月泥棒 No.ボーイ

あれから１ヶ月

はる『ｹﾎｯ､､,,,』

らん『ねぇ、もう休んでよ,,,はる,,,,,,』くい、

はる『大丈夫だって、笑笑』

はる『専属執事としての役割は死んでも果たすから笑笑』

らん『,,,』

𓈒𓏸 𓈒 𓏸 𓐍

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ､

らん『,,,？(騒がしいな,,,)

らん『どうした？騒がしいぞ』

もぶ『灰谷様ｯｯ！』

もぶ『はる様が,,,三途様が意識不明の重体でｯｯ,,,！』

らん『,,,,,,,,,,,,,は？』

はる『,,,ﾋｭ､､､ﾋｭｰ､､､』

らん『,,,,,なんで,,』

なんではるが？

医者『サンズさんの様態はかなり酷いものです,,』

医者『今は、ここで待ちましょう、』

医者『でも,,,ひとつ、大変不思議な事があるのです,,,,,,』

らん『,,なんだ』

医者『,,,心臓に、』

らん『,,,,,？』

心臓に薔薇の花が生えているようなんです

らん『薔薇の花が,,,,,,,,,？』

医者『はい,,,日に日に心臓の周りを纏っていっています、』

医者『このまま育ってしまうと,,,,はるさまは,,,,,,,,,,,,,,,,,,』

らん『取ることはできないのか、？』

医者『残念ながら,,,,』

らん『,,,,,』

らん『わかった、』

らん『予想した寿命は,,?』

医者『,,,,長く持って1ヶ月でしょうか,,,,』

医者『車椅子なら移動できます、発作が起きなければですが,,,』

らん『そうか,,ありがとう,,,,,,』

医者『,,』

普段、はる様以外に礼も言わない冷酷な皇太子が

愛する方の生命を理由でここまで変わるとは,,,,

まるで、大きな十字架を担いだかのような大きい肩幅と

今にも叫び出しそうな表情をしている。

医者『,,,最善を尽くします』

𓈒𓏸 𓈒 𓏸 𓐍

なんと、悲惨なものであろうか

𓈒𓏸 𓈒 𓏸 𓐍

NEXT2500