大森side
今日はJam Landの撮影日
でもメンタルが優れない
安定剤をのんで支度を始めた
とはいえ起き上がってリビングの椅子に座り、ひたすら頭痛に耐えながらぼーっとするだけ
準備しなきゃ。分かってるけど体が言うことを聞かない
座っているのもやっとの状態。
疲れたな
ちゃんと寝れなかった。
でも体調管理ができない僕が悪い。休んでいい理由にはならない
時間が経てば治るだろう
そう思い、立ち上がって寝癖を治し、歯磨きまでは済ませた
鏡の前に立つ
クマが目立つなぁ。
また若井に怒られちゃう
半袖から見える腕の傷も
昨日つけた新たな傷が目に入る
涼ちゃんなんて言うかなあ。
見せたくないなあ
やだなあ
全部
大「グズッ、泣」
もうだめだ
全てが崩れた
どうしようもない
机の上のカッターを手に取って乱暴に腕を切る
ああ。また
プルルル
涼ちゃんから
何も考えずに電話に出た
藤『あ、元貴おはよー!もう時間すぎたけど大丈夫?今日は体調良くない?』
大『やだ、死ぬ、。』
藤『え?』
まただ
どうせ死ねないのに
迷惑だけかけて
こんなこと言いたくないのに
心配して欲しくて
愛して欲しくて
そんな事しなくても心配して貰えるし愛してくれてるのに
うつ病の事も理解してくれてるのに
ワガママだ
藤『ダメだよ元貴、!今から行くからね、。』
藤『若井ー、!元貴がっ、』
なんか聞こえる
やだな、今は会いたくない
沢山泣いたから目腫れてるかな
腕血だらけだ
部屋ちらかってる
大『涼ちゃん』
藤『どうしたの、?』
大『ごめんね、なんでもないから…。気にしないで。家にも来なくていいよ。切るね、ばいばい』
藤『ちょ、元貴!だめっ!!切らなッ___』
もう
諦めがついた
こんな迷惑な人間生きてちゃダメなんだ
今なら本当に死ねる
薬を大量に取りだし、飲みもしないのにもらったお酒を1缶あけて薬を無理やり飲み込む
気持ち悪い
もう吐きそう
お酒まずい
美味しくない
でも死ねる
もう楽になれる
ごめんね、2人とも
ばいばい
ごみみたいな世界
コメント
2件
最高です。
マッジ、最高