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朝学校に行くと、 いつも居るはずの葛葉先輩は
保健室に居なかった 。
何度も何度もLINEを重ねたが、
なんの返信も来ない 。
もしかして、
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絵名 『 葛葉先輩 、? 』
先輩の家は元から知っていた 。
ドアの前に立ち名前を呼ぶが反応がない。
ドアノブを捻ると、安易にあいてしまった。
不可抗力だ、と宥めながら 、
恐る恐る廊下を辿る。
目の前には倒れ込んでいる葛葉先輩の姿。
絵名 『 葛葉先輩 、!! 』
手を握ると、 すごく熱い 。
握ったまま名前を何度か叫んだ 。
ぎゅっと、弱い力で握り返された 。
絵名 『 先輩、 』
取り敢えず先輩をベッドに運んだ 。
葛葉 『 ぅ、 … 、』
葛葉 『 なんで、えながいんの 、… 』
絵名 『 強く言いすぎちゃってすいません、
もっと .. 、』
葛葉 『 なんでお前が謝んの 、
俺が悪いんだよ 。 気にしないで 』
葛葉 『 .. 俺ん所来てくれたんだ 。』
少し起き上がり、私をぎゅっと抱きしめる
葛葉 『 … えな、』
『 えな、』
絵名 『 んっ、? 』
葛葉 『 苦しい 』
絵名 『 苦しい、? 』
熱で息が苦しいのかな 、
葛葉 『 … つら、』
絵名 『 せんぱい、 』
話そうとすると口をふと塞がれる
葛葉 『 先輩 って呼ばれんの、
距離あるみたいでいや、 』
葛葉 『 もっと、 葛葉くん って呼んで 』
コメント
2件
葛葉可愛いすぎる!