【 わんく 】
※意味深ストーリー(として頑張る(()))
※潔と黒名の日常
※最後で真相が見えます
※低クオリティーでごめんなさい!!!!!
※同じ学校(学パロ)で幼馴染兼恋人設定
ペラ、ペラ______。
ある日記を、誰かが読んではページを捲り、読んではページを捲った。
「 恋人との日記 」。
そう、タイトルには記されていた。
【 夏休み 】
“ 夏休み始まってどこか行かないか? ”
そう言うと、世一は顔を真っ青にした。冷や汗をダラダラと流しながら、”それはやめないか?”と言ってくる。恋人だからこそ、仲良くデートしたかったのだが、嫌がられているのでやめた。
結局、この「夏」はお家デートのみだった。
【 強化合宿 】
“ なあ蘭世、強化合宿行くのやめねえ? ”
「夏」の帰り道、汗で背中がびちょびちょで気持ち悪い感覚に浸りながらも、俺ら二人は自転車を漕いでいた。夏にはサッカー部専用の強化合宿があり、俺らは「毎年」参加している。だが、世一は参加を拒否した。
“ …?嗚呼、どうしてだ? ”
そう言うと、世一は顔を歪めた。唇を噛み締めながら、”今年は行きたくない気分だから、かな。それに、バス嫌だし”と、いつものトーンで言った。
でも世一が参加しないのだったら、俺も不参加をするしかなかった。
世一とするサッカーが、「一番」楽しいから。
【 惑星ホットライン 】
“ 俺ら二人で「惑星」ってのはどう!? “
潔は、目をキラキラ輝かせながらそう言った。惑星自体には興味無かったけれど、俺は嬉しくて”最高、最高。いいな、それ。”と、返した。
………ん?
なんか、聞き覚えのあるフレーズのような。
そう疑問を持ったが、俺は気にしないふりをした。
【 アタリとハズレ 】
「夏」でよく食べられる「アイス」。安くて美味しいと評判の棒アイスを口にしながら、俺と世一は夕日に照らされて裏道を歩いていた。
部活帰りだからか、とてもむさ苦しく気持ち悪い。
“………あ、アタリだっ”
隣にいる世一は、棒に書かれている”アタリ”の字を見て嬉しそうにはにかむ。俺も丁度食べ終わった為、棒に書かれている部分に目を通すと”ハズレ”と綺麗に書かれていた。
“蘭世ハズレじゃん笑”
“最悪、最悪。今日もハズレだ”
“だよな~!蘭世「いつも」ハズレばっか引いてるもんっ!”
馬鹿にしたように口を覆い、クスクスと笑う世一。
…いつも?いつも……?
いつもの光景の筈なのに、俺は違和感を覚えた。
「夏」のある日。
「夏」のある日。
「夏」のある日。
【 知ってしまった 】
“また、やり直し。”
そう、世一は言った。その記憶だけは残っていて、俺がその時何をしていたのかはわからない。
でも、一つ言えることがある。
俺の存在は________。
パタン。
日記を閉じる。最後の一言には、血がこびりついていた。
変な物語だった。…だが、この物語はまだ続いているのかもしれない。
誰かはそう言った。そう言うと、日記を一人置いてきぼりにしてその場を離れていった。
“また”、誰かがこの日記を見つけてくれるように。
“俺の存在は、ウソにまみれてるかもしれない。”
意味わかんなかったですか?
ですよね。わかります。でも深夜テンションで書いてたんですゆるして(
で、解説行きますね!!!!!!!
・「夏」が続いた理由
夏が続いた理由は、単純に夏が永遠とループしていたからです。はい、多分お気づきの方が多いと思われますねこれ
「」がついているのは軽い伏線です。「毎年」と書いているところがありますが、設定的には年齢や身長など、全く変わっていません。
・【夏休み】の潔の反応
え、何それ??って思った方は見てくるのをオヌヌメします。
潔が顔を真っ青にした理由としては、前のタイムループで黒名が事故で死んでしまったからです。
お家デートにしたとしても、まぁ黒名は事故で死んでしまったのでまたタイムループを繰り返すのですけどね!
・【強化合宿】の潔の反応
「毎年」ある強化合宿さんですね!チッス!!
毎年と言いながら、タイムループなので年齢や身長、体重など全く変わっていません。
前のタイムループで強化合宿(青い監獄)で、監獄に行く途中は山道なんでバスで行くんですけど。そのバスがハイジャックされて、黒名が撃たれてしまったんです。だから潔は”バスは嫌だし”と付け加えました。ちなみにバスではなく歩きで行っても不審者に刺されちゃってます。
・【惑星ホットライン】黒名の反応
間違えないでくださいよ、次は黒名です(
「惑星」で有名なツートップ黒潔ですが、それを黒名は異変を感じました。タイムループを潔がし過ぎたからからなのか、だんだんと記憶が混乱していく感じです。
てか同じ会話ばかりしているので記憶が戻りつつあるのは確かなんですけど。それでも潔は、同じ会話をして同じことをして、黒名に生きて欲しかったんでしょうねっていう話です((
・【アタリとハズレ】黒名の反応
お次も黒名くんです。
何気なく言った潔の「いつも」に、またもや異変を感じた黒名ですね(
ずっと、ずっと違和感を感じてしまう。その感覚を気持ち悪く感じて、違和感を抱きながら潔といつも通り話してます。気づかないふりをして、まだこの関係を保っていたいと感じたんでしょう。
“ハズレ”は、どんな意味でも聞き取れますね。
・「夏」のある日。
詳しくは描かれていませんが、日常を日記として記しています!!
ちなみに余談ですが、その日記の一言には”わからない”と記されています。
・【知ってしまった】
“また、やり直し”。
これは、黒名が死んでから潔が放った一言。死んでいるのに黒名が声を聞けた理由は、タイムループをしている最中だからです。それを聞いてしまった黒名は察してしまいました。
さっきまでとてつもない痛みを感じていたのに、目を覚ますといつものように潔の横に居る。完全に記憶がある状態でタイムループをしてしまった、と。
そして、最後の一言には”血”がこびついていました。それは、潔が黒名を「自身で」殺してしまった時の、黒名の血です。タイムループをしていることをばれてしまったから、愛する恋人でも殺す他ありませんでした。
・”物語はまだ続いているのかもしれない。”
タイムループの能力は、まだ使い果たしてないかもしれないから。という意味です。
黒名と潔は、架空の「夏」の時代で、まだ生きているかもしれませんね。
このあとは、貴方の想像にお任せします。
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