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狼コ/リク停
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こんなにイチャイチャすることはこの話の都合上、 中々ないと思う
いや、これが本命だとは思いますけどね?
…束の間の幸せタイムだと思っててください(^^)
ソ連に見えないところまで走っていたところで、歩く速さを落としていくこの屋敷が貴方の屋敷なら、部屋の構造は頭に入っているから…
ロシアがいそうで、ここの近くで、隠れれそうなところ…
…あ、シンプルに執務室なんかいそうですよね
そう考えて、執務室の方へ向かう
まずはここを曲がって、そして突き当たりに…
あぁ、その前の部屋にロシアの自室があるんですよね
少し気になりはしますが、それは貴方に紹介してもらって見に行きましょう
そう思うと、少し気分が楽しくなった
そんな気持ちでコンコンコンと執務室のドアを三回ノックする
紳士ですから、このくらいの確認は…ね?
もちろん返事は来ないと思うが、しばらく待ってみる
「…はーい」
…これは驚いた
素直に答えるなんて、それだけ余裕があると言うことでしょうか?
そう思いながら、こう聞く
「入っていいです?」
「もちろんじゃないか、僕のライバル♡」
近くで囁かれたような声にゾクリと来る
ふふ、誘うのがお上手なことで♡
控えめにドアを開けると、素敵な彼の姿が視界を満たした
私だけを見てくれて、人を食ったような笑みをした彼
そんな彼はぐいっと私を引き寄せてきた
命令をしていないのにこんな態度を取るなんて…
「ふふ、物分かりがいい子は嫌いじゃないですよ」
…きっとなにか企んでいるな?
そうは思うが、とりあえず好感触を掴ませておく
この執務室にはなにかあっただろうか?
少し死角が多いのは困るものですが…
「ねぇ、よそ見しないでくれる?」
そう言って、ロシアは拗ねたように頬を膨らませてきた
…あぁ、恋人にはこんな顔をするんですね
「すみませんね、少し気になることがあるもので」
そう言って、ロシアの肩を軽く掴む
捕まえたらなんでもしてくれる、でしたっけ?
それで聞いても、いいですが…
…貴方との駆け引きを楽しみたいんですよね♪
「…私にキスしてください」
「りょーかい♡」
そう言って、ロシアは私に軽く唇を重ねてきた
場所指定もないのに、それとは随分とやるものですね
ぱっと手を離してやって、ポケットから懐中時計を取り出す
「…なにやってるの?」
そう言って、ロシアに抱きつかれた
…体格が大きいから、包み込まれるような形になって、少し気に食わない
背が縮んではないと思うんですけど…
…なんだか息子を思い出しますね
いつの間にか背を抜かしてしまって…
そういえば、アメリカはなぜここにいたんでしょうか?
ソ連とプロイセンがいた時点で、ロシアに好意を抱いている人だとは思いますけど…
「…アメリカとは会いましたか?」
そうやって聞いてみるとこう返ってきた
「…さぁ?」
はぐらかすような返答に、ロシア帝国の腕を掴む
「今から本当のこと言ってもらいますよ、三回分…ね?」
懐中時計で一分経ったのは確認したし、待ち時間が終わるのは、こんなものだろう
「…りょーかい」
…やっぱりこの言葉が了承ってことなんでしょうね
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