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「いやだ!○○と寝る!!」



「テメェルフィいい加減にしろ!

テメェの寝相の悪さは半端じゃねェんだ!

しかも○○ちゅわんと、ひとつのベッドでなんて・・・クソ羨ましいじゃねェか!!」



「明らかに後半が本音じゃねェか。

別にその女がどうなろうとおれは知ったこっちゃねェがな」



「うるせェクソマリモ!!」






目の前で繰り広げられる喧嘩。


ルフィくんは私と離れたくないから一緒に寝たくて、サンジさんは私を気遣ってくれていて、ゾロさんに関しては蹴り飛ばされちゃえ。






「・・・あのぉ、」



「なんだい○○ちゅわん♡」






話題の中心であるはずの私が気付けば端に追いやられていて、かといってこの乱闘のなか突っ込んでいく度胸もないし。


そーっと手を挙げてみれば、いのいちばんにサンジさんがメロリンしながらやってきた。






「おいサンジ!○○はおれのだぞ!」






恥ずかしげもなく大声でそういうルフィくんに思わず “ 好きです!” と叫びそうになった。


慌てて堪え、言いたかったことを口にだす。






「ルフィくんとは一緒に寝てましたし、特に問題ないというか・・・。寝相の悪さも知ってますし」






何度かベッドから落っこちたこともある。






「あ、もちろん皆さんがダメっていうなら私どこでも寝ますよ!床だろうが甲板だろうが放り出してくれて構わないので!」



「あァ是非そうしてくれ」



「・・・」






なんでいちいち突っかかってくるかなぁ!



もちろん言われれば床だろうと甲板だろうと寝ますけど!

ゾロさんに言われると腹立つ!




───ゴッ!






「ッてェな!」



「このバカは放っといて。

まぁ、本人が言ってるなら一緒に寝てもいいじゃない。

もう既に恋人同士なんだし、ね!サンジくん♡」



「んナミさんが言うなら~ッ♡」






サンジさんチョロいなぁ、なんて思いながら、私の腰に腕を巻き付けて引き寄せてきたルフィくんに体を預けた。








────


終わりが見えない、わからない

うまく着地できる気がしない・・・


ゾロは主人公ちゃんに恋愛感情は一切ないっていう設定です

たとえるなら、トムとジェリー的な関係・・・(は?)


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麦わら少年拾いました

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