テラーノベル
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細くて弱い糸の上を歩いているようで
バランスを崩したら待っているのは先の見えない闇
こんな人生いつまで続くんだろうって考えても
答えが見つからないまま前を向くフリをした
暗闇の中、月に溺れ一番星を探し続けた
そぐ側に居たけどやっぱなにか違ったんだ
期待が苦しくて不安の中誰かに寄り添って欲しくて
でも結局泣き叫ぶこともないままやり方を忘れていった
いつどこで誰が消えても可笑しくなくて
自分の無力さを恨み、自分を憎んだ
私の生きてる意味とか何度も見失ってきた
そんな人生なんて、と思ってベランダに立ち目を閉じた
でも弱いからなにも出来ず普通の子として進んできた
息を吸うのが大変で苦しくて海に溺れているようだ
水から出れても周りは炎で囲まれ逃げ場所がないまま
自分の汚れを落とせると思い込んで水に浸った
きっと水を選んだのが失敗だ
悔やんで悔やんで自分を責めたがなにも変わらぬまま
でもそれが僕の人生だから
心臓が動き続ける限り足を動かす
Yuina
コメント
11件
苦しみ抜いても、ちゃんと前を向こうとする姿が恰好いいな。