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『『え…? 』』
メッセージに映る冷たい一言
「別れた方がいいよね」
季節は春。高校二年生になった私。春と言ったら青春。周りはあの人が好きー!とか、そんなくだらないことを話してる。
『頭真っピンクかよ』
そんなこと思ってるけど少し前までは私だってそうだった。
「かーなこ!」
後ろからうるさいくらいの声で名前を呼ぶのは…
仲のいい莉亜。
「うるさいぞぃー何ぃ?」
不機嫌が分からないような言葉を選んだ。
「おはよっ!」
はっ、それだけかよ。まー口に出すわけないけど
「はいはいおはよー」
莉亜は私から離れてほかの友達に挨拶へ行く。
離れていく後ろ姿がなんだか苦しい。
晴人くん、私の事…忘れちゃうのかな。