一応ペアは青桃
最初の方BL要素ないです
病み系 自傷表現あり
6人兄弟で🎲ナンバー順です
あちらが地雷さん専用の出口で
↑どこやねん((真面目にやれ
クソほど長いので暇なときに見るのがおすすめです
努力は報われない
個性なんて才能に恵まれた人だけが持ちえてる
俺の兄弟は天才だ
そして俺は出来損ない
兄弟が平凡なら俺の出来損ないは目立たないのに…
しかも皆違う部分で活躍してる
長男:🦁
身体能力がずば抜けていて頭も良い
周りから頼れる存在と言われるほど気が使える
次男:🤪
英語を中心とした勉強がずば抜けていて走るのも早い
高身長で紳士的、顔や声がいいことから学校にファンクラブがある
四男:🐇
頭は良くないが運動はできる方
ツッコミが鋭くノリが良い
可愛い顔してるのにラップできるとこがギャップ萌えするとか…
五男:💎
頭は良くない 運動能力は普通
愛想が良く友だちが多い
可愛い顔だちと声から好きになる男子も多いとか…
六男:🐤
頭が良く運動能力もまぁまぁ
ギターが引けて歌がうまい
カラオケには必ず誘われるタイプ
絵がうまい
こんな才能を持った兄弟がいる中、唯一の出来損ないとして生まれてきた俺
家では親に殴られ蹴られ罵倒され、兄弟には心配の一つもしてもらえない
学校では友達一人もできずいじめっ子に虐げられる日々
🍣「誰か俺の手を引いてこのクソみてぇな生活から抜け出さしてくれないかな」
なんて意味もないことをつぶやく
ヒーローなんて架空の世界にしかいないから今俺はこうなっているのだろう
今日も部屋に引きこもって自分を守る
そしてくだらない考えを捨て勉強に打ち込む
母親「桃…先生からテストのこと聞いたわ
5位ですって」
「まだ上に四人もいるじゃない」
うるせぇよ
普通の親だったら「5位!すごいじゃない!」って褒めるとこだぞ
俺の学年80人いるんだからだいぶ上の方にいるのに
どうせこのあと青と比べるんだろ
母親「青を見習いなさい
入学してからずっと1位よ 自慢の息子だわ」
それ何回目だよ…比べんなよ
父親「体力テストの結果も聞いたぞ
5段階の中でBだってな
なんでAじゃないんだ💢」
半分より上なんだからいいじゃん…
「この話書いてる主なんかCだよ」なんて口が裂けても言えない…
🍣「ごめんなさい」
バギッボコッボコッ
父親「出来損ないが…お前なんか死ねばいい」
もう慣れたよ…罵倒も兄弟の哀れんだ視線にも
だから涙なんてでない
だって日常だから
俺はまだ生きたいのに…
そして俺はあの言葉を待つ
誰かが放つ
🐇「出てって」を
🍣「ごめんなさい」
逃げるようにして出てく
そして縋るようにイヤホンをつけ音楽を聞く
音楽を聞いているときだけは呼吸ができるから
そして左腕の服をまくり右手に持っているカッターを押し付ける
俺の中を駆け巡る醜く美しい液体が流れ出てくる
🍣「今日はまだ良い方だったな…いつもは兄弟の誰かもなにか言うのに」
血を拭き取り音楽を止める
次に開くのは動画配信アプリ
俺は歌い手でありボカロPでもある
俺と同じような人を救いたい
コメ欄にはアンチと応援してくれる人、そして助けを求める人がいる
今日も歌を投稿する
誰かを救えるように
俺と同じような境遇の人を救えるように
血の匂いが充満してきたから窓を開け外を眺める
誰もが平等に浴びるはずの月の光は俺だけを照らさなかった
🍣「俺には脇役すら与えないみたいだなぁ」
でもそれがきっと普通なんだろう
生きる価値がない人は社会のゴミとか言われる
それがこの世界の普通なのだろう
また息がしにくくなってきた
🍣「…ノンブレス……オブリージュ」
次の曲のタイトルを思いついた
俺の経験と本心を混ぜて
「ノンブレス・オブリージュ」と名付けよう
日本語では「高貴たるものの義務」という意味だ
まさに俺が親に求められてるやつ
🍣「どんな歌詞を入れようかな…」
今の俺の状況
虐げられる
辛い
才能がほしい
…ん~…なんか違う
🍣「…息が詰まる」
そうだ!息が詰まって息が詰まって同仕様もないんだ
よしこれで行こう
学校に行くために通学路を歩いていた
🍣「…はぁ…辛」
俺の体は無意識に通学路を外れ踏切へ向かっていた
きっと死にたいのだろう
そして電車が来るタイミングで踏切に飛び込んだ…はずだった
通行人「君、大丈夫?命は大切にしな…生きて」
🍣「え…あ…はい…ありがとうございます…」
止められてしまった
俺はもう死にたいのに…
対比する俺の気持ちも歌に乗せてしまおう
結局学校には遅刻した
兄弟とクラスが違うのは不幸中の幸 いだ
まぁ…それだといじめに気づいてもらえないんだけどね
モブ男「おい、桃」
またか…今度はなに?パシリ?暴力?
モブ男「お前…脱げ」
🍣「…は?」
あ…やべ…は?とか言っちゃった
モブ男「俺の欲を吐かせろ」
キッッッッッショ
俺、おもちゃじゃねぇんだよ
てか服脱いだらリスカバレるんですけど〜〜〜
🍣「イヤだ」
モブ男「拒否権あると思ってんの?ww」
🍣「あるだろ」
モブ男「黙れよ」
その瞬間服を破られた…そして服を脱がされた
🍣「は?おい、やめろ」
リストバンドしてたからバレなかった
モブ男「お前…きれいな体してんじゃん」
上半身が露わになった俺は逃げようと思った
でも、掴まれて無理やりヤられそうになった
ガチめに嫌なんだけど
とりま力技
🍣「よっ…と」
破かれたシャツを着てちょうど持っていたパーカーを着た
そのまま教室をあとにした
そして廊下を走った
自分の体調には気づかないふりをして
先生「桃〜廊下は走るな〜」
🍣「すいません」
🤪「…」
🐤「どうしたの ?」
🤪「…いや…あいつ…なにかから逃げるように走ってたし顔色悪いし…」
🐤「そんなことか…俺達が気にすることじゃないよ」
🤪「そっか…そうやよね、元気出たわ」
🐤「なら良かった」
🍣「はぁはぁ…」
とりまトイレに逃げ込んだ
好きでもない奴に抱かれるのなんて死んでもゴメンだ
だから、もし仮に全員に好かれたとしたら
🍣「世界中のすべての人間に好かれるなんて…気持ち悪い」
でも誰にも好かれないのは悲しい
尊敬される大人に成れたらな…
才能もないのに無理か…
🍣「…てかさマジで数の暴力はよくないよ…」
俺一人VSクラスのみんなだよ!?
白旗上げたいんだけど…ほんとイラつく💢
ぶっ飛ばすよ!?
🍣「よくないよくない…こんな時は鏡に向かって…悪感情を殺してハイチーズ」
嘘の笑顔でピースする
気味の悪い笑顔でトイレを出る
その時キーホルダーが落ちていた
そのキーホルダーに見覚えがあった
🍣「…後で返そ」
家に帰ってきて入ったのは兄の部屋
🍣「…失礼します」
🤪「…なに?」
🍣「あ…キ、キーホルダー落ちてたので…」
兄弟でも目を見て話せない
🤪「…いらない」
🍣「え…」
🤪「だから、それもう要らない 」
🍣「あ…え…」
🤪「しつこいな…💢」
その瞬間鈍い音がした
🍣「…っっ」
なにか投げられたと理解することが俺にとっては容易いことだった
だって…慣れてるから
🍣「ごめん…なさいポロポロ」
それでも涙が出るのはなぜだろう?
頭から顔にかけて汗が出てきた
何に焦っているのだろう?
早足で部屋を出る
🍣「もういらないの?ポロポロ
俺も…このキーホルダーも? ポロポロ」
普通のキーホルダーだったらこうはならない
でも…俺とお揃いで買ったサイコロのキーホルダーは……
なんて考えてても汗が止まらない
汗を拭おうとしたその瞬間
ポタッポタッ
🍣「あ、れ?」
汗だと思っていたものがたれてきた
そして俺の眼の前には赤い水滴が2つ落ちていた
🍣「血?」
頭がズキズキする
ああ…なにか投げられたときか…
もういいや…
赤い水滴の隣には黒い涙がこぼれ落ちた
だから…こんなに辛いのならいっそ
死んでしまおう
『N:真っ白い鳥が飛ぶ空の
ザラメの星が輝く夜に
誰にも愛されなかった俺は死にます
なので俺の本心を詰め込んだ曲を作りました
「ノンブレスオブリージュ」
数ある地雷原で立ち止まってしまい息が詰まった俺は息を止める』
🍣「よし…公開完了」
動画配信アプリに配信した俺はフェンスを登った
よくある自殺方法だけど簡単だからね
頭の出血は止まっていないけど
🍣「さぁ…逝きますか」
俺の体は宙に浮いた
🍣「息が詰まる」
来世は愛されて才能に恵まれることを願って
信じたくなかった
自分が生きているなんて
🍣「なんなんだよ…」
まぁ…心配で親が来るなんてことないけど
そもそも連絡してないし、しないでほしいって頼んだから
なんか隣から聞こえる
聞いてみよ
先生「残念ですが心臓の手術しないと生きていけません」
母親「そんな…」
…なんかこの声、知ってる
先生「ドナーをまず見つけてください」
母親「分かりました、絶対に見つけるからね、“水”…心配しなくていいのよ」
💎「まだ生きたい…」
母親「分かってるわ」
水…心臓が…
俺にできることは…
ドナーになるしかない
どうせ捨てようとした命だもん
必要な人にあげよう
母親「そうだ!隣の患者さんと仲良くしなさい」
💎「うん…頑張る」
隣俺なんだけど!?
カーテンしてあって良かった
母親「隣の患者さん、歳近いですか?」
先生「はい、会います?」
母親「ぜひ」
は?来んなよ
マジ無理
手、震えてきたんだけど
先生がカーテンを少し開けた
先生「…」
その瞬間涙が出てしまった
そして目で訴えた
「やめてくれ」と
先生「隣の子、寝てるみたいで」
母親「じゃあ、後日」
助かった…
帰ったし気が楽だ
後で、ドナーについて話そう
あと一つ調べてもらおう
数日後
水が寝ているときに話してみた
🍣「あの…先生…」
先生「どうしましたか?」
🍣「この間はありがとうございました」
先生「いえいえ…」
🍣「あの…DNA調べてもらってもいいですか」
先生「何でですか?」
🍣「あの…俺の家族は皆才能があるんです…… でも…俺だけない…だから俺、血が繋がってないんじゃないかって思って」
先生「分かりました…家族の誰かの髪の毛か何か取ってきてください」
🍣「家族そこにいます」
先生「…水くん?」
🍣「はい」
先生「分かりました…何日かかかりますけど」
🍣「大丈夫です…あと…ドナーになりたくて」
先生「ドナーですか」
🍣「はい…俺は死にたい…そして水は生きたい だから…ちょうどいいんじゃないかって」ニコッ
作り笑いを浮かべる
そうじゃないと心が持たない
BADEND
先生「…分かりました…ですが手術をするのはDNAの結果が出たあとでいいですか?」
🍣「はい…ありがとうございます」
先生「では、遺言ではないですけど手紙か何かをかいておいてください」
🍣「メッセージみたいな感じですか?」
先生「はい」
🍣「なんて書こっかな」
よし…書こう
先生「ドナー見つかりましたよ」
母親「ほんとですか!?良かったね」
💎「…」ポロポロ
先生「なのでそろそろ手術になります」
母親「詳しくお願いします」
先生「まず…」
先生「結果が出ました…血、繋がってないですね」
🍣「やっぱり……手術明日ですか?」
先生「一応その予定です」
🍣「じゃあ…手紙今日で書き終えますね」
先生「よろしくお願いします」
先生「ほんとにいいんですね?」
🍣「はい…お願いします」
先生「分かりました…それでは、またいつか」
🍣「…さようなら」
命なんて、人生なんて椅子取りゲームのようだ
だから俺の椅子を/命を水に譲るよ
バイバイ…この世界
バイバイ…大好きな君
先生「手術成功しました」
母親「良かった」 ポロポロ
🤪「ドナーに感謝せな」 ポロポロ
🐇「…」 ポロポロ
💎「…」パチッ
🐤「水!?」 ポロポロ
🤪「起きてくれてありがとう」 ポロポロ
🦁「…」 ポロポロ
先生「あの…お伝えしたいことがありまして」
母親「なんですか?」 ポロポロ
先生「まず…その心臓大事にしてください…その心臓をくれた方は死にたがっていて…生きたい人にあげますって作り笑いで言ってました」
🐇「ありがとうございます」 ポロポロ
先生「そして…その方は…水さんと血がつながっていない兄弟です」
🐤💎🐇🤪🦁「?」
母親「…そこまでしろとは言ってないのに」 ポロポロ
🤪「誰?」
母親「…桃よ…あの子にきつくあたったけど…死んでほしかったんじゃないのに」 ポロポロ
🐤「そんな…もう桃くんは居ないの?」 ポロポロ
先生「はい…ですが手紙ならあります」 ポロポロ
💎「…読んでいい?」 ポロポロ
母親「良いよ」 ポロポロ
『みんなへ
手術は成功しましたか?
水が生きているなら嬉しいです
俺は兄弟と比べて才能がなかった
だから愛されなかった
でもみんなは才能があるんだからそれぞれの場所で輝いてください
まずはお母さんへ
お母さんが俺に才能をもたせようとしてくれてたこととそれがお母さんなりの優しさだったことを俺は知ってます
だからきつくあたってしまったんだと思いました
でもお母さんの優しさに俺が耐えられなかった だからお母さんは悪くないです
そしてお母さんにそれを強要していたのはお父さんだってことも知っています
お体に気をつけて長生きしてください
黄へ
黄は周りに気が使えて頼りになる
そして運動がすごくできる
だから活躍して周りに好かれる
それが黄だけのスポットライトです
白へ
白のツッコミが好きです
面白くて笑わせてくれてありがとう
ちょうどいい低音と方言が俺を落ち着かせてくれました
いつか上達したラップを俺に見せてください
赤へ
赤の歌声には誰も勝てないんじゃないかと思います
また、ギターを弾いているときの赤はとても楽しそうに見えます
自分の好きなものを大切にしてください
水へ
水は生きているだけでいいです
水は、愛想が良く水が笑うと周りの人も笑うぐらい人気者だから長生きしてみんなを笑顔にする仏となってください
水の未来が明るく輝くことを俺は願っています どうか人生を全力で楽しんでください
最後に青へ
グローバルで天才な青はビジュがよくて紳士的でハイスペックだから好きな人と結婚して幸せになってください
青を怒らせてしまってごめんなさい
あのキーホルダーは俺の墓にでも入れておいてください
勉強を教えてくれてありがとう
その頭脳と体で大切な人を守ってください
そしてごめんなさい
俺は君のことが好きでした。
俺の本名は内藤桃です
血はつながってなくともみんなと「家族」として過ごした日々を俺は忘れません
地獄から見守っています
どうかお元気で
さようなら 内藤桃より』
🤪「こんな別れ方ないやろっ」ポロポロ
🐇「ツッコんでも笑ってくれる人がいないなら意味ないって」ポロポロ
🐤「桃くんに褒めてほしかったから歌もギターも頑張ったのに…」ポロポロ
🦁「周りが見えていたら今こうはなってないやろ」ポロポロ
💎「仏か…笑ってられるのは桃ちゃんが支えてくれたからなんだけどね…」ポロポロ
🤪「…っ…俺も…好きでした」ポロポロ
母親「なんでもわかっていたのねポロポロでも…一つわかってないことがあるわ… 貴方は無能じゃない、貴方は誰よりも優しい。だって優しさは笑顔のようには作れない…どこかでボロが出てしまうから」
「自分がつらい思いをしたのにその人達を助けたいと思うのは、幸せを願うのは普通はできない」ポロポロ
🐤「そうだよ…気づかなかっただけだよ」ポロポロ
🤪「運動と勉強は努力でどうにかなる」
🐇「失ってからはもう遅いみたいだね」ポロポロ
🦁「血が繋がってなくても俺達は家族だ」ポロポロ
💎「…こんなことになるなら生きてたくなかった」ポロポロ
🐇「だめや…桃ちゃんから託されたんやから」ポロポロ
🦁「桃が行くのは地獄やなくて天国や」ポロポロ
🤪「…桃ってどこですか?」
先生「手術室ですね」
🤪「会いに行ってもいいですか?」
先生「…特別ですよ」
青視点
🤪「…」
「久しぶり」なんて言う権利はないのだろう
でも…
🤪「置いていかんといてや」 ポロポロ
冷たくなった体、もう開かない目、もう聞けない声、わかりやすい君の表情すら見れない
頭の傷もリスカも俺のせいだろう
🤪「俺も…好きだったポロポロ 初恋だった…もう桃以外好きになれない」ポロポロ
なにも言わない君
🤪「ごめんな…愛してる」ポロポロ
チュッ
大好きな君にそっと口づけをした
HAPPYEND
先生「駄目です」
🍣「なんでですか?」
先生「だめなものはだめなんです」
🍣「でも…」
先生「駄目です」
🍣「…」
なんで?なんで医者が俺を止めるの?
先生「結果が出たらお伝えします」
🍣「あ…りがとうございます」
青視点
数日前
水が倒れて救急車で運ばれていった
一応報告しようと思って桃の部屋を訪ねた
🤪「おい、桃」
でも…誰もいなかった
🤪「部屋入るの初めてかも…」
机の上を見た
ごく普通に参考書と写真立てに入っている写真が置かれているだけ
一瞬そう思ったが、普通ではなかった
置かれている写真は俺達兄弟、もちろん桃も写っていてでも桃の部分は切り取られてたり黒く塗りつぶされてたり…
🤪「…はっ…?」
何も無いと思って開けた引き出しには赤く染まったカッターと包帯、空の瓶が2つと半分くらい薬が入った瓶が一つ入っていた
🤪「こんなん…おかしいやろっ、」
おかしいっ、なんで自分だけ消し自傷に至る?
違うっ違う!おかしいのは俺や
冷たくあたって助けることすらしようとしない
おかしい以外の何物でもない
気づかなければ良かった
君が好きだなんて…この恋が叶わないなんて
その思いさえ気づかなかったら桃に対して優しく接することができたはず
🤪「そんなん…ただの言い訳に過ぎない」
今この瞬間、心から君に謝りたいそう思った
でも居場所はわからないまま
悔しい気持ちを抱え病院へ駆けつける
💎「お兄ちゃん!」
🤪「大丈夫やった?」
💎「まぁまぁ…」
🤪「そっか…眠いなら寝といたほうがええんちゃう?」
💎「なんで分かるの?」
🤪「顔見れば分かるわww」
💎「そっか…おやすみ」
🤪「おやすみ」
小さな吐息が響き渡る
そんな中音楽が聞きたくてスマホをいじっていた俺の手はある曲を目にした瞬間硬直した
🤪「ノンブレス…オブリージュ?」
曲に驚いたわけではない
ただ…作曲者の名前が『ピンクダイスN』って言う人だった
🤪「まさか、な…」
嘘だと思って聞いた曲は明らかに桃が作った曲で桃の声で歌われていた
🤪「まじかよ…」
歌も暗い雰囲気をまとっていたし紹介文のとこ歌詞に似せたワードが入っているけどこれが本心なら、本当なら桃は…
🤪「死んでしまった…」
信じたくない…
ポロポロ
俺は彼のために泣く権利はあるのか?
水が眠いのは顔見てわかったのに、桃が辛いのは気付けなかった…いや、顔をしっかり見てなかった…
なんて考えとともに眠りに落ちる
少し寝てしまった
ポロポロ
🤪「は?」ポロポロ
なんで泣いて………夢、そうだ
桃がドナーになって手紙と俺達とキーホルダーを残して…
🤪「…帰るか」
家で状況を整理しよう
そう思って部屋を出た
💎「支え…てくれ、た…から…スゥ~スゥ~」ポロポロ
ロビーみたいなとこに着いた
その時目に止まったのは俺の好きな人だった
🍣「…」
ハイライトが消えた目
その瞬間迷子が桃の前に現れた
男の子「…ままどこ?ままぁ…」ポロポロ
🍣「…迷子?どうしたの?」ニコッ
座っていた桃はしゃがんで男の子の目線に合わせた
ハイライトをともし繕った笑顔で問う
男の子「ママがいないのぉ…」ポロポロ
🍣「…じゃあお兄ちゃんと遊ぼう!ママが来るまで」
男の子「ほんとぉ?やったーー」
生きていたのは良かったけど…楽しそうじゃない…
結局迷子の親は見つかった
桃は病室に帰らず人通りの少ない廊下で立ち止まる
🍣「ドナー…しようかな」
は?それって死ぬってことやん
🍣「あーあ…息が詰まる…」
絶対させへん
桃が先生に話す日
桃よりも早く先生に会いに行った
🤪「先生、桃がドナーになりたいって言ったら絶対に断ってください」
先生「なんでですか?」
🤪「桃は生きるべきです…俺等のせいで苦しんだのに俺等のせいで死ぬなんてさせない」
先生「…ドナーが見つからないと水くんは亡くなるかもしれないですよ?」
🤪「…っ、…それ、はそうですけど桃にだって生きる権利はある」
一瞬ためらった
でも生きてほしい
先生「…基本的には本人の意志を優先します」
そうだよな…
『あちらが立てば こちらが立たず 譲り 奪い 守り 行き違い』とはこのことか
ドナーなんてそう簡単に見つかるもんじゃない
桃がドナーになれば水が生き、桃が死ぬ
桃がドナーにならなかったら水が死に、桃が生きる
君はこうなることを知っていたのかな?
現在
桃視点
頭いてぇ
俺は部屋の移動をした
シンプルに移動しただけで理由があるわけじゃない
それはそうと
結局ドナーは見つかっていま手術中らしい
🍣「…良かった」
水が生きれるなら良かった
🍣「でも…俺、死にたかったのに」
リスカも治ってきちゃったしODできるほどの薬はない…
🍣「はぁ…だる」
カッターどこだっけ?……あった
ザクッポタポタ
🍣「…安心する」ポロ
「あ、れ…なんで泣いてんの?」ポロポロ
透明な涙がこぼれ落ちる
🍣「…っ…もう、やだ」ポロポロ
その瞬間、俺の好きな人がそこに立っていた
🤪「…っ!!何してるん!?カッター離せって…」
やばい、惨めな姿みられちゃった
🍣「…やめて…もう関わらないでよ!」ポロポロ
君への好きが溢れる前に、
俺が更に壊れる前に。
🍣「…っ、」
頭の痛みに襲われる
呼吸もままならないほど
心が/頭が痛くて
君が好きで
どうしようもない
🤪「自傷はアカン!」
🍣「あっ…返して!」
🤪「絶対返さない」
🍣「…じゃあいい…」タッタッタ
屋上どこだっけ?
右曲がって…
🤪「待って!」タッタッタ
「くっそ…こうなったら、もしもし…黄?」
ガチャ
🍣「はぁ…はぁ…」
迷子にならなくて良かった
やっぱり青は足が速い
追いつかれるんじゃないかとハラハラした
🤪「桃!」
早くフェンスを登ろう
追いつかれる前に
🍣「よいしょ」
🤪「なぁ…待ってや…」
🍣「もう…疲れたの!壊れたの!」ポロポロ
🤪「…っ…ごめん…俺のせいで」ポロポロ
🍣「…もう手遅れなの…」ポロポロ
俺の体は宙に舞い、落ちていった
君の声がかすかに聞こえる
🍣「やっと死ねる」
なんて安心していた束の間
🦁「桃!」ギュウ
🍣「は?なんで」
下に黄が待機していたらしくキャッチされていた
🦁「ごめん…ごめんな」ポロポロ
🍣「離してっ…いっ…」
痛い
居たくないっ…
🤪「桃!黄ナイス!」
来んのが速ぇんだよ
これが才能
🍣「俺より水の方に行ってよ!
命がかかっているんだから」
🤪「命がかかってんのは桃も同じやろ!?」
なんでそんな真剣な表情なんだよ
🍣「でも同じだとしても大切なのは水のほうだろ!生きるべきは水だ!水が起きたときに“家族みんな”揃ってるほうが良いだろ?」
🤪「そうだよ!“家族みんな”で迎えようや…桃!」
俺と君は、みんなは血が繋がってない…だから
🍣「俺は家族じゃない…俺は内藤桃だ!」
🤪「…ッッ!?」
🦁「…っっ!?」
二人が目を見開く
🍣「もういいでしょ…赤の他人なんだから」
🤪「…待っ、てや」ポロポロ
そんなに縋られると流石に俺の僅かな良心が痛む
🍣「…俺みたいな無能、無個性を引き止めたって意味ないよ」
🦁「…桃は無能ちゃうやろ」
🍣「は?運動、勉強、ギャップ、愛想、画力全部ないやつが無能じゃないわけ無いじゃん…」
🤪「性格だって才能だろ?桃は誰よりも優しい!」
🍣「…そんなわけな…」
🤪「ある!!桃は人の痛みを理解し寄り添ってくれる!!それは…才能だろ!」
🍣「違う!俺は自分の痛みすら分からない…人になんか寄り添えない…」
俺にはできない…できるはずがない
🦁「じゃあなんでさっき青が引き止めたとき待ったんや?」
🍣「そ、れは…縋るように見えたから流石にそれを振り払うことは…できなかった」
🤪「じゃあ優しいやん
俺なら足なんか止めず走り去ると思う」
なんだろう…泣きたい…笑いたい
俺は生きていて良いのかな?
でも…ここまで迷惑かけてるし、やっぱダメかな…
🍣「ねぇ…“お兄ちゃん”…た、すけて」ポロポロ
一瞬喉になにか突っかかるような感じがした
🤪「んふ…よく言ってくれたね」ナデナデ
🦁「えらいえらい」ナデナデ
久々に感じた体温はとても温かかった
🍣「んへへ…」ポロポロ
その後一人で病室に戻り…
🍣「この世界ってさ、案外息しやすいのかもね」
ノンブレスオブリージュを否定するかのようにつぶやく
一人なのは二人を水の方へ向かわせただけ
病室でいい子に待ってるって約束したから
腕の処置をしてないことなんかすっかり忘れて俺は眠りにつく
🍣「スゥ~スゥ~」
青視点
桃が水の心配をして水のとこに行ってと駄々をこねたので二人で向かっていく
🤪「黄、マジナイスタイミングだったw」
🦁「よく思いついたな、落ちても下で受け取ればいいって」
🤪「学年1位なんで」ドヤッ
そう、あの時俺は黄に連絡してた
〜回想〜
🤪「くっそ…こうなったら、もしもし…黄?」
🦁「どした?」
🤪「外出て待機してて」
🦁「ええけど…なんで?」
🤪「桃が飛び降りるかもしれない…そしたら受け止めて欲しい」
🦁「分かった…任しとき」
〜回想終了〜
🤪「マジとっさの判断だったけど成功して良かった」
🦁「よく分かったな…桃が飛び降りることも、この病院にいることも」
そりゃ好きだもん、桃のこと
🤪「気になるやん?」
🦁「何が?」
🤪「好きな人がなにしてるか、何を見ているか、何を感じたか、何が好きか、どんな表情をするか…その人の全てが気になってまうやん?」
🦁「好きな人おらんからよう分からんなw
まあ、好きなら大事にしな…その想いも人も」
🤪「うん…分かってる」
今回の件で痛いほど分かった
🦁「お、手術成功して、水おきたって」
🤪「良かった…って言ってももう少しで病室着くんやけどね」
ガラガラ
🤪🦁「水!」
💎「お兄ちゃん!」
🐇「どこ行っとったん?」
🤪「あ~…後で話す」
今は水やな…桃何してるんやろ
🦁「ちょっとずつ元気になろうな」
💎「うん」
🐤「元気になったら遊ぼ!」
💎「うん、何したい?」
🐤「えーっと…」
他愛もない会話をしてたその時
先生「この病院に不審者が侵入しました
気をつけてください」
🤪「不審者?なにか持ってますか?」
先生「刃物…おそらく包丁を持っています」
看護師「きゃあああ!」
🦁「どうしましたか?」
看護師「目の前を…包丁持った人が…」
🤪「どこ行きましたか?」
看護師「右に曲がっていきました…右には一部屋しかないのに」
一部屋…走ってくか
あれ?ここって7階…右にあるのは712室…そしているのは
🤪「桃!」
タッタッタ
曲がり角を曲がろうとした瞬間
???「ひぃっ…し、死んでるっ」
すげぇ間抜けな声がした((いや、失礼
声の主は不審者だった
てか死んでるって桃が!?
🦁「不審者は俺に任せて」
🤪「オッケー」
彼の安全を祈ってドアを開ける
ガチャッ
🤪「…?」
うつ伏せでベッドは血だらけ
しかし、違和感を感じる
🤪「…この血って…腕やない?」
🍣「んぅ…ぅぅ…スゥ~スゥ~」
🤪「腕の処置せず寝ただけやん(笑)」
そんなとこも可愛い
遅れて赤、水、白、お母さんが到着する
🤪「水、動いたらあかんやろ 」
💎「気になっちゃって…つい」
🐇「…桃ちゃん…色々聞きたいけど…」
🐤「なんでここに居るのか…腕は…なんでこうなったのか…なんでこんな血だらけなのか」
ここから桃視点
🍣「…うぇ……ん?え?どんな状況?」
起きたら血だらけで変な人と皆がいて…
理解が追いつかない
🦁「こっちが聞きたい」
🍣「いやいやいや、俺ただ寝てただけだよ!?」
🤪「腕の処置してへんやろ?」
🍣「うわぁ…ほんとだ」
ん?てか待ってお母さん達居るの忘れてた
💎🐇「桃ちゃん…」
🐤「桃くんっ…」
お母さん「桃、」
あ、やばい、どうしよう…とりま笑おう
🍣「あはは…はは…」
🤪「…っ…無理して笑うな!」
🍣「じゃあ…どうしろって言うんだよ!」
🐇「…泣けばいい」
🍣「は?」
🐇「泣きたいなら泣けばいい…笑いたくないなら、笑えないなら笑わなければ良い…」
そんな単純なことじゃ生きていけないんだよ
🐤「…家族の前だけでもありのままでいればいいってことでしょ」
🍣「…っっ…無理だっ」
ってかいつの間にか包帯巻かれてるんだけど!?流石ハイスペック…仕事が早い
💎「なんで無理なの?」
🍣「俺は…常になにかに怯えてる」
🤪「何に?具体的に(圧)」
いやいや、怖いですよ、青さーん
🦁「家にいるときは家族やろ?」
🍣「まあそう…学校では…やっぱなんでもない」
🤪「ん?(圧)もっかい言って(圧)」
圧ヤバいっ
🍣「…いじめ…られて」
🤪「へぇ~…」(笑)
怖い怖い怖い怖い、目…目が笑ってない!!
🐇「…俺達そんな怖い?」
🍣「あ…え…こ、わいけど…俺は知ってる! お母さんたちがやりたくてしてるんじゃないって」
お父さんの仕業だろう
お母さん「よく知ってるわね」
🍣「…見てればわか、ります」
🐤「なんで敬語?家族なんだし…」
🍣「…家族じゃない…俺は内藤桃だから」
お母さん「…そうよ…合ってるわ」
🐇「じゃあ…あの夢は本物だったの?」
🍣「夢?」
🐇「桃ちゃんがドナーになって死んで、手紙を残していった夢」
🐤「俺も見た!」
💎「僕も」
🤪「俺も見たな」
🦁「あれは悲しかった」
お母さん「私も見たわ」
🍣「いや、怖っ…どんな現象…」
皆が同じ夢を見るなんて現象聞いたことないんだけど!?
🍣「その夢で俺が内藤桃だって言ってたの?」
🤪「おん…あれは涙腺崩壊案件やった」
🍣「じゃあ多分俺がドナーになっていたときの未来か」ボソッ
なんて普通に話しているけど目は合わせられないまま
きっとこの先も状況が一切変わらないのだろう
その時
🐇「…居なくならんといてっ」ポロポロ
🐤「そうだよっ、勝手に居なくなっていいと思ってんの?」ポロポロ
💎「残された側のことも考えてよ!」ポロポロ
🍣「え?、、ん?、」
訳わかんねぇ
お母さん「きつくあたったけどもう辞めるわ
ごめんなさい…あなたの才能に気付けなくて」
🍣「才能なんてないんで気付けない、と思います…」
気づけるはずがないし
🤪「…っ💢」
🦁「おい待て待て💦落ち着け」
🤪「やから、俺言うたやん!優しさが才能やって!💢」
🍣「俺は納得してない!俺には優しさなんてない!」
🤪「優しすぎるんやって!
いい加減気づけよ!!こんの自己肯定感低くて優しくて嘘つきで可愛くて一人で抱え込みがちで頭が良くてお馬鹿な桃さん!💢」(早口)
バカにされ…ん?褒められてる?
🐤「一部おかしくない?w」
🐇「ちょっと一部矛盾しとるww」
💎「褒めるのかディスるのか…w」
🦁「どんだけ好きなんだよw」
お母さん「うちのこ…可愛い」
🍣「自己肯定感低くないし優しくないし嘘つきかは知らんけど可愛くないし一人で抱え込んでないし頭良くないしっ…」
頭が混乱してきた💦
🤪「次否定したらキスするよ?」
キスしてくれるの?なら…
🍣「…馬鹿じゃないし、///」
🤪「……なにこの可愛い生物……ほんとに人間?
まぁいいや…仰せのままに♡」
チュッ
🍣「んへへ…」
🤪「かわいいかわいいかわいいかわいい♡」
🐤「付き合ってる?」
🐇「多分付き合ってない」
💎「ヤバ」
🦁「はよ付き合えよ」
🐤「今日は二人きりにしてあげよう」
みんな、行っちゃうの?
🍣「うぇ、…待ってよ」
🐇「ちょっと無理かもw」
💎「後日ちゃんと話そうね」
🍣「行っちゃった…」
🤪「二人きりやね」
🍣「からかうなよ…」
俺の気も知らないくせに…
🤪「からかってへんよ…なぁ…マジで」
声が震えてる?
🍣「何か不安なの?」
🤪「え…なんで ?」
🍣「声、震えてるし目も涙ぐんでるから」
🤪「…怖くて、辛くて、謝りたくて、好きで、好きで仕方がないんだ」
🍣「なんで?」
🤪「夢のように桃を失うことが怖い、片思いが辛い、それで桃にひどくあたって頭に怪我させちゃって謝りたい」
🍣「恋愛うまくいってないの?
俺は別に気にしてないけど…」
手伝おうかな…
🤪「鈍感だなぁ…てか気にしてなかったらあの歌作らないでしょ?ノンブレス…なんだっけ?」
バレるとは思ってなかった…
🍣「何でばれてんの!?…まぁあれは…まぁまぁ」
🤪「なぁ…息が詰まるなら、
俺が呼吸させるから(?)(キス的な感じ)
…防空壕で一緒に呼吸しよ?」
🍣「うん?どういうこと?」
歌詞に似てる…
🤪「こういうこと」チュッ
🍣「!?///…likeじゃなくてLoveの方?」
🤪「そうやよ」
🍣「…俺が地雷原で立ち止まっても一緒に歩んでくれる?」
🤪「地獄の果てでも行くよ」
🍣「…ありがと、好きだよ」
無事、付き合うことができた
その後は家族と話し合って仲直り+お母さんは離婚した
お母さん「ごめんね…」ポロポロ
🍣「大丈夫だよ」
その時子供組3人が抱きついてきた
🍣「わっ…」
🤪「ちょ…俺の桃!!」
💎「ちぇっ…この独占欲バケモンが」
🦁「にしても、桃…細いな…ちゃんと食べるんやぞ」
🍣「分かってるよw」
🤪「俺の!!黄も口説こうとしないで!!」
必死すぎじゃない?w
俺は青一筋だっていうのに…
🐤「桃くん、食べられる側じゃない?w」
🐇「おっと、それは内緒w」
腐男子発言はお控えを
学校にて
モブ男「ひぇっ…」
🤪「俺の嫁に手出そうとしたん?」
廊下がやばい雰囲気になっちゃった…
🤪「俺、馬鹿だからさ、分かるように説明して」(笑)(圧)
モブ男「ごめんなさぁぁぁい」
🤪「無理、ヤダ」(即答)
🐇「ウケるwww」
🐤「どんまいww」
🍣「はぁ…ああなる前に止めといたほうが良かった…」
🦁「もう止まらないなww」
💎「お嫁さんも大変だねw」
数年後
🤪「ただいま〜」
🍣「ただいま!疲れた…」
🐇「おかえり」
💎「良かったね」
🐤「“婚姻届”出してきたでけで疲れてたら…
ねぇ…旦那さん?w」
🤪「俺が育てるから安心して!」
🐤「安心だ〜〜(?)」←腐男子
婚姻届
夫 妻
岩崎青 内藤桃
🍣「よろしくね!」
🤪「こちらこそ」
俺は血が繋がってないけど家族になれた
もう痛くない
ここに居たい
family END
何か…話分かりづらい…
しかもクソ長い
何文字だと思いますか?
このあとがき抜いて14661文字です!
ヤバー
疲れた…
今回の話はピノキオピーの「ノンブレス・オブリージュ」という曲を元に作成しました!
ぜひ聞いてみてください!そして歌ってください!
きっと、肺が死にます!
歌詞と照らし合わせて見るのもオススメです!
ハピエンで言っている夢は一応バドエンのことです!一応ハピエンでも水くんがそれらしいことを言っています!
表紙の絵は原曲のMVの一部を書き換えたもので、顔の中心から赤いやつがあると思うんですけど血です! あと、右目のハイライトを消して黒い涙を流してみました!(原曲にはないので補足)
こんなに長いのに見ていただきありがとうございました!
コメント
2件
やっぱハッピーエンドいいよね~✨️めっちゃ感動でした!!
すごい!!天才!!神!!