テラーノベル
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誰しも”英雄”と聞けば周りを正しく導く完璧な存在だと思うだろう…。
果たしてそれが正しいのか?
人間の欲で生まれたものではないか?
それとも昔から伝えられて来た伝説…?
テオside
俺は何をしていたいんだろう?
分からない。
夜中にふと目を覚まして夜道を歩く……。
ふと入った路地裏でホームレスと思われる男性が若者から理不尽に殴られ蹴られていた。
すぐさま助けようと身を乗り出しルカリオを出し向かってくる奴らをカウンターで懲らしめた……。
ホームレスの人からは感謝を告げられたが……、何故だろう……。
このまま放っておけない、犯罪を犯した者はまたやり返す。
終わらせなければ……。
バッと口元を抑えて自分が何をしようとしたのかを抑える…。
ダメだッ!俺は英雄……ッ、こんな考え事ダメだろッ!!
頭が痛むのを抑えふらふらと路地裏を歩けば……。
モブ1「コイツです兄貴ッ!こいつが俺らの邪魔したんです!」
兄貴「お前が邪魔したのか?アイツには借金の取り立てをしてた最中だったのになぁ?ならテメェが払えよ?」
襟元を捕まれ威圧的な態度を取られて……。
あぁ、俺は何のための英雄なんだ……?
こんな為なら……
捨ててしまえ。
#ci
さにょ〜ん
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bouton
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コメント
1件
小鳥遊さん、第114話読みました。英雄の内面の揺れが生々しくて、特に「終わらせなければ」という衝動を自覚しながらも必死に抑えるテオの姿が胸に刺さりました。「捨ててしまえ」という最後の一文、彼が何を捨てようとしているのか…続きが気になります。