橙桃です。本人様とは関係ありません。
地雷だよって方、通報される方は見ないようにしてください。
夜の衝動書き
めちゃくちゃ短いです
橙side
橙「…………さっちゃん」
桃「……よっ」
深夜に突然鳴ったインターホン
覗いてみると見慣れた瑠璃色の目の君が立っていた。
俺が吃驚していると彼は頬を引き攣らせて
静かに微笑んだ。
真っ青な瑠璃色は今日はいつもより紅い気がする。
目尻に涙の跡がある彼はソファに座るな否や膝を抱えて丸まった。
橙「…………今日は月、見えへんなぁ」
少しでも君の笑顔が見たくて、いつも月なんて見ないのにそんな言葉を投げかける。
でも、やはり返事はない。
もう6年以上の付き合いだ。
彼のことは何でも知っている。
このような状態になったとき、彼がとって欲しい行動なんてお見通しだ。
桃「……」
橙「……」
そっと君の隣に座って読みかけの小説を開く。
いつも言ってくれた
俺の優しさは
上から被せてくる優しさじゃなくて
寄り添ってくれる優しさだって。
俺には寄り添う事しかできなくて最初はメンバーとして支えられているか不安だった。
俺ばっか支えられて、彼は誰にも言えない悩みを抱えてるんじゃないかって。
でも、彼は励ましの言葉を求めていた訳ではなかった。
だからこうやって静かに隣で寄り添う事が1番なんだ。
彼との時間はいつも早く感じるが
今日はとてもゆっくりに感じる。
どれくらい経っただろうか
蹲っていた彼は俺の肩に頭を乗せて
静かに寝息をたてていた。
きっと疲れていたのだろう。
俺の活動休止もあり、大人組が1人になってしまったことに少なからず不安はあると思う。
君は強そうに見せかけて本当は脆くて、繊細な子。
俺、知ってるよ。最後のライブの楽屋で莉犬ところんが声を上げて泣いていたとき、頭を撫でていた君はトイレに行くふりして声を殺して泣いていたこと。
みんなの前には立てなくても
俺はいつでも側にいてあげれるから。
家族なんやから。
だからいつでも頼って。
俺も君のことを頼るから。
そう願いを込めて白くて細い手を握ると
君は心做しか幸せそうに微笑んだ。
なんか、怒涛の短編ラッシュきそう…
・・・・・
いや、勉強しなくちゃ()
なのであと1つ投稿して終わります()
てか今日(昨日?)めざましテレビに推し出てたんすよぉぉぉほんの一瞬だけどぉぉぉ母上起こしてくれてありがとう!!!(大声)←深夜1時前
…なんの話?
コメント
7件
うっ…涙がポロポロと…… めちゃくちゃ胸がキュゥッて締め付けられる感じがした… てんさん、やっぱり語彙力も表現力も物語も神ですね(´;ω;`)
う う 好 き で す 😭✨️ 見 る 順 番 間 違 え た … ( )
最高