いつもそうだった。
私は誰かと比べられてばかり、でも…!
その子は私の気持ちを気づいていない。
そりゃ..そうだよね!恵まれてるもんね
私はそう思っている。これを誰かに伝えても引かれるだけ。
こんなことを思ってるのにその子は、
私に話しかけてくる。
優しくしないでよ、話しかけないでよ、
もうこんなに醜い私は嫌なの…
そう思ってもその子には届かない
なんで…!なんでなの…!!
私ばっかり辛い思いしなきゃダメなの?
我慢した方がいい?
いつもこんなことを思う私。
友達の才能に憧れて、その才能に私は..!
恨んで恨んで憎んで憎んで嫉妬する。
いつも優しくて可愛くてなんでもできる
そんな友達に嫉妬してる!!
友達に嫉妬するとか醜いよね。
知ってる。そんなの知ってるの。
でも今から嫉妬をやめれって言われても
できない。毎回そう思う。
やっぱり私は…変わらない
…しても!努力しても!!
何やっても変わらないの。
もう無理かと思った。
私だけ恵まれない.そんな世界なの?
そんな世界ねじ伏せてやる。
そう強く思っても!醜いまま。
私が言いたいことはなんだって?
私自身が…!!醜いことだよ。
もうやだよ。頑張ってるのに、なにも…
認められない。私だって、
出来る限りはしてるのになぁ、私だけ…
私も認められたいわけじゃない。
自分自身が自信を持てるようになりたい
でもそのためには、あの子よりもすごく
あの子よりも可愛く、あの子よりも…!
こんな醜い気持ち、誰にも話さないや
こんな私消えてしまえ!
こんなことを、何度思ったか
自分に価値あるの?私が行っていいの?
私が好きとか言っていいの?
思えば思うほど。
辛くなってくる。どうしたら消えるの?
私自身が弱いだけなのに、周りに迷惑をかける。私のせいだ私が消えてしまえばいいのに。私に生きてって思ってくれる人は居るだろうか。私が強く生きていていいだろうか。こんなふうに言ったって
なんも言われないのは知ってる。
でも苦しいのに変わりはない。
せめて最後に、辛いのを吐こう。
次の日
あぁ…結局消えれなかったな…
勇気がないからだ。
こうやって消えたい消えたい言っても
心のどこかには、助けてと言う言葉を
求めているのがわかる。
これはいいことなんだろうか、
新しい成長なのだろうか?
でもやっぱり苦しいのには変わりがない
また話しかけてくる…
「おはよう!明日遊びに行かない?」
なんで優しいの?こんなに貴方に嫉妬
している私に優しく出来るの?
怖い..何も信じれない…
「体調悪いの?大丈夫?保健室行く?」
大丈夫だって!!私は気づいたら口を
開いていた。あ…嫌われた..
どうしようどうしようどうしよう
私の頭の中はこれしかなかった。
「あの、いや違うの!!」
「ごめんなさい…!!」
私はそう言って走り、外まで来ていた
逃げたようなものなのに。
みんなは心配してくれているかな…
怖い。それしか出てこなかった。
私はそこに立っている桜の木を、ただ
眺めるしか出来なかった。その瞬間、
花びらが散った。私のようだ
いつかきっと、私に呆れて私を捨てていってしまう…私がみんなに捨てられる様だ。そう思わないようにしても、
そう思うしかなかった。その瞬間私は
誰かに叫ばれた。
「ごめん!私のせいだった?」
「体調悪いのにしつこいのは悪いよね」
「本当にごめん!!」
こんな私に貴方に嫉妬してる私にごめん
なんて優しいんだろう。
あれ…何で涙が出てるんだろう。
嗚呼…そっか。やっぱり私は心のどこかで貴方と友だちでいたいと、ずっと、
思ってたんだ。馬鹿らしいな。
こんなことを思うのは図々しいだろうか
「あれ…?何で泣いてるの!」
あなたのおかげで泣いてるんだよ。
「何でもない!こっちこそごめんね!」
「そしてありがとう!」
私は心からそう思った。
「ありがとう?まぁ体調良くなってくれてよかった!」
「私は貴方の明るい笑顔が好き!」
こんなことを言われた。
私はなぜかすごく嬉しかった。
嫉妬してた人にこんな事を言われたから
ううん..「憧れ」の人に!
「私も!貴方の笑顔な所も好き!」
私は元気にそう言い返した。
私はこれからも。いや、未来でも!
貴方のことを大切にしようと誓った。
大切な友達
コメント
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これは一部というかものすごく変えていますが実話です