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7 - 初デートは雨の中で

♥

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2025年11月23日

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番外編「初デートは雨の中で」
日曜日。

りんとみなとは、初めてのデートの日を迎えていた。


りんは集合時間の30分前に到着。

全力すぎる。


りん「待つのも幸せ!!」


颯(近くのベンチに座りながら)

「ストーカーか?」


なお(横に座りながら)

「ファンかもしれないね」




やがてみなとが来る。


みなと「……早かったね」


りん「7時に起きて準備して、7分で終わった!」


みなと「早すぎ」




しかしその直後。


ぽつ…ぽつ…。


みなと「あ、雨降ってきた」


りん「大丈夫!私の気持ちは晴れてるから!!」


颯「天気は関係ねぇ」


なお「台風でも言うんだろうね」




しかたなく商店街の屋根の下へ避難。


りんは走って、近くの自販機で買ってきた。


いちごミルク。2本。


みなと「それ、好きなの?」


りん「私の好きは、みなとくんと半分こ!」


みなと「……なるほど」


りん「ほらっ!どっちが甘いか勝負しよ!」


みなと「勝負…?」


飲んで笑うりん。


そんな姿を見て、


みなとはゆっくり、言葉を落とす。


みなと「俺ね、全力な人って…好きなんだと思う」


りん「えっ」


みなと「りんに会って、気づいた」


りんの顔が真っ赤になる。


その瞬間――


颯「おおーー!!告白シーン!!」


なお「帰れ」


りん「みなとくんっ!!またデートしようね!!次は晴れだといいな!」


みなと「うん。晴れるといいね」


りん「私の気持ちは毎日晴れ!!MAX青空!!」


みなと「うるさいよ笑」


雨は止まなかったけれど、


二人の心はずっと晴れていた。

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