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『…おも』
あれからしばらく寝てたみたいで、朝5時に目が覚めた
体調は大分良くなったようで、頭もあまり痛くない…
…シャルルが私の上に乗っかってるけど
『シャルル…おもい…』
「ん〜…」
全然起きないし…
微妙な時間に起きちゃったし…
…散歩に行こうかな
そう思い立った私はシャルルを優しくどかして少し顔を洗ってから外を出た
『気持ちいい…』
やっぱり、この時間帯の散歩もいいものだな…
そういえば、シャルルに何も言わずに出ていちゃったけど…
まぁ、まだ5時だし大丈夫か…
結構時間経っちゃった…
かれこれ2時間ぐらい散歩してたな…
シャルルは6時ぐらいに起きるからもう起きてるはずなんだけど…
…今日は久しぶりになんも無い日だし、ちょっと朝ごはん豪華にしてみようかな
『シャルル〜ただいま〜』
『…シャルル?』
帰ったらベッドにはシャルルがいなかった
…シャワーかな
バスルームに寄ると、私の予想通りシャルルがシャワーに入っていた
てか鍵閉めろよ…
私はため息をつきながらも、バスタオルを準備した
ちなみに、翻訳イヤホンは、あの御影コーポレーションが作っただけあって完全防水らしい
いやシャワー中はつけないだろって感じだけど…
とりあえず、食材はあったはずだし、ごはんを作ろう
私はそうやってバスルームを後にしたー
『え』
ドアを開けると、背中に少し湿り気を感じた
『シャルル…?』
「…」
…シャルルが
シャルルが、シャワーで濡れた身体で私を抱きしめた
…は?
『…え、ちょ…シャルル…?』
「…オネーサン」
『は、はい…』
なんとなく威圧感を感じたので敬語で答えてしまった…
じゃなくて!
『な、なに急に?!』
「…だって、いなかったんだもん」
『…?』
シャルルは今にも消え入りそうな声だった
「だって…」
「隣にオネーサンがいなかったんだもん!!!!!」
『…』
あ、そういうこと
「俺めっちゃ心配したんだよ?!ゴミ箱探してもベッドの下探しても全然いなかったんだもん!! 」
『そ、そういうこと…』
…なんか、シャルルに悪いことしたな
『…シャルル、私はもう風邪治ったから』
『心配しなくて大丈夫』
「うん…」
シャルルなりに心配してくれたんだな
『朝ご飯、作るね。シャルル食べるでしょ?』
「…!うん!」
シャルルの暗かった表情が一瞬で明るくなった
…やっぱり、シャルルって女の私より可愛いんじゃ…?
コメント
4件
シャルル(くん)可愛すぎる!!!ゴミ箱とか探したの笑えますww朝起きたら隣にオネーサンがいなくて寂しかったんだもんは可愛すぎる!!本当に男の子!?って思っちゃいましたw今回のも面白かったです!続き待ってます!
うわあ、シャルルの執着っぷりが切ないけど可愛すぎる…!「隣にオネーサンがいなかったんだもん!!!」って叫ぶとこ、ギャップ萌えが止まらない🥀 しかも濡れたまま抱きしめてくるなんて、ヤンデレ好きにはたまらないシーンでした。心配してたんだなって伝わってくるし、主人公が「女の私より可愛いんじゃ…?」って思っちゃう気持ち、めっちゃ分かる(笑) 朝の静かな散歩から一転、帰ってきたら重めの愛情が待ってるっていう流れも好きです。nicolaさんの描く執着が、ちゃんと温かくて優しいところが本当に素敵だなって思いました🤍