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紬said
いよいよトーナメントがスタートし、早速1組目が終わった
緑谷くんvs心操くん
結果的に緑谷くんの勝利で終わったけど、ヒーローからは心操くんの賞賛の声の声の方が多かったと思う
心操くんも心做しか嬉しそう
良かったじゃん、認められて
控室に向かうと、
『あ、、、心操くん』
心「、、、よう」
試合に負けたのに、随分と清々しい顔してんね
私は、心操くんの隣に座る
『お疲れ様。あと、おめでとう』
心「俺負けたんだけど」
『の割には良か顔してんばい』
心「、、、、、、まあね」
ああやって認めて貰えたことがきっと、試合に勝つことより嬉しいんだね
『うちしゃ、もとから持っとったけん心操くんの気持ち分かるなんて言えん。ばってんね心操くん・・・』
私は無理やり口角を引き上げ、心操くんの顔を見た
『うちらって案外、似た者同士やったりするっちゃん』
心「、、、、え?」
『持っとー人間、持ちすぎとー人間もしゃ、夢見られんやったりするもんなんばい』
心「それって、どういう、、、、」
『んーん、気にしぇんで!!』
『それじゃ』と言って手を振りドアに向かう
けれど、1つ聞きたいことがあって足を止めた
『心操くんな・・・心操くんなしゃ、なんでヒーローになろうて思うたと?』
私がそう聞くと、心操くんは顔をキュッと引き締めた
心「憧れちまったんだよ」
『、、、、、、、、そっか』
やっぱ、君はヒーローに向いてるよ
心「お前はなんでヒーローに?」
私なんかより
『、、、、ならないかんやったけん、、、、かな』
目的もなく、言われるがままに
そんな私なんかより、断然向いている