 ここに人がいないからって大きな声出さないでよ〜、笑
黒髪の男が激怒するも、桃髪の男はヘラヘラしていた。
水.((何だ、アイツ…
男.何ヘラヘラしてんだよ、もう俺に関わるなッッ…お前のせいで、俺の人生めちゃくちゃだ!
激怒した黒髪は頭を抱えながら声を荒げる。
異次元の声量に少し震える。
それ程アイツに怒りたくなる様な理由があったのだろうか。
桃.……はっ、俺のせい?笑
黒髪をあざ笑う様に言葉を返した桃髪。
桃.俺のせいじゃない、お前のせいだよ
男.っ、は…?
桃髪がそう言うと、黒髪は一瞬戸惑った様な表情を見せる。
桃.俺は悪くない。俺に騙されたお前が悪いんじゃん、笑
桃.お前自身が悪いんだよ、笑
桃髪はそう吐き捨てると、両手をズボンのポケットに手を突っ込んだ。
黒髪は悔しそうに歯を食いしばった。
桃.じゃ、もう行っていい?俺この後暇じゃないんだよねぇ〜、笑
さっきのヘラヘラ顔に戻ると、桃髪はその場を去ろうと足を動かした。
だが、黒髪が桃髪の肩を掴んで壁に押し付ける。
壁に押し当てられた時の衝撃が凄かったのか、桃髪は一瞬顔を歪めた。
男.ふざっけんじゃねぇッッ、元はと言えばお前のせいなんだよ!全部、全部ッッ!!
そう言うと、黒髪は桃髪を一発殴った。
ゴッといかにも痛そうな音が耳に入り、僕の体は強張る。
男.…はぁッ…イライラする……
黒髪は最後のとどめの様に桃髪を睨むと、その場を去ってしまった。
桃.…いってぇ……
桃髪は頬を抑えながら呟く。
水.((めっちゃ痛そう…
水.((あれ受けて立ってるアイツに引くわ()
桃.………君さぁ、さっきからいたけど、何か用?笑
こちらを向くと、桃髪はそう言った。
この状況って、絶対絶命って言葉が合ってるよね…?
はい、1話終了です!
次回もお楽しみに!!
あとお知らせする事が、、、
「好きな人の彼氏が消えた」は一旦非公開にしております。
多分書き直すので、出るまで待ってて下さい