やっともっくん視点。エロから始まります😅
「ん…」
涼ちゃんから甘い吐息がもれ、それにとてつもなく興奮している自分がいた。
今、俺は涼ちゃんとキスをしている。
いったいどうしてこんな展開になったのだろう…。
今日は涼ちゃんの部屋でお酒を飲みながらグチを聞いてもらっていた。
…というのは建前でお酒が強くてあまり酔わない涼ちゃんの酔ったところが見てみたい、いつだって俺ばかり酔って情け無い姿を見られるのはずるい!と思ってちょっとしたいたずら心で今日はこっそり涼ちゃんの飲むお酒だけ強いものに変えていた。
その成果もあって俺はそれほど酔っていない状態で涼ちゃんがだんだん酔っていくのを心の中で楽しんでいた。
ちょっと涼ちゃんの顔が赤くなってきているのを見て俺は達成感を覚える。いつもポヤポヤした涼ちゃんがいつもよりよけいに不思議な事を言って自分で首をかしげている姿がおもしろい。
涼ちゃんって酔っ払うとこんな風になるんだ。でも酔い方としては普通な感じでおもしろくないなぁ。
「ねぇ、涼ちゃんの好みのタイプってどんなの?」
今なら本音が出るかもしれない。
「ちなみに俺はね、かわいくて優しくて俺の全部を受け止めてくれる人。涼ちゃんは?」
涼ちゃんは首をかしげながらう〜んと考えている。
「ん〜、俺はぁしっかりしててぇ、俺をリードしてくれるかっこいい人かなぁ」
「かっこいいってなんだよ。涼ちゃんってかっこいい女の人が好きなの?」
うん。と涼ちゃんはニコニコした笑顔で答える。
「あっ、でも女の人じゃないよ。俺、男の方が好きなんだ」
えっ?最初は冗談かと思ったが気持ちよさそうに酔っている涼ちゃんを見て本心なんだとわかる。
「涼ちゃんって男の方が好きなの?」
「うん。俺かっこいい男の人が好き」
涼ちゃんのセリフに俺は固まる。
「ねぇ、元貴」
そう言いながら涼ちゃんは俺に顔を近づけてきた。息がかかるほどの距離にある酔っ払ったいつも以上にトロンと優しく微笑む笑顔にちょっとドキっとする。
「キス…しよっか」
「えっ?」
そう言いながら涼ちゃんは優しく俺の唇を塞いだ。優しくゆっくりと触れてくる唇の感触とうっとりした涼ちゃんの顔を見た瞬間一気に酔いが回った気がした。
「んっ…」
俺は勢いで涼ちゃんを抱き寄せ激しく唇を貪ると涼ちゃんの鼻から甘い息が漏れ、その音を聞いてさらに興奮してしまい口づけを深くする。
俺、何してんだよ。自分でもよくわからない衝動に突き動かされているのがわかった。
やっと唇を離した時にはお互いの息が上がっていた。
「ねぇ、元貴…俺、元貴に抱いて欲しいんだけど、ダメ?」
俺の耳元で涼ちゃんが甘くささやく。
呆然とする俺を押し倒し、俺の上に馬乗りになった涼ちゃんは艶やかに微笑みながら俺の身体をまさぐり始めた。
もっくん、酔っ払った涼ちゃんに思いっきり誘惑されてます😅
コメント
9件
もっくん誘惑に負けてヒュイゴォォォ!!!しましょう😘
作者様の誘惑りょうちゃん、最高に好きです♥️
別視点、ありがとうございます〜✨ おや、これは…💛 ですね。 続き楽しみです♪