・何でも許せる方向け
・処女作
・出てくる全てのこと、物、人に関係なし
・ド捏造
・CP表現無し
上全て理解出来た方のみお読み下さい。
入れ替わるつぼ浦と青井の話
俺青井らだおは今、市長室に呼び出されている。
何故だかは分からない。 俺とてこう見えて大困惑している。俺は何もしていないと思う。…多分。
けど今この市長室には俺ともう1人、つぼ浦がいた。 絶対99%コイツが何かやらかしたんだと思う。コイツは特殊刑事課で、俺は特殊刑事課対応課だ。 つぼ浦が何かやらかした時に呼ばれるのはいつも俺だ。絶対今回もそれだと思う。
何コイツホント今回は何してくれたの???市長室に呼ばれるとかまじ絶対とんでもない事なんだろうなとは思うけど。なんで俺まで巻き込まれなきゃならない訳??俺怒られたくないんだけど……
『……ねぇつぼ浦。お前今回は何してくれちゃったの?』
「俺なんもしてないっすよォ?」
何言ってるんだという風に片眉を上げながら平然と言い放つ
『なわけないでしょ。じゃあなんで呼ばれてんのさ』
「いや俺もわかんないっす。アオセンがなんかしたんだろ??」
『なわけあるか!絶対お前だね!!…ホント勘弁してよ…..お前が怒られるのは知らないけどなんで俺まで……』
「だから俺何もしてねぇって!!!」
などと言い争っていると
バチバチっと目の前で火花が散る。
市長が現れた。
「あぁ。君たち来てくれたか。さ、座って。」
『座るよりもまず先になんで呼ばれたか教えて欲しいんすけど…』
「ま、遠慮無く座らせてもらうぜ!」
「今回なんで呼んだか…それはとあるイベントの為なんだよ。」
『「イベントォ?」』
つぼ浦と青井の声が重なる
「いやぁ中々に面白いイベントを思いついてね。そのイベントに君たちが適任だと思ったんだよ。」
『はぁ…で、そのイベントってなんなの?』
ドヤりとしている市長に若干魂が見えるような気がするが、そんなことはどうでもいいので早く内容を言えと催促する。
「そうだぜ早く言えやァ!俺はシチョーと違って忙しいんだぜェ??」
内容が気になるのはつぼ浦も一緒のようで、少し…いや大分口調は荒いが、催促しているのは同じのようだ
市長がゴホン、と大袈裟に咳をして息を吸う
「その名も【入れ替わりに気づけるか!?警察官入れ替わりイベント!】だ!」
またドヤりとしている
『……..はぁ….』
「…….帰っていいか。」
自分はなんて天才なんだろう!と思っている市長とは裏腹に、青井もつぼ浦も冷め切っていた。
なんてったってあの市長の考えるイベントだ。面倒臭いことになりかねん。そして青井とつぼ浦がいるということはイベント名的に、この2人が入れ替わると言うこと。
そんなのは御免だと思っているのは2人とも同じなようで、速攻帰ろうと市長に背を向ける。
「ちょっと待った!帰るのかどうかは、報酬を聞いてからもう一度考えてくれ!」
ピタリと2人がとまり、グルりと市長の方に体を向ける。
『報酬?』
「あ、あぁ。勿論タダでやってもらおうとは思っていない。らだおにもつぼ浦にもそれぞれ1億払おう。そしてらだおには好きなヘリを。つぼ浦にはロケラン4発を。…これでどうだ?」
『……1億ゥ?』
「1億かァ……」
「……っ2億!!…2億でどうだ、?」
『「乗ったァ!!!!」』
面倒事に巻き込まれるのは勘弁だが報酬があるなら別だ。2億とロケラン、ヘリ。それを目の前に釣られてスルーできるような奴らでは無い。
実に欲に正直な男達である。
そしてその後諸々の詳細を聞いた。
・明日の朝起きた時点で入れ替わること
・朝から市長のTwixアカウントで【入れ替わりに気づけるか!?警察官入れ替わりイベント!】を開催すると投稿されること
・中身が入れ替わるだけで見た目も声も相手のものだということ
・他の住民に中身が入れ替わっているとバレてはいけないこと
・事件対応には普通に対応しなければならないこと
・一日の最後にレギオンでネタばらしすること
・報酬はバレた時点で全て無しになること
最後の1つは少し揉めたが「バレても報酬が貰えるんじゃ君たちまともにしないだろ。」と市長に言われ2人とも黙った。
まぁ明日にならないと何も始まらないので、今日はつぼ浦も俺も寝ることになった。
ー次の日 (青井視点)
とうとう来たイベント当日。て言っても昨日急に言われたことだからまだあんまり自覚ないけど。で、早速もう変わってるんだよね。
身長たけぇ〜…てか寒くね??半袖半パンヤバすぎでしょ。夜じゃないけど全然凍えるけど?? 一年中この服なのヤバいだろ。
ここはいっつもつぼ浦が寝てるソファだな。
えーーっと…無線…の前に声出し練習するか?
『あーー…』
うわー不思議。俺が声出してんのに聞こえてくんのがつぼ浦の声なのほんとに不思議だわ。
『特殊刑事課つぼ浦匠…ONDUTY…ONDUTY…』
よし。…今日1日デカい声出し続けんのかぁ……しんどいけど頑張るか。無線つけて、
《『特殊刑事課つぼ浦匠ONDUTY!!』》
《ナイスDUTY〜》
《おはよ〜!》
《おはようございます!》
《ナイスDUTYー!!!》
よしよし挨拶は順調だな。やっぱ普段からデカい声出してるだけあってデカい声出しても喉痛くないな。
……早速だけどパトロールとか行くか〜 …勿論、ちゃんと無線抜けてね。
ーつぼ浦視点
くぁ。と欠伸をして起き上がる。
起きて1番初めに目に入るのは沢山の葉っぱ。
うん、アオセンだな。またとんでもねぇ所で寝やがって。お陰で体バキバキだぜ。
あと頭が重てぇ。この鬼のフルフェイスマスク?重たすぎんだろ。 そしてこの服。服も重てぇじゃねぇか。
長袖長ズボンだし…よく一年中この姿で居られるもんだぜ。
取り敢えず無線挨拶……声抑え気味でやんなきゃな。
《『おはようございますらだお出勤しま〜す』》
《おはよー!!》
《おはヨーう!!》
《おはようございます!》
《おはよ〜》
《おはざすー》
まぁ、適度に力抜いた感じで出来ただろ。
アオセンっていつも何やってるかなァ……ヘリ大臣とかか?取り敢えず屋上にでも、
「らだオ!」「らだお」
『!』
驚いて振り向くとそこには猫君とカニ君が居た。
『あぁ、、マンゴーと成瀬か。おはよぉ〜』
内心めちゃくちゃ焦ってるが声には出さない。
いつものアオセンを浮かべながらゆるゆると挨拶をする。
「おはヨ。今日結構早メだネ?」
「確かにな。なんかあんの?」
『いやたまたま〜なんか早く起きたくなっちゃってさ』
「そカソか」
等と雑談をしているとピコンと3人のスマホがなる。
【入れ替わりに気づけるか!?警察官入れ替わりイベント!】
とかかれた投稿がされている。市長のアカウントからだ。
とうとうされたか。これからが本番だぞ。俺とアオセンの本気のなりきりだ。
「入れ替ワリイベント?ナ二コレ。」
「今日1日警察の2人が入れ替わってんだってさ。当てた人は…1億ゥ!?!?やばコレ絶対見つけてぇな…」
「ラダオラダオ!!これ一緒二探そウ!」
「めっちゃアリ。」
『え、』
2人がグイグイと俺の腕を引っ張りながら警察署の外へと促される。 …..これは……..ヤバいかもな…
ー青井視点
順調にパトロールしてたはいいんだけど…..やばいヴァンさんの車あるんだけど。しかも本人乗ってない。えぇー…これつぼ浦だったら絶対バットで殴るよね、?……バット使うの全然慣れてないんだけど………俺は今はつぼ浦だからな…やるか。
車を降りガンッガンッと割と強めな力で数回殴る。
なんかエンジン殴ればいい、みたいなこと言ってたよね?こんな感じでいいのかな……ヨシ。
バレる前に撤退だ。ヴァンさんには申し訳ないけど…今の俺(体つぼ浦)の目につく道端に置いてるのが悪いってことで!
「あれは…つぼ浦か?何して…ア、?…ゴラつぼ浦ァ!!!ワシの車に何してんだァ!!!!」
『やっべ』
まさかの本人登場。素早く車に乗ってすぐさまニトロを吹かせて全力で離れる。
あっぶなかったぁ!!!!ヴァンさんに怒られるところだったよ〜…てかこれらだお(中身つぼ浦)に電話されるんじゃね?
……….まぁ、つぼ浦が対応課の大変さを知ればいいか。…よし。パトロール続けよ〜
ーつぼ浦視点
猫君とカニ君と誰が入れ替わってるか探しているが、目処がたっていないらしい。
まぁそりゃ俺とアオセンだしな。俺が入れ替わってると分からない限りはアオセンどっか行ってるみたいだし、バレることはないと思う。気をつけねぇとな…
1億という数字は結構な数の人間を動かしたようで救急隊や白市民、ギャングまでもが警察署に来て入れ替わった人物を探し出そうとしている。
━━━━客船強盗
「大型か」
終わった。大型発生だ。てことは俺が、
「俺成瀬と行クわ。らダオはヘリでショ?」
俺がIGLしなきゃ行けないんだよなァ……….
『あ、うん。…《らだおヘリで行きます》』
「《俺とマンゴー船で!》」
「行くぞマンゴー!らだお、IGL頼んだぞ」
「ン。また後で入れ替わっテル人探そウネ。」
『うん、また後でね。マンゴー成瀬。』
2人と別れて屋上に行く。
ふぅ……….俺がIGL…めんど…大変なんだよなァIGLって。まぁでも今は俺はアオセンだからな。キッチリシッカリやってやるぜ。
『…報告するね〜』
ー青井視点
『犯人聞こえてるかァ!?!?人質はいるかァ!?』
出来れば本当は事件対応したくなかったんだけど、目の前でATM強盗起きたら流石に行かざるを得ないよね。つぼ浦なら絶対行くし。
ついさっき客船強盗が起きてて、無線入ったらつぼ浦が丁度大型行くって行ってたしね。
つぼ浦が大型行くのに俺がATM強盗対応しなきゃ絶対後で面倒臭いだろうし。仕方ないから対応してる。
「あぁ人質いるぞ。というかお前もしかしてつぼ浦か??笑」
『あぁいるのか。そうだ特殊刑事課つぼ浦匠だァ!!!!テメコラ銀行強盗犯!!!はよ出てこんかァい!!!!!』
「もうちょっと待ってくれ!!笑」
『つぼ浦匠は律儀に待つぜ!』
多分こんなこと言ってたよなぁって感じで話してみる。相手の様子を見るに完全につぼ浦だと思ってそうだし大丈夫そう。
銀行の外で待っていると中から人がでてきた。
『オメェジョーカーじゃねぇか!!!』
「おうジョーカーだ!解放条件は、」
『解放条件はなんだ!!!!!』
「今言おうとしてるわ!!!!笑笑」
よしよし中々つぼ浦に似てるのでは?
「3分間アタック禁止だ!」
『ふん!仕方ねぇそれでいいぜ!』
「おうありがとな!笑」
あ、てかこのままだとこれ俺つぼ浦のカーチェイス真似しないとダメじゃん。え、これ無理ゲーか????
「行くぞ!!」
もう始まる!?
『っ、ぶっ殺してやる!!!!!』
もうどうにでもなれ!!!!!!!
ーつぼ浦視点
なんとか客船を乗り越えることに成功したぜ。
あー…ヘリ疲れた……..マジこれ毎日してるアオセンバケモンだろ…元からか。
今は客船をしてたギャング共、MOZUの奴らを護送中だ。
「流石ですねらだおさん…」
『いや〜でももうゲージ赤でしたよ〜?あと一歩で落ちそうだったっす』
「ホントですか?それはそれは…後一歩だったか…」
今俺と話しているのはMOZUのハンバーガー…じゃなくてヴァンダーマー。
コイツほんと俺とアオセンとで対応違いすぎたろ。ま、ヘリでボコボコにしてやったけどよ。
本署の牢屋に着く
『じゃ、切符切って行きますね〜』
「あ、そうだらだおさん。」
『どうしました?』
「あのつぼ浦のことなんですけれども…」
ん、?なんだ…?もしかしてアオセン…
『…つぼ浦がまた何かやりましたか、?』
「いや〜これをらだおさんに言うのも申し訳ないんですけれどもね?…またつぼ浦が私の車をバットで殴りつけていたんですよ。
まぁ今回は許しますけれど、次は殺すと伝えておいて貰えますか?」
『..はい勿論。ほんとすみませんねヴァンさん』
「いえいえ。悪いのはらだおさんでは無くてつぼ浦ですから」
おいおい俺に変わったからってやりたい放題かよ??アオセンこれやってんなァ?? ……まァでも、なりきる為には仕方ねぇのか…???
ー青井視点
「やるなぁつぼ浦ぁ!!笑」
『フン。当たり前だ』
「当たり前か笑」
なんとかカーチェイス終了。
つぼ浦のカーチェイス真似るとか無理すぎなんだけど!?って思ってたけど向こうは向こうで自分の事で精一杯っぽかったからあんまり見られなくてよかった。
て言っても何回かわざと事故らせたけどね。
『切符切るぞ!えーーっと…….ヨシ。しめて300万オーバーだ!プリズンだな!』
「あ、待て待てつぼ浦」
『なんだ?』
「今イベントやってるの知ってるか?」
おっとマズイ。急にマズイ。ここはしらばっくれよう。
『イベントォ??なんのイベントだ?』
「やっぱ知らねぇのか笑笑 警察官同士が入れ替わるってやつだよ。しかも1組だけらしいぜ?で、それを当てたら1億だってよ! とんでもねぇだろ?」
ニヤリと口角を上げて笑っているように見える。まぁ仮面で見えないので予想だが。
えーーーーーーっとつぼ浦ならなんて返すかな〜…
『マジか!?1億か…いい事聞いたぜジョーカー!プリズン20分にしてやるぜ!』
「おぉマジかありがとな笑 ATMやったのは、誰か入れ替わってるやつがこないかなー、って思ってやってたんだけどよ笑 お前は大丈夫そうだな!」
『ん?それは入れ替わってるやつが来ると賭けてたってことか??』
「え?いや賭けてたっていうか…」
━━賭博罪━━
「あ!!おいお前賭博罪きっt」
━━プリズン━━ ポンッ
よし。何か言いかけてたけどつぼ浦だからね。
普通に遮るでしょ。多分。…てか入れ替わりイベントのやつ聞かれて焦ったぁ〜〜…までもつぼ浦は入れ替わってなさそうって言ってたし、 バレてなさそう?だからいいか。 俺(中身つぼ浦)も頑張れよ〜
ーレギオン夜(つぼ浦視点)
「結局入れ替ワってル人分かンナかったネ」
「だな」
『まぁねぇ〜まだ会ってない人とかなのかなぁ?』
「可能性あるな」
なんとか夜の正解発表まで持ち越せたぜ!!!マジで大変すぎた…特に人との対話とヘリIGLが。俺と真逆なんだよ!!!…取り敢えず今は猫くんとカニ君と一緒にレギオン来てるぜ。
多分ここにはアオセンも居るはずだからな。探すか…?
「あ、アオセンじゃねぇっすか」
バッと後ろに振り向く。
『…つぼ浦じゃん。来てたんだ。』
「うっす。なんかイベントあったらしいな?忙しくて1億逃しちまったぜ。」
『あはは笑 俺らも結構探したけど見つかんなかったんだよね〜』
いつもどうりに…
「全然見つケられナカっタ」
「マジやばいっすよつぼ浦さん。全然見つかんないっす。起きてる人大体話しかけたと思うんだけどな…」
「猫君とカニ君が探して見つかんねぇならホントに隠れてんだな?すげぇぜ。」
なんか似ててムカつくぜ。ちゃんと猫君とカニ君って言ってるしよ。まぁ見つからないようにしなきゃ行けないんだけどよ。
「らだおさん/君」
『ん?あ、ヴァンさんとウェッさんじゃないっすか〜どしたんすか〜?』
ヴァンダーマーとウェスカーか。確かこんな呼び方してたよな??
「らだおさんは入れ替わっている警察見つけられましたか?」
そりゃ俺たちのことだぜ、とは言ってやんねぇけど。
『いや〜それがマンゴーと成瀬と探したんすけど見つかんなかったんすよね〜…
てかMOZUの所の人とかアンブレの人とか警察署まで探しに来てましたよね?
ヴァンさんとウェッさんこそ見つけられたんじゃないっすか?』
「それがなんとらだお君!全くわからなかったんだよ」
『わかんなかったのか〜ホントに誰もわかってないんだ〜』
よかった誰にもバレてなさそうで安心だ。ってことはアオセンも上手くやったってことだな!全員を騙すってのは中々面白いぜ。
ー青井視点
レギオン到着〜。さ、俺(中身つぼ浦)でも探しますか〜って思ったけどもういるじゃん。
あマンゴーと成瀬もいる。よし。声掛けよ。
『あ、アオセンじゃねぇっすか』
バッと俺(中身つぼ浦)がこっちをみる
「…つぼ浦じゃん。来てたんだ。」
おぉ〜急に話しかけたのに対応した〜…てかなんか目の前に俺がいるのおもろいな。
『うっす。なんかイベントあったらしいな?忙しくて1億逃しちまったぜ。』
「あはは笑 俺らも結構探したけど見つかんなかったんだよね〜」
おぉー笑い方も真似てる。なんかつぼ浦めっちゃ俺に似てね??まぁやっぱ見た目も大事だけど仕草とか話し方とか似すぎじゃね?
「全然見つケられナカっタ」
「マジやばいっすよつぼ浦さん全然見つかんないっす。起きてる人大体話しかけたと思うんだけどな…」
おっと俺もちゃんとしなきゃな
『猫君とカニ君が探して見つかんねぇならホントに隠れてんだな?すげぇぜ。』
確かつぼ浦はマンゴーと成瀬のこと、猫君とカニ君って呼んでたよな?
「らだおさん/君」
お、ウェッさんとヴァンさんだ
「ん?あ、ヴァンさんとウェッさんじゃないっすか〜どしたんすか〜?」
…笑 なんかつぼ浦がウェッさんとヴァンさんって呼んでるって考えたらおもろいな笑
ちょっとつぼ浦がウェッさんとヴァンさんと話してるの聞こうかな〜…
「たくみー!!」「つぼ浦ー」
『!オルカとまるんじゃねぇか!』
おぉオルカとまるん今日来てたんだ。無線入ってないとやっぱ何にもわかんないな笑
「たくみは今回のイベントのやつ誰が怪しいとかわかったかー?」
『いや全然わかんなかったぜ。』
「俺達も全然わかんなかったんだよな。結構オルカと探したんだけど…」
ちょっと茶化してみよう
『案外オルカとまるんだったりするか?笑』
「はや!!!確かにまるんのことは考えてなかったぞ!!!まるんなのか!?!?」
「俺ぇ??笑 俺じゃないよ!笑 というか今日1日オルカといてなんか俺っぽくないな〜とかあったか?」
「なかったな!ずーっとまるんっぽかったぞ!!じゃあ大丈夫だ!」
『そうか笑』
後輩たちが可愛くてつい茶化しちゃったけど大丈夫そうだね。
お、そろそろ発表かな?
「━━━━あーあー…マイクテストマイクテスト。…よし。」
レギオンの中央ら辺に高い土台?があり、そこに市長がどこからともなくマイクを持って現れる。
「今日の朝Twixにて投稿したものは皆みてくれたかな?…まぁあの警察署の賑わいぶりと、ここに今人口が集中していることを考えれば、きっとみてくれているんだろう。」
市長がチラリとこちらを見た気がした
「皆は誰が入れ替わっているか予想はついているのか?」
スイと集まっている人達に目を向けるが、みな首を横に降っている。
こういう時、ちゃちゃを入れるのは、…つぼ浦かもね。最後の最後までつぼ浦演じるか〜
『おい市長!!!勿体ぶってねぇで早く言えー!!』
「笑わかったわかった…ならつぼ浦は取り敢えずこっちに来てくれるか?」
『アァ??なんだァ??』
大股で歩き態度がデカいつぼ浦を再現する
「よし。…実はコイツが入れ替わりの1人、つぼ浦匠だ。」
何するんだ??とざわざわしていた人々が市長の一言で一瞬で静まり返る
そして、静まり返った数秒後に、とんでもない騒ぎになる。
「「「「「「「「「えぇー!?!?!?!?」」」」」」」」」
『うるせ笑』
「うんいい反応だな笑」
市長と2人してニシシと笑う
「な、思いっきり本人だったぞ!?」
たまたま同じ犯罪対応をした皇帝
「は、はぁ!?!?聞いた時イベント知らねぇって…!!!!!ていうかまんまつぼ浦だっただろ!!!!」
銀行で捕まったジョーカー
「さっき話した時も匠だったぞ!?!?!?」
いまさっき会話をしたオルカ
「え、????????」
オルカと同じなまるん
俺がニコニコ笑っていると市長が
「もう口調とか戻していいぞ」
と言ってくれたのでやっと解放となる。
『いやー!!大変だったね流石に笑
つぼ浦マジいっつも声でかいからずっと声でかくしてないとダメで辛すぎた〜笑』
素で話すと
「あんなのつぼつぼじゃない!!!!」
とキャップが拒否反応を示している。まぁそりゃ俺つぼ浦じゃないですからね。
「それで、もう1人の相手だが━━━」
市長が言おうとすると、
「おいおいおいアオセン!!そりゃこっちのセリフだぜ??」
ズンズンと人を掻き分けて、俺、いやつぼ浦が台に乗ってくる。
『ハハうるさ笑』
「ヘリのIGL!!!!なんだあれ!!!!一生やらねェぜ!!!!!」
俺の顔と声でその迫力ある感じやめてね笑
「えーと…まぁもう1人は青井らだおだな。」
「「「「「「「えぇー!?!?!?!?!?」」」」」」」
デジャヴ。
「牢屋対応をしていた時…完全にらだおさんだっただろう!?!?」
珍しく動揺しているヴァンダーマー
「さっき話しかけた時..仕草とか…え、???」
ひたすらに困惑しているウェスカー
「大型無線……..完全にらだおくんだったけど…」
目を見開いて冷静に困惑しているミンドリー
「はぁ!?!?一緒に探してたのに!?!?」
怒っているのは成瀬
「んぁすまんなカニ君。バレる訳には行かなかったからな!嘘つくことになっちまったぜ。」
「らだおの声でその口調違和感ヤバい⤴!?!」
『わかる俺も変な感じする笑』
「いやたくみの声でその口調も変だぞ!!」
オルカにスパりと言い切られる
『えぇ??』
「俺も変な感じしますよ。俺の目の前に俺がいるの違和感あるぜ。」
「取り敢えず皆に気付かれなかったからつぼ浦と青井には報酬を渡す。今日の番号は?」
『111』
「182だ」
「わかった」
ポンっと2億振り込まれる
『良い商売だわ笑』
「よっしゃー!!飴ちゃん買い行くかー!!」
「青井のヘリは明日までにどれが欲しいか私に送ってくれ。つぼ浦のロケランの玉4発は個人スタッシュにもう詰め込んである。後で確認してくれ。」
やっと俺とつぼ浦が待っていた報酬が支払われた。
「よし!…もう帰るか!!」
『だね。じゃらだお寝まーす』
もうやることも終わったので寝よう。と思ったら、
「「「「「「「「「「「「待て待て!!!!」」」」」」」」」」」」
凄い人数に止められた。
「らだおお前あんなにデカい声出せたのか!?」
驚いている皇帝
「あれイベントに驚いてるのかと思ったら俺が話してバレるのかと思って驚いてたのかよ!!笑」
笑いながら言うジョーカー
「らだおはもうたくみそのものだな!!!」
元気な声で言うオルカ
「だな。つぼ浦だけはないと思ってた」
関心しているまるん
「つぼ浦お前ちゃんと切符を切れるようじゃないか??そして注意しろと言ったら注意しておくと言ったな????なら普段から車殴ったりすんなやァ!!!!!」
怒鳴り散らかすヴァンダーマー
「つぼ浦らだお君の仕草まで真似てるのとんでもないな…」
若干引いているウェスカー
「つぼ浦くんIGL出来たんだね?なら普段からして欲しいな」
笑顔だけど目の奥は笑っていないミンドリー
「一緒に探しまくってた時つぼ浦さんはどう思ってたんすか???ちょっと深く聞いても??」
ずいずいと詰め寄る成瀬
他にもたくさんの人に詰め寄られる
『……一旦マズイか。』
「ッスね….」
『逃げる、?』
「うす。」
ここから青井&つぼ浦の、住民全員からの逃走劇が始まるのだった。
実は1番知ってるー終ー
コメント
3件
あぁ良すぎます!!!本当にありがとうございますあなたを見つけられてよかった大好きです。
最高ですね((口角をがめちゃくちゃ上がってしまった…ふぉろー失礼します
めっちゃ好きですー! ふぉろしつです!!