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K-Takasaka
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#スクラッチャーズ
#K-T
K-Takasaka
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K-Takasaka
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柔術の訓練は、カキにとって屈辱の連続だった。
K-Tはカキを投げ、カキは受け身を取り、立ち上がる。そしてまた投げられる。
「待ってくれ! 俺は弟子なのに、ずっと負けてる!」
「練習だからだ」
「練習でも一回くらい勝たせてくれてもいいだろ!」
「勝たせる意味がない」
「厳しい!」
メバルが救急箱を持って近づく。
「でも、最初よりは上手になってるよ。手をつかなくなったし、頭も守れてる」
「本当か?」
「うん。最初は転ぶたびに、床へ手を突いてたから」
マサカゲが記録端末を確認する。
「受け身の成功率は、最初の二十パーセントから六十五パーセントまで上がっている」
「数字で言われると、なんかすごそうだな!」
アオノが淡々と付け加えた。
「ただし、投げられた回数は三十七回です」
「それは言わなくていい!」
K-Tが再びカキの前に立つ。
「相手の力に逆らうな」
「でも、力を抜いたら負けるだろ?」
「力を抜くのと、諦めるのは違う」
K-Tが腕を取る。
カキは今度こそ、身体を固めなかった。引かれる方向へ逆らわず、身体を回し、肩から地面へ落ちる。
大きな音はしたが、先ほどよりも軽かった。
カキはすぐに立ち上がる。
K-Tは短く言った。
「今のはいい」
カキは目を輝かせた。
「また褒めた!」
「褒めていない」
「絶対褒めた!」
コメント
1件
第7話読んだわ! カキが「また褒めた!」って言うところ、めっちゃ微笑ましかった(笑)。K-Tが「褒めてない」って言い返すのもお決まりの流れで好き。それにしても受け身37回は地味にハードだな……! 力を抜くのと諦めるのは違うっていうK-Tの言葉がめちゃくちゃ刺さったわ。いい回だった🔥