🎤❤️「な…んですか、これ….」
👨🏻⚕️「とりあえずこれ!飲んでください!!」
🎸💙「あ゛がっ…ごくっ….」
それを飲んで数分経つと苦しみが収まったのかぐったりしている。
👨🏻⚕️「..さっきの、🎹さんの病気について話したのは覚えていますか、?」
🎤❤️「いえ….混乱していて全く….
すみません….」
👨🏻⚕️「いえ…無理はないですよ。
大切な人が死んでしまったんですからね…
ではまず🎹さんの死因から説明しましょう。
それは…」
花締病からの窒息です。
🎤❤️「花…締病…?」
👨🏻⚕️「えぇ…花締病とは…
ある日、突然左胸にバラのようなアザができて、
それが全身にツタのように広がっていき、
体を締め付けるというモノです…。
ツタは悲しい、苦しい、寂しいなどの
負の感情を養分にして広がっていき、
症状が進行すると3ヶ月で窒息死する病気です…。
でも…🎹さんは1ヶ月で亡くなってしまいました…。」
🎤❤️「えっと..色々混乱していて…..少し理解が追いつかないのですが..なんで症状が出始めてから1ヶ月で亡くなったって知っているんですか、?」
👨🏻⚕️「それは…この🎹さんの治療していたのは、私だからですね。」
🎤❤️「そうですか…」
🎸💙「..治療法は無かったんですか?」
👨🏻⚕️「えぇもちろんありました。
治療方法は….好きな人、または大切な人に抱きしめて貰うことです…。」
🎤❤️「は….?」
なにそれ….ちょ〜簡単じゃん….。
💛ちゃんが大切な人は…大分上の身分の人だったのかな、?
俺たちじゃ…なかったのかぁ…、笑
🎸💙「なんで…なんで💛ちゃんを助けられなかったんだっ!!!」
突然担当医の胸ぐらをつかみ出す。
🎤❤️「🎸っ…!!や゛め゛ろ゛っ゛で!!」
俺は必死に…泣きながら🎸を押さえつける。
…わかるよ、
受け入れたくないよね….。
やだよ。
俺もやだ…。
でも担当医さんに当たっても仕方ないじゃん。
お医者さんは…とても苦しそうな顔をしていた。
🎸はその表情を見ると、
顔を顰め、膝から崩れ落ちた。
🎸💙「なんで…なんで💛ちゃんは死んだんだよぉっ…」
👨🏻⚕️「…🎹さんね、いつも病院に来るとお二人の話していましたよ、笑」
🎤❤️「..へ、?」
👨🏻⚕️「お二人の凄いところ…とか、
今日どんな事やったか、とか
2人がどれだけ大切で…傷つけたくないとか。
お二人の事をはなす🎹さんの顔は…
誰よりも美しかったです。」
🎤❤️「…は?それって….」
👨🏻⚕️「えぇ、抱きしめられたい存在は…お2人だったようです。」
は?
じゃあ….
なんで相談してくれなかったの?
俺💛ちゃんと🎸が1番大事だよ?
そんなの…助けられたじゃん。
でも、前1回俺ハグしたよな、?
👨🏻⚕️「….前、1度..この病気にかかってから🎤さんにハグされたとお伺いしました。
その時に…治らなかったと、
泣きながら話に来てくれました。
🎤さんは俺の事を大事に思ってくれてなかったんだと、
やっぱり俺は必要じゃ無かったんだと。」
は、?
なんだよ…それ。
俺、ちゃんと💛ちゃんが1番大事だよ?
🎤❤️「そんなはず..ないです!
俺は💛ちゃんと🎸が1番大事ですし大好きですっ!!
違いますからっ!!!」
👨🏻⚕️「落ち着いてください。
私もちゃんと訂正しておきました。
2人の大切な人が居るのなら
同時に..ハグしてもらわないとだめだと。」
🎸💙「なんでだよ…💛ちゃん…言えよ..。」
👨🏻⚕️「…これは、今から言う事は実際に🎹さんが言っていたことです。
『二人は両思いだから。恋愛的にね。
自分がいたら邪魔になるだけ。
そんな僕は死んだ方がいいの。
だからお医者さん、止めないで。 逝かせて。死にたいの。』」
🎤❤️「はい、?両思い、?」
👨🏻⚕️「えぇ、前言ってたのはインスタライブの方でファンからの付き合っているんですか?という問いかけに対してお2人が否定しなかったこと。
そしてX(旧T〇itter)での❤️💙付き合っている説というので嫌がっていなかったこと。
そしてそういう話からファンが自分のことは邪魔だとしか思っていない事を明かしてくれました。」
🎸💙「ちが…!!あれはネタで…!!!」
👨🏻⚕️「もちろん私も弁解しました。
きっと誤解だと。みんなは🎹さんのことを思っている、と。
…でも、他人からの言葉では..🎹さんの決意は変わりませんでした。
この病気を話した方が良いといっても
『自分のことは要らないと思われてるからいい。
自分が居なくなればみんな幸せ。だからなにも言わないで。』と言われてしまいました。」
🎤❤️「え…じゃあ..なんですか、?
💛ちゃんは..勘違いで死んだってことですか?」
🎸💙「んだよ…それ…」
無駄死にじゃん
は、?
🎸なんてこといって…!!
👨🏻⚕️「…そんなこと言わないであげてください。
🎹さんは..とてもとても心優しい方でした。
これも..こうなったのも🎹さんの優しさです。皆さんが求めているものとは全く別になってしまいましたが…
これも🎹さんなりの優しさなんです、
だからそんなこと、言わないであげてください。」
🎸💙「わかってるよ….そんなのメンバーが1番わかってる…けど、なんで…。相談しろよぉ…」
💛ちゃんは全部一人で抱え込んじゃう。
そんなことわかってた。
どれだけ一緒にいると思ってんの。
だから…だから俺たちから異変に気づいたら言ってあげなければいけなかったんだ…。
俺は異変に気づいてあげてた。
なのに対処を先延ばしにし続けた。
今更後悔しても遅い。
…俺の、せいだ。
👨🏻⚕️「…私ね、🎹さんと1ヶ月間しかお話してないですけど…本当に性格が良い方なんですね。
テレビに出られている様子とか、Jam Landの様子とか見ていても感じますが…
とても…素敵な方です。」
この人…ファンクラブ入ってくれてるんだ。
👨🏻⚕️「私ね、🎹さんが今日…ライブに行く前に点滴を打ちにきたんですよ。」
🎸💙「点滴…?」
👨🏻⚕️「えぇ、🎹さん食べ物胃の中に入れても花締病が胃まで侵食してしまい、食べても胃が閉まって全部戻しちゃうんです。
だから定期的に栄養補給のために点滴打ちに来てましたよ。」
こ、この前…焼き鳥行った時…あれ、無理して食べてたってこと、?
💛ちゃんに辛い思いさせてたってこと、?
👨🏻⚕️「点滴打ちに来た時にね、お手紙くれたんです。
簡潔に話すと…
『お医者さん、今まで僕の治療をしてくれてありがとうございました。
この1ヶ月間、めちゃくちゃ苦しかったし、辛かったけど
お医者さんのお陰であんまり寂しくなかった!!笑
僕はもう死んでると思うけどこれからも色んな人を治療して助けてあげてね!!
🎹💛より。』
まだまだ文章は沢山ありますが…本当に優しい方です。 」
🎤❤️「🎸の…🎸の花締病は治らないんですか?」
👨🏻⚕️「…🎸さんの大事な方は誰ですか、?」
🎸💙「❤️と…💛ちゃんです….」
👨🏻⚕️「っ…」
医師は顔をしかめる。
👨🏻⚕️「..1度、🎤さんと🎸さんハグしてもらっても、?」
俺は精一杯抱きしめた。
..だが、現実はそう甘くなかった。
👨🏻⚕️「..治りませんね….。
残念ですが…大切な人が死んでしまっている以上どうにも…. 」
俺は
大切な人を一気に2人も奪われた。
この病気のせいで。
🎸💙「そうですか…。」
🎤❤️「やだ…やだよ….。死なないで…だめだよ….。」
🎸💙「….」
🎤❤️「ねぇ!!なんとかい゛っ゛でよ゛っ゛!!」
みんな…苦しそうな顔。
🎸も医者もマネージャーも….。
どうしたらいいの、?
俺は…俺は……
どうしたら良かったの、?
コメント
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や ば い ガ チ め に 泣 い た 🥲