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第三話 好きになるのが怖い
それから二人の距離は、少しずつ変わっていった。
春樹は相変わらず急がない。
結衣も、無理に近づこうとはしなかった。
けれど。
「春樹さん」
「ん?」
「これ、味見して」
「俺?」
「他に誰がいるの」
キッチンで作った料理を差し出す。
春樹が一口食べる。
「美味しい」
「……本当に?」
「本当に」
「薬剤の勉強ばっかりしてて料理下手になってたらどうしようと思った」
「結衣が作ったなら大丈夫だろ」
「……そういうの、さらっと言うのやめて」
「何で?」
「……知らない」
結衣は顔を背けた。
その様子を、リビングから見ていた葉月がニヤニヤしている。
「兄貴」
「何?」
「結衣ちゃんのこと好きじゃん」
「……」
「めちゃくちゃ好きじゃん」
「葉月」
「はいはい」
隣にいた直人が苦笑する。
「葉月、からかうなよ」
「だって面白いじゃん」
「……お兄ちゃん」
結衣が直人を見る。
「ん?」
「葉月さん、うるさい」
「ごめん、俺の番が」
「誰がうるさいって?」
葉月が直人を見る。
「……俺?」
「そう」
「直人、ひどい」
「自業自得」
結衣は思わず笑った。
こんな時間が。
少しずつ好きになっていた。
◇
「ねぇ結衣?」
「何??」
「最近無理してない、?」
「大丈夫だよ、」
「そっか、大学は、?平気?」
「大丈夫だよ、?笑心配しないで、」
少し結衣の声が震えた。
「…そっか、何かあったらちゃんと言うんだよ、?」
「大丈夫だよ、また1人で抱え込まないって」
結衣が犯されたあの日から結衣は誰かに相談するのが苦手になった。
◇
「いやっ、!やめて!//」
「はっ、こんな匂い撒き散らしといて何がやめてだ、//」
「こんなの我慢できるやつ居ねぇだろ//」
「大人しく犯されとけよ」
「いやっ、だっ、泣」
「ねー、ちゃんと体力残させて僕たちにもやらせてよ?//」
「あ?うるせぇ黙っとけ//」
「…//(あー、我慢できねぇわほんと)」
「あー気持ちよかったわ、いっぱい種入れといたしこれ妊娠するんじゃね?笑どんまーい笑笑」
「………うっ…泣グスッ…」
ーーなんで、Ωってだけでこんなに苦しまなきゃいけないの、?ーー
♡よろしくお願いします。
ゆう
75
白井 あま 👾
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コメント
1件
え〜っと、まず第三話の日常パートがめっちゃ好き!!春樹さんがさらっと「結衣が作ったなら大丈夫だろ」って言うとこ、エモすぎて悶えた😭💕葉月ちゃんのからかいも可愛いし、家族みんなでわちゃわちゃしてる空気感が尊すぎるんだが?! でも後半…過去のトラウマ描写、読んでて胸がギュッてなったよ…。Ωってだけでこんな目に遭うなんて理不尽すぎるし、結衣ちゃんの「なんで」って叫びが痛いほど伝わってきた。好きになるのが怖いってタイトル、めっちゃ刺さる…。次どうなるか気になりすぎる!!