次男の香川恵介の葬儀どき、
友達、友人、教師が来てくれた。
この度はお悔やみ申し上げます…
わざわざありがとうございます。恵介も喜びます。
あの…遺体、顔を見せてもらいたい。
恵君の顔みたいね…
うん。
母の慶子が…
「ちょっと待っててください…」
ねぇどうしただろ?…
困ったことになってた。
頭が見つかり。警察の方で検視したいって…
社長、
「ちょっと待って警部…」
「同級生が見えてる」
え…
「どうします…」
「葬儀社の方で、誤魔化して箱を入れ代えます」
早く来てた生徒、教師が
まず線香、と
お花、を差し換えてた。
雅巳の夏子さんに
お茶を出された。
まだ見れないのですか…
まだ葬儀社の方で準備が整ってなかったのよ笑っ
写真が飾られてた。
来客の皆様整いました。
二年生の華川優里、
「茉莉?…」
「え…茜」
「華川優里は私の姉よつきあって欲しいって言ったら断られたっていってたから」
お悔やみが済んだ学生がかえり、
「ねぇお兄ちゃん」
「なんだ?」
「会ったの?優里さんと…」
「会ったよ…疑うのか…女一人で何出来る…」
マメに動いてた新野さんがたまに気にしながら、
「新野座れ…」
「社長…私は葬儀の事は分かりませんが…」
話す事がある。
「腕の痣があったよな。雅巳は右腕の痣がある。お前達双子の兄弟だ」
「あなた…」
「慶子黙ってろ!」
延々と説明してくれた。
夏子姉妹も聞いていた。
ごめん…拓巳さんごめんなさい…
「私のお兄ちゃんになるの…」
「近づけた俺はお前達が兄妹だってわかるまで教えたくはなかったが…恵介が少し感づいてた…
拓巳に聞くが。和也は新堂の息子だって生きてるって聴いて
「どうゆう事?…」
「すり替えたんだ!!」
流産したって慶子と子供を観たよな…4ヶ月半、男の子だって
拝んでた。
新堂医師が確認してあの野郎がすり替えた」
「亜矢子さんが子供が亡くなったから、その人綾子さんじゃなくて!?」