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【兄弟差別】
俺は幸せやった
家族に愛されて
やけど、あいつが産まれてから対応が
変わってしまった
青「…なぁッ…!」
母「ちょっとッ…うるさいッ…」
「ほとけのことで忙しいんだからッ」
タッタッタッ
青「お父さんッ」
父「お母さん大丈夫かッ?」
タッタッタッ
青「ぁ……」
「……」ポロッ
クシャッ
ポイッ
せっかく、頑張ったんにな…
水「いふ兄ッ!」
「遊ぼッ!」
青「……」
水「いふ兄ッ?」
青「もうッ…話しかけんなッ”!」
水「いふ…兄?」
青「お前が産まれてきたせいでッ”…」
「産まれてきたせいでッ”!」
「俺の人生はぶっ壊れたッ”…」
「もうッ”…ほとけなんかッ”…俺のッ”…」
「弟じゃねぇッ”ッ”!」
水「ッ……」ポロッ
青「お前なんかッ”…」
「死んじまえッ”!」
水「ッ!?ひぐッ…ぐすッ”…」ポロポロ
母「ちょっとッ…ほとけッ!?」
水「いふ兄ッ……」ポロポロ
母「威風ッ”!」
「なんて事してくれたのよッ”!」
父「もうッ…お前が産まれてこなかった方がッ”」
「ほとけが幸せなんにッ”!」
「お前が死んじまえッ”!」
青「ッ……」ウルッ
父「もうッ”…出ていけッ”!」
青「おんッ…わかったッ!」ニコッポロッ
いふ兄ッ
作り笑いができてないよ
なにかを引きずってるよ
なんでッ…僕がお父さんとお母さんを取ったからッ?
青「ほとけッ…幸せになッ…」
待ってよッ…行かないでよッ
ガチャッバタンッ
いふ…兄ッ
スタスタッ
青「ほとけは…悪くないんに」
「はぁッ”…これだから自分は大っ嫌いなんだよな」
近くの公園のベンチに座る
青「……産まれて来なければ良かった」
そこから1年経った
俺は大通りの歩道でお金を募集した
〔恵んでください〕
青「今日も100円か…途中で抜き取られるもんな」
?「あ…ねぇッ…君ッ」
「俺の名前はないこッ!」
青「……?」
桃「はいッ!これお金ッ」
青「一万円も貰えませんよッ…」
桃「これで君の痩せてるからだもとに戻しな?」
「じゃッ!またね!」
後日
モ「……」
スッ…
ガシッ
赤「それ…君のお金じゃないよね」
「ホームレスの辛さも分からないのに」
「盗まないであげて」
モ「ちッ!」
スッ…
タッタッタッ!
赤「りうらのコートあげるッ!リサイクルショップに出す予定だったからッ!」ニコッ
また後日
黒「これッ水と弁当買ってきたから食い?」
青「じゃあお金をッ…」
黒「要らへんでッ」ニコッ
友達も出来た
だけど
白「それでな〜ッw」
母「ちょっとあなた誰よッ!」
青「ッ……」ブルブルッ
グイッ!
青「いッ”…」
白「話せよばばぁッ…」
母「なんですって!?」
パッ
ギュッ
白「てか、誰って言ってたけど俺はこの子の友達なんやけど」
母「そうなのね」
「あなたイケメンじゃないッ!?私の夫になってーッ!」
バシッ
白「なるわけないやろッ?少なくともお前みたいなクズとは結婚しぃへんって決めとるんよ」
母「なんですってッ!?」
白「分かったならさっさと失せろ」
母「なんなのよッ!」
タッタッタッ!
白「大丈夫やからな」
青「ッ”…ありがとうッ…」
白「……wええんやで」
「そろそろ帰らんとあかんッ」
青「大丈夫やでッ」ニコッ
白「またなッ!」
フリフリ
フリフリ
青「んふッ…」
家はないかも知れへんけど
幸せやなぁ
タッタッタッ!
青「ほとけッ?」
水「いふにッ…助けてッ」
青「とりあえず上着の中入れッ」
父「威風ッほとけを見てへんか?」
青「見てへんでッ…」
父「そうか」
「ちッ…あの野郎どこにッ」
タッタッタッ!
青「どうしたん?」
水「お母さん達が急に殴ってきてッ」
「嫌になって逃げてきたのッ」
青「よぉ頑張ったなぁ」
桃「あ、威風君じゃん」
「どうしたの?」
水「……」
青「ないこやん」
桃「で、その子誰?」
青「俺の弟のほとけや」
桃「初めましてほとけ君ッ!」
ズイッ
ギュッ
桃「あ、ごめんッ怖かった?」
「まぁ…俺の名前はないこッ!よろしくッ」
青「ないこ…もし良かったらやけどさ」
「俺らを引き取ってくれん?」
「ほとけも虐待されてここに来たんよ」
「無茶なお願いなんは分かっとる」
桃「いいよッ」
「2人ともよく頑張ったね」
「行こっか」
ガチャッ
白「ないちゃんおかえりッ!」
「って…まろちゃんやんッ!」
青「初兎ッ!?」
桃「あはは〜ッ…」
赤「あ、コートあげた子じゃん」
黒「青髪は分かるけど…その水色髪は誘拐?」
桃「違う違うッ!」
「2人とも兄弟で拾ってって言ってたから拾った」
赤「とりあえずリビングに行こ」
黒「服は…青髪がないこの入りそうやな」
「水色髪は…初兎やな」
青「あ、自己紹介遅れてました」
「俺は威風って言います」
「こっちが弟のほとけです」
水「……」ペコッ
白「よろしくな〜いむ君ッ…!」ニコッ
水「いむ君…?」
青「あー漢字にするといとむやからか」
水「……✨」
青「嬉しそうやな」
桃「俺威風の事まろって呼ぶ〜」
黒「俺らもそう呼ぶわ」
青「ありがとうございます!」
桃「敬語外してね」
青「おんッ!」
水「ソファーふかふかッ!」
白「せやろー?」
青「……」クスッ
幸せやった
やけど幸せはある日壊れた
ピーンポーン
青「だれー?」
黒「メンバーやろ俺でてくる」
青「まろも行くッ!」
ガチャッ
ザクッ”ッ”…
黒「はッ”…がッ”…!?」
青「あにきッ!」
?「久しぶりだわねー」
母「威風ッ?」
青「お母…さんッ?」
黒「ぐッ”…ぁッ”…」
青「なんでッ…刺してッ」
黒「げほッ…」ビチャッ
母「威風ッ…戻って来なさい」
青「ッ”…」
ブルブルッ
ギュッ
青「嫌やッ…」
「俺は離れんって決めたんよッ…この人達から」
カクッ
青「血がッ…止まんないッ…」
母「そんなのどうだっていいわよ」
青「どうだっていいってッ…」
ドカッ
青「な…いこッ?」
桃「……」
「なんであにきを守らなかったの?」
「出来ることあったんじゃない?」
青「ぁえッ……」
桃「何の為にあにきと一緒にいるの?」
俺はやっとここでわかった
俺って出来損ないなんやッ
青「なんも守れへんッ」(((ボソ
桃「なに」
タッタッタッ!
桃「待てよッ”!」
「あにきッ…大丈夫ッ?」
「救急車呼ばないと」
タッタッタッ!
青「…あ………あ……ッ」
〖この出来損ないがッ!〗
〖出来損ないは死んでしまえッ!〗
さっきの会話で分かった
俺は出来損ないなんや
生きている意味もないただの出来損ない
青「出来損ないは死んでもええよなッ…」
「早く死んでまえばええんにな」
俺は無意識に高台に向かった
青「……」
飛び降りることも溺死する事もできるな
ここ
懐かしかったな
〖ここ綺麗でしょ〗
〖おんッ!〗
〖いつかほとけっちも連れてきたいなー〗
〖俺もッ!〗
〖あははッwさすが兄弟だねッ〗
戻りたいな
けどもう出来損ないって分かってもうたから
青「いつまでこうしてんねやろ」
もうッええやッ思うことは思った
「じゃぁなッ…」
ほとけッ…ごめんなッ…
フラッ…
ドシャッ
水「いふッ……兄ッ?」
赤「まろッ!?」
白「まろちゃんッ!」
タッタッタッ!
赤「ほとけっち救急車呼んで」
水「うッ…うんッ!」
「____。」
なんでさっき飛び降りたんだッ?
飛び降りは自殺行為なのに
水「すぐに来るってッ!」
赤「わかったッありがとうッ…」
白「まろちゃんッ!大丈夫やからッ!」
ピーポーピーポー
救「すぐに搬送します!」
ガチャンッ
赤「りうら達で行こう」
水「うんッ」
白「そやな」
タッタッタッ!
桃「あッ…3人ともッ!」
「あにきがッ…あいつのお母さんにッ刺された」
赤「まろが飛び降りた」
桃「えッ……?」
白「ないちゃんまさかやけどなんか言ってへんよな」
桃「言ったけどッそれごときでッ」
赤「なんて言ったの」
桃「…なんで守ってないのとか…なんで一緒にいるの…とか…」
ベチンッ”!
白「まだまろちゃんはメンタルがよわい」
「やのにッなんで言ったんッ!」
桃「あにきが刺されてッ…」
白「悠君が刺されたんわまろちゃんのせいなんッ”!?」
桃「ちがッ”…」
白「ちゃうくないやろッ”!」
ガシッ
水「しょーちゃんッ…落ち着いてッ!」
ブンッ
ドタッ
水「いッ”…」
赤「ほとけっちッ!」
「頭から血がッ…」
白「はぁッ”…はぁッ”…」
「ッ”!!」
ダッダッダッ!
水「しょーちゃんッ”!」
「待ってッ”!」
白「はぁッ”…はぁッ”!」
俺は無我夢中に走った
数分後
逃げてきてもうたッ
あ……れッ…急に……視界がッ…
ガシッ
桃「ふぅ〜ッ…セーフッ」
赤「ないくッ”…速いッ”!」
桃「ほとけっちは?」
赤「息もしてるし応急処置はできたよ」
桃「病院向かおっか」
タッタッタッ!
パチッ
水「うわッ!待ってッ!」
赤「あ、起きた?」
トスッ(降りる
スタスタスタッ
桃「早く行こ」
桃「あのッ…すみませんッ」
看「獅子尾さんのご家族ですかッ?」
赤「……」コクッ
看「病室に向かいましょう」
ガラガラッ
水「いふ兄ッ!」
看「恐らくもうそろそろ起きると思われます」
「失礼しました」
バタンッ
青「ぁ……」
水「いふ兄ッ!」ポロッ
青「ほとけか…」
桃「……あんな事言ってごめんッ」
青「大丈夫やでッ」
「もう終わった事やからな」
桃「ありがと~~ッ!」
ギュッ
ギシッ
青「ベット壊れるてッ…w」
黒「良かったなッ」
赤「まろ、めっちゃ幸せそうだね」
白「そやなッ」
end