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第2話


??:「──だ──じ───か?」

「大丈夫ですか?!」


葵:「…え?…」

(誰?僕に、言った、んだよね。)


??:「電車ん中なんで、小声で失礼します。」

「なんか具合悪そうに見えて…」


葵:(…同じ制服?。…優しいな。先輩かな?)


??:「…あの?どうしました?」


葵:「あ、すみません。少し考え事を…」

「僕は全然大丈夫です。迷惑かけてすみませんでした。」(*^^*)


??:「……」

「嘘、ですよね、?それ。」


葵:「へ?」


??:「今言ったこと、嘘ですよね?」

「笑顔もひきつってるし、顔色も最初と変わってませんよ?」


葵:「なんで…」


??:「観察力がいいんですよ、俺。」

「だからそういうの、よく気づいちゃうんです。」

「ほっといて欲しかったかもしれないっすけど、知ってて見過ごすのは胸糞悪いので。」

「すみません。」


葵:「い、いやいや、なんで謝るの?」

「謝るの、むしろ僕の方だし。」

「迷惑かけてごめん。」


??「迷惑じゃないです。俺が自分のためにしてるだけなので。」

「とりあえず、1回次の駅で降りましょう。」


葵:「え?」



((○○駅です。○○へのお乗り換えは───



??:「ほら、ちょうどきました!」

((グイッ

葵:「わぁ!」






((駅の、人通りが少ない場所にある席に座る。


??:「人通り少ないんで、ひとまずここでいいですか?」


葵:「…うん。」


??:「まず、自己紹介しますね。」

凌太:「俺は佐藤凌太です。あなたと同じ高校2年です。」


葵:「え。同級生だったの?知らなかった。」

「なんか、ごめんなさい。」

「…あ、僕は、七瀬葵。」


凌太:「七瀬、ね。わかった。」

「俺も、自己紹介するの忘れてた。すまん。」

「…ちなみに、クラスメイトだよ。俺と七瀬。」


葵:「え、そうなの?!気づかなかった…」

「最近学校行ってないから…」


凌太:「え?」


葵:「あ。い、今のは忘れて!」


凌太:「無理です。」

「何かあった?なんでも、話聞くよ。」


葵:「………っ」


凌太:「…ゆっくりでいいよ。」


葵:「……じ、つは────」

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