久しぶりですー!!!
これから今まで通り小説を書こうと思うので暖かい目で見てください!
ATTENTION
・not腐
・私の作品には暴力、暴力的な言葉など色々出てきます。
・今回の作品はgr.tnが主に出てきます!
これらが大丈夫なお方は下へどうぞ!
ある日の夢の中、俺は苦しい思いをした。
*
『グルさん、たくさん食べてくださいね』
にこりと微笑む彼の前のテーブルには豪華なご馳走が沢山。今日はなんの記念日でもないはず。なのに何故?
「おい、これは一体__」
言葉を遮るように彼がこう言う。
『俺たちがたくさん作ったんやから残さんといてね』
と、表情を変えずに言う。それがまた恐ろしく、不気味だった。取り敢えず、食べないわけにも行かずそのままそこにある食事を食らう。
食べて食べて、少しでも減らせるように。彼の視線と圧が重くて食べるのを辞められない。時々吐きそうになるも水でそれを押し込み、なんとか吐かないようにする。
『グルさんええ食べっぷりやね。ええよ、そのペースや、どんどん食べてこうな』
もはや彼の声すらも苦しく感じる。そのプレッシャーとその圧とその視線が痛くて苦しくて辛くて、とても食べるのを辞めれそうにない。いや、辞めれない。
「と、トントン?そろそろ良い、だろ?」
途切れ途切れに俺はこう言った。でも彼は許さなかった。こう言った途端に彼の表情が強張り、低い声の音程で
『せっかく作ったのに、食べてくれへんのや。グルさんそんな人やとは思わへんかった。』
と、言葉の槍を投げてくる。そう言われれば仕方なく、すまない。とだけ言いまた食べ始める。
暫く経つともう食べることすらできなくて、本来の目的から路線が外れ、今は吐くことを我慢している。もう食べれなくなった俺の滑稽な姿を見て、彼は
『どうしたん?ああ、俺が食べさせたろか?』
なんてフォークでケーキを掬い、俺の口に運んでくる。仕方なくそれを食べれば、もう胃が限界なのか、すぐに嘔吐物が湧き上がり、
「ぉ"え…」
と吐いてしまう、胃のものを全て吐き出したのかお腹が軽くなる。少し楽になったな、と思った途端
『楽になったやろ?ほら、まだまだこんなに残ってるねん。全部食べるまで寝かせへんよ。』
そこで俺の夢は覚めた。夢が覚めると横にトントンが居て、小さな声でひっ、と叫んでしまう。どうやら彼は呼吸が荒く、嗚咽している俺を心配していた様だ。
『大丈夫か?苦しそうにしとったけど。』
「あぁ…大丈夫だ。少し嫌な夢を見てな」
そう言った途端、彼の後ろのテーブルにショートケーキが置いているのが見え、
「っ、ぁ、ぉえ、ぅ」
反射的に嘔吐してしまった。
*
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!