コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ピピピピ… ピピピピ…
朝 が 来る . 一日 が 始まる .
目 を 開けると 、 いつも通り の 日常が 、 世界 が 動いていく .
一人 取り残され ながら 、 携帯 の アラーム を 止める .
とある 自殺志願者 の 物語 .
『 おい ! 何時 だと 思って いる ‼︎ もう 九時 だぞ ⁉︎ 貴様 は 何故 就業時刻 に 来ない ⁉︎ 』
「 クニキィーダクン は 朝 から 元気 だねぇ 笑 . 」
『 朝 では ない ‼︎ 』
同僚 と 軽く 言葉 を 交わす .
相棒 である 彼は 、 迷惑 ばかり かける 私 にも 、 なんだかんだ 優しく してくれる .
正しい 道 を 歩ませる こと が 、 決して 優しさ だとは 限らない .
私 は 知っている .
彼 は 知らない .
でも 、 彼 が 私 に かけて くれるの は 、 混じり気 の 無い “ 愛情 ” で 、
教え子 に 与え られ なかった もの で 、
“ 元 ” 相棒 が 求めて いた もの で 、
あの人 が 教えて くれ なかった もの で 、
大切 な 友人 たち が 、 教えて くれた もの .
でも 、 もう 友 は いない から .
君 は 、 代わり に なれる か 教えて よ .
彼 の 代わり に 教えて よ .
私 の 知らない 、 暖かい もの .