「 主人…!お、落ち着いて。今回の敵は精神攻撃を使う。
つまりはまだ幼いアクアや気の短いレザやオリは不向き。
そういうことを考慮して5人、選抜するんだ… 」
あぁ…そっか。
私、一人でなんでも抱え過ぎなんだ。
補佐っていう仕事をシイくんは今、全うしたんだ。
後は、私が勇気を出すだけ。
「 わかった。有難う。すぐに選抜するから。 」
「 …御意。 」
そう言ってシイ君は私の部屋を出る。
つまり、精神攻撃をするってことは、
メンタル強くないとやってけないってことだよね。
じゃあ、さっきもシイ君が言ってたけど、アクア君は出せない。
それにレザ君にオリ君も…デイ君はまだ戦えないそうだし…
シト君、ルーツ君、シプレ君も良いとは思うんだけど、
シト君ルーツ君はまだ戦いの経験が浅いらしいし、
シプレ君は体調悪そうだし…
じゃあ、ナチュさん…いや、残ってもらった方がなんか安心感あるな…
それじゃあ、残ったのはシイ君、ラル君、リクさん、ルマンちゃん、エンさんの5人。
攻撃力もしっかりあるし、これで大丈夫なはず…
それを館長に伝えるとすぐにこの5人は転送室に向かい、転送を行った。
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