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まだデビューしていないVTA生が出て来ますし捏造あり
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わたくしは彼に見つからないように下を向いた
なるべく見つからぬように,魁星さんの影に隠れて
それでも彼はわたくしを見つけた
「魅隼(みはや)…?!」
懐かしい名前でわたくしを呼んだ
江戸川コナンは彼を見て,驚いたような様子で彼の名を呼んだ
コナン「もしかして令和の文豪って呼ばれてる…作家の九埜織人さん!?」
安室「え!?あのドM作家で有名な九埜織人!?」
コナンくんの発言に店員さんが驚いてそう言った
九埜「そうだけど…
え,ねぇ…魅隼だよね…?姿とか…違うけど…
なんであの日…!!!!!!」
オリオンは真っ直ぐとわたくしを見ていた
『……オリオン,違うんです』
何が違うと言うのだろう。あの日勝手にいなくなったのはわたくし達なのに
九埜「俺がっ…!どれだけ心配したと!!」
『ごめんなさい…!!わたくしだけのせいなんです! 』
わたくしは裏社会に居るから, オリオンを巻き込みたくなかったから
兄様に相談したら,じゃあ一緒に失踪しよう,と言われた
私も私で,オリオンを巻き込んでしまうかもしれないからと
でももっとちゃんと話し合っていたら,オリオンは傷付かなかったかもしれない
全てはわたくしのせいなのだ
『許さないで,オリオン…』
わたくしだって,ずっと鬼伏魅隼でいたかった
兄様と一緒にオリオンと毎日笑い合っていたかった
九埜「約束しただろ!いつか2人で薔薇見に行こうって!」
なのになんで…と苦しげにオリオンは絞り出した
『ごめんなさいオリオン…!』
わたくしは席を立って思わず逃げ出した
わたくしには逃げ出す資格などないというのに
それに,7人に迷惑をかけてしまった
ご飯だって,途中で放り投げてしまった
走って走って,走り続けていたら家の前にいた
ここにいる,資格なんてわたくしにあるんだろうか
沖矢「おや,そんなところで1人どうしました? 」
『赤井秀一…いえ,沖矢さんと呼んだ方が良いですね
友人と会って気まずくなって逃げ出してしまっただけですよ』
外で赤井秀一と呼ぶのはやぶでしょう
沖矢「鍵は?持ってないなら招待しますよ」
『ではお言葉に甘えてお邪魔しましょうかね』
わたくしは甘えて工藤邸にお邪魔した
ソファに腰掛けてゆったりすると沖矢さんは口を開いた
沖矢「で,どこで俺の正体を知った?」
『貴方はそれが聞きたいと思っていました
うちには腕のいい情報屋がいますので
まだ聞きたいことあるのでしょう?例えばわたくしが本当に小学1年生なのかどうか,とか?』
そう言うと赤井さんは目を細めた
『わたくしの本当の齢は17歳
職業は時魔導士
……………………チャイナタウンに住む,所詮裏の人間です』
パチンと指を鳴らして元の体に戻した