テラーノベル
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fu「 」
rm『』
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fu視点
朝、とても憂鬱な気分になりながらも教室のドアを開ける。
ばしゃーーーんッ
(ああ、今日もか。)
髪から滴る水を見つめながら心のなかでそう呟く。
『あっははッ!ごめーーん笑』
『今日も手が滑っちゃってぇ!笑』
そう言いニヤニヤ笑いながら、
こちらを覗いているレッドダイヤモンド色とサファイヤ色のオッドアイの瞳。
その瞳の持ち主はrm。
俺をいじめている男だ。
「…大丈夫だよ。」
「水、掃除しておくね。」
造り笑顔をしながらいつもと同じ事を言う
いつまでこのいじめはつづくのだろうか。
rm視点
その濁ったパライバトルマリン色の瞳。
たまらない…♡
俺にだけ見せるその憎悪で濁った表情と瞳。好きで好きでたまらないのだ。
だからいつもこうやってfuをいじめて楽しんでいる。
最近、というか前から、 fuを見るだけでほんとうにむらむらがとまらない。
ペアワークでオドオドしている時の顔。
俺に放課後呼び出され、少し青ざめた時の顔。
殴られて泣いてしまった時の顔。
そんなfuを”ヨゴシテ”しまいたいと思った。
流石に可哀想なのでずっと心の奥底にしまっておいたが、もう我慢できない。
俺は優しい口調でfuに
『放課後来て。』
と声をかけた。
fu視点
『放課後来て。』
暗い口調でrmに声をかけられる。
ああ、今日は殴られるのか。
昨日はなかったのになー。
震える手を抑えながら
「うん、わかったよ。」
と造り笑顔を見せる。
お願い。誰かたすけてよ。
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