ボスキ(いつ伝えればいいんだ、?)
俺は考え事をしながらアモンが管理する庭へと足を運んだ。
「、、綺麗だな、」
声に出てしまうほど綺麗な庭だ。
俺が庭を散歩していると
「ボースキー!」
聞き慣れた声が近づいてくる
主「やっぱここにいた!」
主「ねぇ!明日2階の執事達と一緒にチューリップ見に行くんだけど」
主「どう?」
主「いいでしょ?」
主「いいよね?」
ボスキ「、いいぞ?」
主「え、ほんと??」
主「じゃきーまり!」
主「応援してるからね」
ボスキ「お、おう」
少し強引な気がするが、俺は主様達と一緒に花畑に行くことになった
俺は夕食を食べた後、風呂に入ることにした
明日の為に買ったシャンプーを早く使いたかった
ボスキ「いい香りだ、」
シャンプーから香るチューリップの香り(柑橘系)が風呂場に充満する
次の日
午前6時頃
アモン(うわぁ、早く起きちゃった、)
まだ6時頃だというのにハウレスさんもフェネスさんもいなかった
アモン(どうしよう、、2人きり、)
ボスキ「ふぁあ、」
アモン「?ボスキさん?」
ボスキ「ぁ?アモンか、」
アモン(珍しい、早起きしてる、)
ボスキ「なんだよ」
ボスキ「そんなに珍しいか?」
アモン「はい、ボスキさんが早起きなんて、明日台風でもくるんっすかね?w」
ボスキ「あぁ?俺だって早起きくらいするわ」
アモン「冗談っすよw」
俺は身支度を済ませた後、 リップを塗ることにした。
チューリップ様な、ピンク色のリップ。
今日の為に買ったんだ。
つけないわけには行かない
定員さんに言われたんだ
『君の告白が成功するおまじない、かけといたよ、頑張ってね』
アモン(ボスキさんとの距離が縮まるおまじない、)
ボスキ「、、」
ボスキ「アモン」
ボスキ「髪、結んでくれ」
アモン「、、自分で結ばないんすか?」
ボスキ「めんどくせぇんだよ」
アモン「、、ふふw」
ボスキさんの髪からは微かにチューリップの様な香りがする
アモン(合わせたんすかね?)
アモン(可愛い人w)
ボスキ「、、」
アモン「できましたよ」
ボスキ「ん、」
ボスキ「、、」
アモン「どうしたんすか?」
俺が振り向くと同時にボスキさんの顔が凄く近くにあった
もう少しで、触れてしまいそうなくらいの距離だ。
ボスキさんが俺を近くに引き寄せた。
チュ
ボスキ「俺の唇、色ついたか?w」
アモン「!??/////」
ボスキさんは俺に軽い口付けをした。
アモン「ぼ、ボスキさんっ、いきなりなんすか、/////」
アモン(びっくりするじゃないっすか、)
ボスキ「わ、わりぃ、//」
ボスキさんも後々照れ臭くなったのかほっぺが薄くピンク色に染まった
アモン「お、遅れちゃうっすよ、!早くいきましょ!」
ボスキ「おう、」
アモン「すいません!待たせたっすよね、」
ハウレス「いや、待ってないぞ」
主「それより早く行こう!」
フェネス「主様ったらw」
フェネスさんが優しく微笑んだ。
それから俺達は馬車に乗り込んだ
アモン(なぁあぁんでボスキさんが隣なんっすか!)
アモン(恥ずかしくて顔見れないっすよ!!)
ボスキ(やべぇ、アモンの隣は気まず過ぎんだろ、)
ボスキ(思い切った俺がバカだった、、)
俺達が顔を合わせられないでいると
主「いい香り、」
主様がボソッと呟いた
主「誰かシトラスの香りの香水使った?」
主「私シトラスの香り大好きだから教えて欲しいな〜」
ボスキ「、、主様はこの香りが好きなのか」
アモン「いっ、いい香りっすよね!俺も好きな香りっす、」
ボスキ(、アモンも好きなのか、)
主「で!アモンはリップつけたな!」
主「もー!おしゃれしちゃってー!!可愛いんだから!」
アモン「可愛いってw主様にだけは言われたくないっすよ」
主「!?」
主「もうっ、ずるい男、」
アモン「主様の為ならいつでもずるい男になるっすよ!」
アモンは悪戯な笑みを浮かべた
主「アモンがよかったらだけど、私も同じリップ使っていい?」
アモン「もちろんっす!買ってきますね!」
主「申し訳ないから私、自分で買うよ!」
アモン「いいっすよ!プレゼントさせてくださいっす」
フェネス「着いたよ」
ボスキ「お、着いたみたいだぜ」
コメント
1件
だっ!!寝ぼけてるせいでボスキさんじゃなくなっとる!!!!ごめんなさい!本当にごめんなさい!