人助け

とある休みの日

国見「いや……、ほんとに無理です…。」

モブ「え〜、いいじゃ〜ん、お兄さんみたいなイケメン中々いないし〜？」

国見「いや……」

影山「国見？何してんだ？」

国見「！！（たすけろ）」

影山「？？」

モブ「え〜、お兄さんもイケメンじゃ〜ん」

影山「？？」

影山「あ、慧さん」

国見「（誰だよ……。）」

国見「（取り敢えず助けろって念送っとこ）」

『ん？お、影山じゃ〜ん』

『なにしてんの………、あぁ』

『ごめん！！待った？』

影山「？？待ってないっす」

国見「お前黙ってろ」

国見「めちゃくちゃ待ちました。」

『ごめんね、電車が遅延してて、自転車で来たの！！！』

『おかげで40分も遅刻しちゃった！！』

国見「！？！？ᴡᴡᴡᴡ」

『あ、お姉さんたち』

『この人たち、私の連れなんで』

モブ「女持ちか〜、だる〜」

モブ「それな〜、帰ろ〜」

『よし、君って及川んとこの無気力くんだよね』

国見「国見です。ところで電車が遅延して40分遅刻ってなんですか。」

『あ、実話』

国見「実話かよ」

影山「？」