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「てか、毎日学校通うの面倒じゃない? そもそもなんで通学えらんだんだっけ。寮も免除されるんでしょ」
無事に最初の登校を終え、下校している途中。 千夏が不意にそう言った。
「あー。千夏は発現のとき小さかったからさ⋯⋯ほらほら『寂しいじゃん』とか言ってなかったっけ」
「ちょっと! 思い出しちゃったじゃん!」
じゃあどうすりゃいいんだよ⋯⋯と思いながら次の発言を考える。
「確かにそれなら寮でも問題ないな⋯⋯」
ということで、寮に入らせてもらうことになりました。
いや、しかし⋯⋯
「なんでよりによって⋯⋯同じ部屋なんだよ」