※医療知識0です!!一応調べて用語とかを入れているので間違った言葉などがあるかもしれませんのでどうか暖かい目でお願いします🙏
本人様は一切関係ありません
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ヘリの中・・・
「状況を教えて頂けますか?」
「はい、𓏸𓏸さん60代男性で同級生の友人5人で登山中に雨が降ってきたとのことで𓏸𓏸さんだけ道をはずれ落ちてしまったとの事です。その後戻ろうと山を登ったら足を滑らせ足を岩にぶつけてしまったようです」
「道をはずれたとはどういう…?」
「どうも山の端にガードレールなどがなく地面から20cmぐらいの高さのロープが引いてあっただけで歩いた表紙に滑りロープに足を引っ掛けたと」
「では、滑って落ちたのはロープに引っ掛けて落ち、その後に足を滑らし落ちた計2回ということですね?」
「はい、そうです」
「分かりました、ありがとうございます。」
山の事故か…
そう珍しい事故では無い
登山中で事故の原因となるものは雨や雷といった天候の乱れや野生の動物被害、思わぬ事故などそれぞれだ。よくあるのは転落や天候の乱れによる事故が多い。
正直ドクターヘリで山に行きたくないのが本音で、安全な着地点もないし見つけるのも時間がかかる。助けられなかったときの遺族からの声、
わかってる。医者は患者を助けて当たり前
間違って無い、間違っては無いけど…
そんなことを頭でめぐらせていたらヘリのパイロットから内線が入った。
「先生、ここは一体が山のため着陸できるところが近くにありません!」
「え、」
「患者さんがいる場所は把握しているのですが…」
「どこまで降りられますか?」
「そうですね、木のてっぺん付近までは降りられますがそれ以上は危険です」
「わかりました。木も思ったより長くないのでロープで降ります!伊織先生も行けますか?」
「ええ、任せてください。大丈夫です」
伊織とは男性看護師だ。
少し顔をわくわくさせたようにロープを掴む。なんでそんな顔できるんだよ… ロープで降りれる高さだからって十分高いじゃん…
そう、俺は高所恐怖症とまでは行かないが高いところは好きではない。落ちる心配がなければいいけどロープなんで危ないじゃん…
そう思いながらロープを握って目をつぶった
地面に足をつければ先に降りた伊織先生が山の中へ入っていった。俺は周りを見渡しながら着いて探す。
「莉犬先生!いました!」
「大丈夫ですか?」
伊織は患者さんの肩を軽く叩きながらバイタル確認した。
「血圧120/80、脈拍75、呼吸状態異常ありません」
「標準か…、意識はないんだよね?」
「おそらく気絶かと、」
「了解、正常なら問題ない。とりあえず足固定してもしかすると骨盤もやっちゃってるかもしれないから気をつけて運ぶよ」
「はい」
りいぬはテキパキと看護師と伊織に指示を出した。りいぬは所持物の回収、状況を病院の方に伝えた。
*
「こちらドクターヘリ、患者さんの状況を…」
『…?』
『りいぬ先生?』
「…ッすいません、60代男性山から2回ほど転落し右足と骨盤を骨折しています。血圧120/80、脈拍75、呼吸状態異常ありません」
『了解、到着後の処置準備をしておきます』
「お願いします」
さっきのはなんだったんだろう…
目眩が…
コメント
2件
わかさん毎度ありがとうございます!!🙏☺️ 知識0の主頑張ります💪w
めっちゃおもしろかったです!!ほんとに最高でした!笑