テラーノベル
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「…………今から、会議を始めます」
私ーーべるはひとまずドレスから着替えて、そう告げた。
……………………皆様……っ。
私、今……!
最ッッッ高に決まってませんでしたか!?
かっこよかったよね!?
と、思っていると、あふぇさんから拳がとんで来た。
ドカッ
「痛っ!?な、何!?あふぇさんっ!!」
私は、殴られた頭を撫でながら言った。
「……………べるさんが全然人の話を聞かないからでしょーが」
あふぇさんは僕は何もしてませんよ風に装ってそう言った。
「……は、話ぐらい聞いてたもんっ!!!」
私はこのままじゃ負けた気がしてあふぇさんに向かって叫んだ。
「…………ふ~ん?じゃあ、なんて言ってたか分かる?」
あふぇさんが試すように言った。
……………それぐらい分からないと思った?
分からないのにそんな事言ったわけないじゃんっ?
ふふん。きっと答えは……!!
「瑠璃ちゃんの可愛さの秘訣だっ!!!!!」
私は自信満々に答えた。
すると、瑠璃ちゃんがすっと真顔になり、あふぇさんが「それは聞きたい!!」と身を乗り出した。
「……………みんな?そろそろ始めないのだ?」
そしてただ一人、おどろくさんが真面目だった。
ーー
「えーと、作戦会議……だったけ?」
「そうですっ。紅猫師についてとかの話し合いもそうですが、あいつの倒し方なども考えなくちゃいけないですからっ!」
私の質問に詳しく瑠璃ちゃんが答えてくれた。
「……えっと、それでさ、紅猫師って詳しく言ったらどんな奴なの?」
未だに紅猫師って何なのか分からないままだし………っ。
幽霊をただただ祓うだけの仕事、とは思えないんだよねぇ……っ。
あと、それに何でこんなに幽霊が出てくるとか……分からないわけだし?
もうちょっとヒントが欲しいと思ってたんだよねっ!!
「……………紅猫師は………幽霊を払うだけ…デスヨ?」
瑠璃ちゃんがすこーし目を逸らしながら答えた。
「……?じゃあ、幽霊は何でこんなに出てくるの?」
「え、えっと……………それは、生霊が多いんじゃないですかね〜。…アハハっ」
またまた瑠璃ちゃんが目を逸らしながら言った。
……………なんか、嘘くさいな。
「あふぇさんっ!紅猫師の秘密とかあるんじゃないの!?」
あるとかないとかは知らんけど!!
瑠璃ちゃんがこんなに目を逸らしてくる理由があると思うんだよっ。(これでなかったら私の目を見たくないだけなの悲しい)
あふぇさんはこういう時、多分本当の事を言ってくれると思うんだよね!!!
「紅猫師の秘密………。聞かない方が、良いと思うよ?」
あふぇさんが苦笑いでそう言った。
そう、あふぇさんが言った時、
「お、お兄ちゃん!!!???」
瑠璃ちゃんがびっくりしたように叫んだ。
…ふ〜ん…………秘密があるって事か。
じゃあ、…それなら………!!
「教えてほしいなっ!!!!可愛い可愛い瑠璃ちゃんと、黒熊…ゴホンゴホン顔はカッコいいあふぇさん!!!教えて欲しいな〜って!!」
聞くのが私だよっ!!!
「……………お兄ちゃんのバカ…。そんな事言ったらべるさんはもっと聞きたい!ってなるタイプじゃないですか…」
瑠璃ちゃんは諦めたような顔をしながら、口を開いた。
あっ!教えてくれるんだ!やったぁっ!
………………けど……
言うと瑠璃ちゃんも分かりやすかったけどね??
ーー
「…………この話を聞いても……暗い顔はしないでよ?」
あふぇは言いたくなさそうに口を開くのだった。
ーー
ななっし〜「次回!!べるさん死す!!お楽しみに〜!」
べる「はっ!?何で私が死ななきゃいけないわけ!?ななっし〜!?」
ななっし〜「いや〜何か不穏な終わり方だったからさ〜」
べる「貴方達の不穏な電話の話ぐらい不穏だったかも……確かに……!!」
ななっし〜「……あれさ、普通にゴニョゴニョ」
べる「あっ、これに尺を使いすぎて喋れなくなっとる……」
次回 べるさん死す!?(嘘)
コメント
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生きてね…