TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
女研    曲パロ

一覧ページ

「女研    曲パロ」のメインビジュアル

女研 曲パロ

2 - 少女レイ 前編

♥

17

2024年05月29日

シェアするシェアする
報告する

曲パロ

少女レイ

💚side

💙「まちこ」

💚「あ!せんせー!おはよう」

💛「まちこりー」

💚「ニキニキも!おはよー」

私とせんせーとニキニキ、3人で仲良し3人組だ。いつも朝、一緒に登校して、大好きな仲間たちだ。

学校にて

💚「……っへ?」

机に書かれた悪口。

死ね。消えろ。カス。ブス。そんな言葉が机にびっしりと書かれ、その上に花瓶が置かれていた。

💛「っおい!!誰だこんなことした奴」

💙「まちこ。こんなん気にすんなよ。」

他の人達はくすくす笑っているだけ。私の味方は2人だけだと言うことに気づいた。

💚「2人とも…ありがと」

帰り

大量の画鋲が入っていて水浸しになっている靴が見えた。

もぶ「馬鹿みたい笑あんたに居場所なんてないのに」

そんな言葉が私の心に傷をつける。

💙「まちこ。こんなの気にすんな。」

💛「俺らはお前の味方だから。」

💚「…うん」

次の日

今日はしろせんせーは部活の朝練があるらしく、早く行ったらしい。

学校に着くやいなや、上履きの中には画鋲。教室に行けばロッカーは荒らされ、机の上には昨日と同じ、悪口が書かれている。

先生も取り扱ってはくれなかった。

せんせーとニキニキがみんなに問い詰めても、誰も口は割らなかった。

💚「もうやだ、、、」

?「……」

💛side

校舎裏。クラスメイトから聞いた真実。

今日、俺はあいつを呼び出した。

💛「…ボビー」

💙「どしたんニキ?というか、まちこを1人にして大丈夫か?」

💛「しらばっくれるのも大概にしろよ。」

そういうとボビーは自虐的に笑った。

💙「……笑あーあ!バレてんのか」

「バレてないと思ったんだけどなぁ笑」なんて軽く言うボビーに俺は怒りを覚えた。

💙「分かってると思うけど、まちこには言うなよ?」

💛「……なんでこんなことした?」

💛「まちこが傷つくようなことなんでした?」

💛「だってお前はまちこの事が」

💙「だからだよ。」

言いかけたがボビーの言葉遮られた。

一瞬思考が止まった。好きだから傷つける。イコールな訳が無い。そんなことを脳内で考えていると、その思考が見えたのかボビーが説明しだした。

💙「まちこはみんなにモテるやろ?それに、みんなに平等に優しい。俺だけのものになんないだろ。」

💙「絶望を突きつけられたまちこを俺が助ける。そして俺とまちこが結ばれる。完璧だったはずなのに……」

信じられなかった。こんな最低な思考を持ったやつと俺とまちこは仲良くしていたのか。

💙「まちこには言うなよ?言ったらお前もまちこも…」

💛「わかってるよ。じゃ、帰れ。」

💙「お前から言ってきたくせになんやねん。まぁええわ」

と、ボビーは校舎に戻って行った。

💛「チッくそがっ!」

俺の叫びは誰にも聞こえなかった。

今日もまちこりの机に書かれている悪口。

まちこりは学校に来なくなった。

毎日家に行き、チャイムを鳴らすも、応答はない。

そこからいじめの標的は俺になった。ボビーは俺がまちこりに言ったと感じたらしい。

俺はまちこりの家に行くべく、学校を早退した。

いつも通っていた道。踏切にふと人がいるのが見えた。

それは

💚「…っ!」

まちこりだった。

💛「まちこり…?」

💚「っにきにき」

「最後まで味方してくれ てありがとう。」

「大好きだったよ。にきにき。」

そういい、まちこは踏切へと飛び出した。

あとでしろせんせーsideも出します。

私の自己満ですが、書いてて心が痛くなりました。

この作品はいかがでしたか?

17

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚