「 恋 を して 、 愛 を 注いで 、 」
もとぱ
最近ここ更新してなくて焦りました。書きます。
若井side
今日の授業が全て終わり、HRをして元貴を迎えに行く。
1年4組の先生は授業が長いで噂されており、案の定授業がまだ終わっていなかった。元貴は退屈そうに話を聞いていて、優等生味があったからギャップだな、可愛い…
元貴がこちらに気づいて、小さく手を振ってくる。
「 ふ 、笑 」
手を振り返すと、満面の笑みで授業に戻った。
元貴のクラスもHRが終わり、カバンを持ち急いでこちらに駆け寄ってくる。
「 若井先輩 っ 、待たせちゃいましたよね、ごめんなさい …っ !! 」
「 大丈夫だよ 、笑 てか元貴って頭いいの ? 」
「 ぁ ~ … 一応中学3年のテストほとんど学年1位でしたね 、
でも授業真面目に聞いてないんですよね~笑 」
「 学年1位 !? すっご … 」
「 そんな そんな 、笑 」
控えみに口を手で隠して笑う元貴はおしとやかすぎる。女の子みたい…
でも体格はちょっとがっちりしてるのがギャップ。それに筋肉もある程度ついてる。まぁ他のやつよりちょっと痩せてるのは変わりないけど。
「 若井先輩は…?」
「 ん ~ … 俺はスポーツ全振りかな、?笑
平均より上らへん… ? 」
「 スポーツ … !!部活はサッカーでしたよね !! 」
「 んは 、 そうそう 、笑 」
キラキラと目を輝かせて此方を見てくる元貴に笑いが零れる。かわいいな。
俺の話になると毎回楽しそうに聞いてくれる元貴は人柄がいいと言うか…
元貴と話しながら歩いていると、いつの間にかクレープ屋についていた。
元貴はバナナが乗っているクレープ。俺はいちごのクレープ。
「 バナナクレープといちごクレープくださ~いっ 、 」
「 はーい 、550円ね~ 、 」
元貴は人見知りなようで、店員さんと話すのも緊張するようだったから俺が注文することにした。
そんなとこも可愛いよ、なんて格好よく言えたらな。
「 はい、バナナといちごね ~ 、
零れないように気をつけて~ っ 」
「 ありがとうございます 、 ! 」
「 ぃ、いただきます … っ 、! 」
緊張しながら店員さんにいただきます、と硬い笑顔で微笑む元貴。
店員さんに笑われて頭の上にハテナが浮かんでいる元貴が愛おしい。
クレープを持って、近くにあったベンチへ座った。
「 ん ~ っ 、おいひぃれすっ 、!! 」
俺の隣に肩をピッタリ寄せると、早くもクレープにかじりつき、にこにこ幸せそうに笑う元貴。
「 おいしいね 、笑 」
「 んむ、っ … はぃ、っ !! 」
クレープを食べ終わって、帰り道を一緒に通る。
「 ご馳走様でした … !! あ、あのっ 、若井先輩が奢ってくれましたけど…いいんですか…? 」
「 んはっ 、あんくらい余裕だわ、笑 」
わしゃわしゃと頭を撫でてやると、元貴の幸せそうに笑う声と、シャッター音が聞こえた_
大森side
「 授業なが … はぁ … 」
先生にバレないように小さくため息をこぼす。今日は若井先輩とクレープを食べに行って、一緒に帰るというのに…
この先生は授業が長い。キリがいい所まで、と言うが無駄話をするからこうなるのに…
チャイムがなったのは8分程前。若井先輩が来ちゃうじゃん…
噂をしたらと言う言葉があるように、若井先輩が廊下にいるのが見えた。
「 わ … っ 」
手を振ってみると、笑って振り返してくれた。
格好いいな …
なんだかやる気が湧いてきたから、先生の授業を聞こうと思う。別に聞かなくても成績いいけどね、
HRが終わると、鞄を急いでとって若井先輩がいる廊下へ走って向かう。
「 大丈夫だよ 、笑 てか元貴って頭いいの ? 」
「 ぁ ~ … 一応中学3年のテストほとんど学年1位でしたね 、
でも授業真面目に聞いてないんですよね~笑 」
「 学年1位 !? すっご … 」
「 そんな そんな 、笑 」
褒められたのが嬉しくて、笑みがこぼれる。
が、若井先輩がこんなことを聞いてきたのは僕の授業態度が問題だろう。
頬杖をついてノートなんて取っていない僕は、そりゃ成績が悪いように見えるんだろう。
まぁ、僕が聞かないのは先生の授業が分かりづらいだけだけど、笑
「 若井先輩は…?」
「 ん ~ … 俺はスポーツ全振りかな、?笑
平均より上らへん… ? 」
「 スポーツ … !!部活サッカーでしたもんね !! 」
「 んは 、 そうそう 、笑 」
若井先輩の話が大好き。話上手ってところでもあるが、若井先輩のことが知れるから、というのが一番の理由。
若井先輩と一緒に話していたら、あっという間にクレープ屋さんへ着いた。
「 バナナクレープといちごクレープくださ~いっ 、 」
「 はーい 、550円ね~ 、 」
僕が人見知りだから、店員さんに注文できないことを知った若井先輩が店員さんへ注文してくれた。
こういう所もモテるんだろうな。優しい…
若井先輩いちごなんだ、可愛いとこもあること知っちゃったら、もっと好きになっちゃうじゃんか…!!
「 はい、バナナといちごね ~ 、
零れないように気をつけて~ っ 」
「 ありがとうございます 、 ! 」
「 ぃ、いただきます … っ 、! 」
緊張しているが、作ってくれた人には必ずいただきますというのが僕の中のルール。
絶対に引きつっている笑顔だが、笑ってみせると店員さんに、若井先輩までにも笑われた。
クレープをもって近くのベンチに座った若井先輩を追っかけて、肩がぴったりつくほどの近距離で座ってみる。
自分からしたのに、なんか恥ずかしいな、笑
「 ん ~ っ 、おいひぃれすっ 、!! 」
「 おいしいね 、笑 」
「 んむ、っ … はぃ、っ !! 」
クレープを食べ終わって、帰り道を一緒に通る。若井先輩は横顔までも格好いい…
「 ご馳走様でした … !! あ、あのっ 、若井先輩が奢ってくれましたけど…いいんですか…? 」
「 んはっ 、あんくらい余裕だわ、笑 」
頭をわしゃわしゃ撫でられ、幸せをかみ締めていると、後ろから、何故かシャッター音が聞こえた _
#4.「 シャッター音 」
さてさてさて、シャッター音ってなんだろーね。((
ほのぼのしすぎてたからシリアス入れたくて…笑
それでは~!
コメント
2件
シャッター音…もしやっ!!(( 大森さん若井さんのこと大好きじゃん…!! ほんとかわいぃ~…