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「……」
焦点の合っていないその瞳を今日も、何も無い真っ白な壁に向けている。
元貴がこうなったのは、同じMrs.Green Appleのメンバーの2人が脱退してからだ。
でも、この話はもう2週間以上前の話だ。
元貴も2人が”脱退する”と言ってから、最初の頃は、ちゃんと食事もしていたし、会話も交わしていた。
でもここ最近は、食事もまともにしておらず、会話も交わしていない。
「なぁ、元貴、そろそろ何か食べろよ…」
若井は諦め半分で元貴にそう言った。
元貴はすぐに若井の方を向き、数秒間の沈黙の後、口をそっと開き、
「ぅん、そうする、」
とそう言った。
その口調は淡々としていて、何処か寂しさも紛れていた。
若井は一瞬驚いた様な表情をしたが、すぐにいつもの笑顔に戻った。
元貴と一緒に食事をするのはいつぶりだろう、そんな事を考えながら、若井はリビングのテーブルの椅子に座っている元貴の目の前にトマトパスタをそっと置いた。
相変わらず元貴は無表情だ。
「元貴、トマトパスタ好きだろ?」
勿論、合図ちも返事もない。
若井が自分の椅子に座ると、2人は小さく手を合わせると、トマトパスタを食べ始めた。
すると、元貴は1口トマトパスタを食べると大粒の涙を瞳から零した。
「…元貴、?」
若井は動揺しながらも元貴にそう壊れた物を扱うかの様に接した。
「…ゎ、かいっ、ごめッなさっ泣」
元貴は駆け寄って来た若井の服の裾をぎゅっと握って離さない。
それを見た若井は、愛らしい物を見つめるかの様に微笑んだ。
「元貴、おいで」
若井がそっと大きく手を開くと、元貴は若井がここに居る事を確認するように涙でぐしゃぐしゃになった顔を首筋に埋めた。
続…
あのー、ほんとに申し訳ないんですけど、「AIの曲」っていう作品あるじゃないですか?
あれ、段々変な方向に話進んじゃってて、書き直します。
申し訳ないです!!!