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??:「──だ──じ───か?」
「大丈夫ですか?!」
葵:「…え?…」
(誰?僕に、言った、んだよね。)
??:「電車ん中なんで、小声で失礼します。」
「なんか具合悪そうに見えて…」
葵:(…同じ制服?。…優しいな。先輩かな?)
??:「…あの?どうしました?」
葵:「あ、すみません。少し考え事を…」
「僕は全然大丈夫です。迷惑かけてすみませんでした。」(*^^*)
??:「……」
「嘘、ですよね、?それ。」
葵:「へ?」
??:「今言ったこと、嘘ですよね?」
「笑顔もひきつってるし、顔色も最初と変わってませんよ?」
葵:「なんで…」
??:「観察力がいいんですよ、俺。」
「だからそういうの、よく気づいちゃうんです。」
「ほっといて欲しかったかもしれないっすけど、知ってて見過ごすのは胸糞悪いので。」
「すみません。」
葵:「い、いやいや、なんで謝るの?」
「謝るの、むしろ僕の方だし。」
「迷惑かけてごめん。」
??「迷惑じゃないです。俺が自分のためにしてるだけなので。」
「とりあえず、1回次の駅で降りましょう。」
葵:「え?」
((○○駅です。○○へのお乗り換えは───
??:「ほら、ちょうどきました!」
((グイッ
葵:「わぁ!」
((駅の、人通りが少ない場所にある席に座る。
??:「人通り少ないんで、ひとまずここでいいですか?」
葵:「…うん。」
??:「まず、自己紹介しますね。」
凌太:「俺は佐藤凌太です。あなたと同じ高校2年です。」
葵:「え。同級生だったの?知らなかった。」
「なんか、ごめんなさい。」
「…あ、僕は、七瀬葵。」
凌太:「七瀬、ね。わかった。」
「俺も、自己紹介するの忘れてた。すまん。」
「…ちなみに、クラスメイトだよ。俺と七瀬。」
葵:「え、そうなの?!気づかなかった…」
「最近学校行ってないから…」
凌太:「え?」
葵:「あ。い、今のは忘れて!」
凌太:「無理です。」
「何かあった?なんでも、話聞くよ。」
葵:「………っ」
凌太:「…ゆっくりでいいよ。」
葵:「……じ、つは────」