月島Side
なんとなくだけど
わかってた
王様を選ぶことは
だって
王様を見つめる目が
熱みを帯びているから
恋する乙女の目だから
決定的なのは
「ごめん、蛍…飛雄と乗る」
だった
あ、好きなんだなって
付き合ったってわかったのは
バスで話してた時
距離が近いし
愛は顔が赤いし
全てを察した
胸が痛かった
苦しかった
息がしずらかった
「ねえ…何でずっと横を向くの?こっちを見てくれないの?」
君と目を合わせると
また苦しくなるから
「は…?」
月「変に優しくしないで」
優しくされたら君に甘えちゃうから
月「僕のことを見ないで」
どうしようもなく苦しくなるから
月「勘違いさせないで」
変なことをされると僕はまた君を欲しちゃうから
月「変な期待…させないでよ」
少しでも…チャンスがある、って思っちゃうじゃないか
月「僕を振って」
振られたらきっと少しは楽になれる
少しでも君を忘れられる
きっと
なのに
なんで
「、…ごめん、なさい…蛍と付き合うことはできません…っ」
君が泣きそうになってるの
これじゃあ何も意味がないじゃないか
君のことを忘れたいのに
もうこんな想いは散々なのに
君を好きになっちゃうじゃないか
月「ばいばい」
夜の暗い道で一人
ヘッドホンをつけながら歩く僕
気分を和ませようと音楽を聴いてるけど
目の前がぼやけていて
集中できないよ
コメント
2件
ツッキー😭😭😭😭😭涙が止まらない😭
ツッキー😭泣かないでーーー🥺🥺愛羽も悲しくなる こんなに切なくさせるなんて、、、もしや佐崎さんは天才!?!? ツッキーそんなにも好きだったんだね、、、 その気持ちを少しでいいから愛羽にも向けてくr((ボコッ 痛いよ岩ちゃん٩(๑`^´๑)۶💢続きも楽しみにしてるね(イテテ🥺)