ある日、皆でいつも通り楽しく会話をしていると、Astroがとある小瓶を見つけ興味津々に小瓶を手に取った。
「これは……サイダー…?」
Astroは皆に聞く。
「ねえ、これ飲んでみてもいいかな?」
皆それぞれ承諾する。
「いいよ!」
「飲むのは構わないよ。」
「OK!!」
Astroは軽く微笑み瓶を傾ける。
「じゃあ、貰うね…」
折角だからと、AstroはDyleにも小瓶の中の飲み物を注いだコップ差し出す。
「折角だしよかったら…」
Dyleは少し戸惑いつつも口をつけた。
しばらくして、皆が会話に夢中になっていると、突然後ろからガタリと大きな音がした。
皆が振り向くと、そこには……
ヘロヘロに酔い潰れたAstroとDyleの姿が!
Astroは何も無い空間に向かって、笑いを抑えきれずに転げまわる。
「…ッフ…フフフフ…ハハ、アハハハ…!」
Dyleは必死に呂律の回らない口で何かを説明しようとする
「…これは…味…美味しい…いや…まずい…」
それを見た皆は大混乱。
sproutが素早く小瓶を手に取り、よく見てみると、
「これ、お酒じゃない?!」
「えっ、じゃあAstroとDyleはお酒を飲んじゃったってこと?!」
shellyが目を丸くしながら述べる。
「…こんな2人は初めて見たかもしれない」
とveeが面白そうに呟いた。
「ッハハ…Dyle、Dyleみて、ヒィ…ただの壁!!アハハハハ!!」
「あれは…青、青色です……ん?黄色?………紫?」
もう何を話しているかも分からない2人を見て皆は一頻り笑った後Astroは笑い疲れ、Dyleは段々とうとうとし始め、とうとう2人は眠りについてしまった。
「はあ…二人の会話、傑作だったよ!」
涙を拭きながらDandyが面白そうに述べた。
「録画しとけば良かったね…」
とshellyが話した時だった。
「おっと?録画ならワタシがしているけど?」
と述べたveeは顔の画面をパッと切り替え、とある映像に。
そこには先程のAstroとDyleの様子が。
「流石vee!!ねえ、もし良かったらその映像、僕にくれない?!」
「…しょうがない。今回だけは許可します。」
とveeとDandyが会話している間もAstroと
Dyleはすやすやと深い眠りに入っているままだった。
やがて目を覚ました2人。
「…えっと、なんで僕はここに……?」
「いつの間にか寝ていたのでしょうか… 」
2人とも酔っ払っている最中の記憶が無いようだ。そこにDandyがやってくる。
「お!昨日の主役の2人だ!よく寝れた?」
とDandyがニヤ、と笑いながら2人に問いかける。
「多分いっぱい寝た。でもなんだか…頭が痛い。」
「私も同じです。」
そこでDandyはふっと笑い、自身のパソコンを開き、ひとつのファイルをクリックした。
「覚えていないなら実際に見てもらおうかな、君達の面白い姿を!」
そうして映し出されたのは、ハチャメチャに酔っ払っている2人だ。
『アハハ、ハハ、見て、ヒィ、Pebbleだ!アハハハハハハ!! 』
『あ…あれは……石…硬い…便利です、トテモ……、』
2人とも意味のわからない言葉を発している。
「これ、は……??」
2人は動揺した声を上げた。
「2人の前の様子でーす!ね、面白いでしょ?」
「…削除してください。ついでに記憶からも。」
Dyleがそう頼むが、
「折角の面白いシーンだしお断りするね!!」
こうして2人は同時に頭を抱えるのであった。
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