コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
私は学校が好きだ。休み時間や放課後を抜きにしても、英語や数学の授業には積極的に参加しているし、有意義な学校生活を送れている思っている。しかし、どうしても退屈な授業だってある。私にとってのそれが日本史。頑張って真面目に受けてみたらそこそこ面白いものなのかもしれないが、どうもやる気は出ないし、すぐに眠気が襲ってくる。誰にだってそういう立ち位置の授業があると思う。そして、誰もがその時間をそれぞれの方法でやり過ごしてきたことであろう。絵が好きな人は絵を描く。意味もなくひらがな50音を全て書き並べてみる。近くの友達と手紙のやり取りをする。そういう時間も含めて有意義な学校生活なのかもしれない。私の場合、日本史の時間は大抵妄想に耽っていた。少し気になっている男子との恋愛の妄想とか(言葉にすると恥ずかしい)、多くの人が一度は考えたことがあると思うが、教室に入ってきた不審者を自分1人で華麗にとっ捕まえてしまうとか。妄想って素晴らしいんだ。無限。大好き。でもこれはあくまで妄想で、現実には起こり得ない。そう考えると、自分の人生ってなんてつまらないのだろうとか思ってしまう。妄想だけではなくて、漫画やアニメ、小説や映画を見ていても、自分の人生にはドラマチックな展開がなかったしこれからもないだろうと考える。例えば魔法が使えたら。それを周りの人には隠さなくてはならないのかもしれない。そして密かに世界を支えるのかもしれない。あり得ないけどあってほしい。私の人生、壮大でロマンチックなものに仕上げたいのだ!
これからここに書き綴るのは、そんな私が経験したとっても魅力的な大冒険である。