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※Gubbyちゃんの夢小説になります。Gubbyちゃんの鳴き声は私の耳で聞き取れた音声を予測しております。
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{出会い}
あなたは仲の良い友人の家にお邪魔していた。来た理由は、どうやら友人は自分のペットが子供が多く産まれ、面倒見きれないため、信頼できる友人1人に1匹づつ渡して育ててもらうため、あなたも呼んだ。
あなたは友人を信頼しているし、動物が好きなので、あなたは喜んで友人宅に来た。そして今、あなたその“ペット”の子供達を見て、目を見開く。
そのその生き物は、白くてふわふわした鏡餅のようなシルエットに、ぴこぴこ動く長い三角の耳、どことなく生意気そうな雰囲気が漂う顔で、ぱっと見ウサギに見える。あなたは友人にウサギなのか尋ねた。すると友人は答える。
『ウサギじゃないよ、Gubbyさ。』
そう聞いたあなたは再びGubby達を見る。小さなGubby達は興味深そうにあなたを見つめる。
純粋に見つめてくるGubby達にあなたは少しときめくが、どの子を連れて帰るか悩む。それほど数があるのだから。
そう悩んでいる時、1匹の小さなGubbyがあなたの元へやって来ては、あなたの足に飛びつき、よじ登ろうとする。
それを見た友人は少し驚く。
『珍しいな…、君が来るまで他の友人にも合わせてたけど、皆自分から行かずに選ぶのをじっと待っていたんだ。どうやらその子はどうしても君に選んで欲しいみたいだ。』
まだよじ登っているGubbyはあなたを見つめる。
『ンンッ!』
Gubbyはまるで選んでと言うように可愛らしく独特な鳴き声を上げた。
正直子猫のようだと思ったが、少しばかりこの子のことを気に入り、何よりこんなにも自分を求めているこのGubbyを、あなたはこのGubbyを選ぶことにした。
『!、ンワッ!ワッ!ンゥンワッ!』
自分を選んでもらえたGubbyは嬉しそうに鳴き、一気にあなたの肩へ登りきり、自分の頭をあなたの頬へぐりぐり押す。
『ははっ、君に選んでもらえたことで、すごく喜んでいるみたいだね。 』
友人は微笑みながら、Gubbyを飼うための手続きをする。
『はい、必要なものはこのバッグの中に入っているから、それを使ってね。』
バッグの中にはGubbyを飼うにあたっての説明書とブラシと…銃火器…?
『ああ、どうか安心して?Gubbyは君にそれを使わないから、むしろ守ってくれるさ。 』
友人の言葉に少し不安が出るが、あなたの肩に乗るGubbyは大丈夫だと言わんばかりに鳴き声を上げる。ひとまず信じてみよう…
『まぁ、とにかく、その子を大切にしてね。そして君も、私の友を大切に思うのだよ。』
友人はあなたとあなたのGubbyに向けて優しく微笑む。
『キュウッ!』
あなたのGubbyはもちろんと言うように鳴く。そして、あなたはGubbyを肩に乗せて友人の家から出ようとする。玄関につき、別れの挨拶をしようと友人と他のGubbyたちが見送る。
『…ンワ!』ノシ
あなたのGubbyは友人に、そして兄弟のGubbyたちに別れをする。そしてあなたも彼らに別れを告げた。
友人の家を出て、あなたはGubbyを肩に乗せて我が家へ帰る。これからあなたは、Gubbyと共に新しい生活が待っている。