描きたくなったので 書きました .ᐟ ()
赫視点
目の前が真っ暗になる 何をしていたか
何処にいたかも 分からない
そんな時 目の前が明るくなる
うるさいが とても穏やかとも言える話し声が耳を刺す
曖昧な意識の中で 重い瞼を開ける
桃: あれ、? おきた?
赫: っ、 !!
一気に今までの記憶が蘇る
俺は戦っていたんだ 俺の親を殺した相手と。
数年前
奇妙な夜だった 普段はうるさいほどに響き渡る 虫の声 風の音が ぴたりとやんでいた
妙に静かで寝着くことが出来ず ただ布団に潜っていた
無音の世界から足音が響く
その時 家の窓が割れる音と共に 意識を手放した
”気づいた時には目の前で親は死んでいた”
許さない 許さない許さない
憎しみと虚しさが湧いてくる
きっと俺は頭を打ったのだろう
意識がまた朦朧としてくる
薄れゆく視界の中 5人組の男の影だけを目が捉えた
その男こそ 今目の前にいる奴等だ
赫: しね ッ ゛゛
腰に巻いて用意していた毒針を 相手目掛けて投げる 急所にさえ当たれば小さな針でも危ないだろう
桃: うお ッ゛!?
軽々しく避けられる
でもまだまだ 針はある。 1本でも刺されば毒が回るだろう
針を取ろうとした時 後ろから手を掴まれる
蒼: こら、乱暴したらあかんやろ? ごめんなさいは?
赫: は、、、?
生まれて初めて 人に怒られて 変な気持ちに
なる
なんだかもやもや して たまらないので 青髪に針を刺そうとする
蒼: こら、 あかんやろ (持 上
赫: っ゛、!?
両手を 掴まれ そのまま 持ち上げられた
きっとここで殺される せめて1人でも仇を打ちたかったな、、
蒼: 反省 しろ ちび (膝 乗
赫: は、?、
蒼: (尻 叩
赫: っ゛!?
殺されると思ったが 何を血迷ったかお尻を叩いてきた
痛いよりも屈辱的。感じたことも無い恥ずかしさで感情が溢れる
蒼: あら、泣いてもうた、笑
赫:っ、 ふ、っ、ん゛ッ 、、(泣
桃: ちょ笑 敵がおしり叩かれて泣いてんの可愛い 笑笑
赫: 黙れ ッッ゛、、 (泣
蒼: こら、黙れとか言わない (尻 叩
赫: ぅ、、ぅッ、ぁぁっ、 (泣
桃: まろ、手加減したげて笑
蒼: そもそも なんで 俺らを狙ってるん?
赫: ッ 返せよっ、゛ かえせッ 、、(泣
桃: ぇ、と、 俺らなんか盗んだ、?
赫: 目の前で 殺しただろ ッ、俺の親ッッ゛
桃:…… あ〜、、 きみか、、、
赫: なんで ッ、゛りうらから 奪ったの、( 泣
桃: ごめんね、、彼奴 君の 親じゃないんだ
赫: は?、
桃: 彼奴はただの売買人 良さそうな子供を攫って 売る 屑だよ
赫: っ、
言葉が詰まる 唯一記憶に残ってる 家族が
売買人だったなんて。
桃: なにも伝えず 殺してごめん 。
赫:っ、゛ぁ、 (泣
桃: 今のうちに いっぱい泣きな 笑
赫: 俺、今までも これからも ずっと 独りなの、ッ、?(泣
桃: 馬鹿、笑俺らが責任取って 死ぬまで一緒にいてやるよ 笑
赫: っ、、……ありがと、、笑
𝑒𝑛𝑑
すらんぷちぬ🙄🙄