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続き楽しみにしてます。🥰🥰💘💘
北斗体調不良には気をつけて欲しいですね。🦅💘🥰💘💙🩷💛💚❤️🖤
優吾side
北斗「ゴホゴホッ…ズルッ」
今は仕事終わって家に慎太郎、俺、北斗がいるんだけど、さっきから北斗が咳をしたり鼻を啜ったりしてる。
慎太郎「北斗、1回鼻かんで?」
北斗「ズルッ、らいじょうぶ」
心做しか鼻声な気がするし、風邪でも引いたかな?市販の風邪薬飲ませるか?
優吾「北斗、ご飯食べ終わったらお薬飲む?」
北斗「やらっ!ほっくんらいじょーぶらもん、ゴホッ」
うん、全然大丈夫じゃないな。
樹は帰って来るなり“しんどい?”と声をかけてた。まぁ本人は相変わらず“大丈夫”だと言い切るからみんなで“様子見だね”って事になった。
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夜、大我とジェシーの帰りを待ちながら明日休みの俺と樹はリビングで酒を飲んでた。すると、微かに泣いてる声が聞こえて来た。
北斗「ふぇぇぇぇんっ、ゴホッゴホッ」
樹と2人で声がする2階へ上がろうと階段まで行くと、大好きな犬のぬいぐるみを持って階段の1番上に立つ北斗の姿。
樹「どうした北斗、しんどい?」
すぐに駆け寄って声をかける樹。でも、泣くだけで何も言わない北斗。
優吾「体温計とか持ってくから部屋行ってて」
樹「了解」
一旦2人と分かれて体温計とか要りそうなものを持って部屋に向かった。
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部屋に入ると何故か樹がベッドの上に座って、北斗がベッドから少し離れた床に座ってた。
優吾「何してんの?」
樹「いや、ベッドに寝かそうしたら嫌がったんだよ」
優吾「はぁ…ほら、こっちおいで北斗」
北斗「ふぇぇぇぇんっ、ズルッ、ギュッ」
優吾「しんどいね、大丈夫大丈夫、ヨシヨシ」
北斗の隣に座って胡座をかき、手を広げれば素直に俺の足の上に座って抱き着いてきた。
優吾「北斗、熱測ろうね」
北斗「ふぇぇぇんっ、ゴホゴホッ」
いつもなら体温計を嫌がって泣き叫んだり暴れたりするのに全く抵抗しない。それに、喉が痛いのかいつもの半分くらいの小さい声で泣く。
ピピピッ
体温計を見ると39.6の数字。
樹「うわっ、マジか!」
いつの間にか隣に来てた樹が声を出して驚いた。
樹「これは病院だな。車出すわ」
優吾「馬鹿。俺ら酒飲んだだろ」
樹「あっそうじゃん。申し訳ないけど慎太郎起こすか」
優吾「お願い。あと、保険証とか荷物もよろしく」
樹「おう」
樹が色々と病院に行く準備をしてくれてる間にまだ帰って来てない2人とかかりつけの病院に連絡をいれて、北斗を抱きかかえて玄関まで行く。
慎太郎「大丈夫…じゃなさそうだね」
靴を履いてると後ろから北斗の顔を見ながら話す慎太郎。
優吾「ごめんな。寝てたのに」
慎太郎「全然大丈夫。それより辛そうだから早く行こ!」
慎太郎の運転で4人で病院へ向かった。
〜続く〜