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WT腐注意
一話の注意書きを見てから見てください。
ご本人様とは一切関係ありません。
kr視点
kr「あれ?」
視界に映るのは彼、、、、だけではなく、パンダのフードを被った華奢な人もいた。
ぶるーくの影になっているし、暗くてよく見えない。
背だって俺よりも低い
女性なんだろうか。
しかも楽しそうだし
kr「彼女?」
ぼそっと声をもらす。
やっぱりあの時の嬉しそうな顔だって俺に特別な感情を抱いてなんてなかったんだろう。
期待しちゃって馬鹿みたい
もしかしたら俺に一目惚れしてくれたんじゃないかって思ってた。
一目惚れしてたのは俺だったのに
あぁ、もうダメだ
気づきたくなかった。
気づいてしまったらもう抑えることはできない、、。
ほぼ初対面の人にこんな感情抱くなんておかしいなんて分かってる。
でも、好きになってしまったんだ。
自然と涙が頬を伝う。
そんな時、パンダの人が振り向いた。
目があってしまった。
パンダ「あっ。」
そんな声をあげる。
やばい
ぶるーくが振り返ってしまう。
ぶるーくに見られないようにしなきゃ、
そう考えて急いで走った。
br「えっ!」
ぶるーくの声が聞こえたが、無視して走る。
泣き顔を見られたかもしれない。
無我夢中に走っていたので体力に限界を感じて止まった。
kr「はっっはぁっ、。」
息を整えながら、地面にしゃがんだ。
ぶるーくだって知り合いがいたと思ったら急に走り出してびっくりしたよな。
重い塾のカバンだって地面に置いて
kr「マジで最悪、、、。」
今までの自分の行動を考えると、そんな言葉しか出なかった。
呆れられたかな、なんて考えるとまた涙が溢れる。
ゴシゴシと目を擦っても止めどなく出てくる涙を止めることなんて出来なかった。
ピコンっ
スマホが鳴った
母かもしれないとスマホを見ると、そこには心配してくれているぶるーくの文。
しかし、今の俺にはメッセージを返せる余裕も無い。
ただ一言
「ぶるーく、、。」
と呟くと、
後ろから
br「あは、どうしたの?」
なんて言う彼が立っていた。
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ここで切ります。
見ていただきありがとうございました!