受け / 韮木傑 ニラギ ♡
攻め / 苣屋駿太郎 チシヤ ♢
キス/ 濁点 / 口調迷子
() = 心(頭)の中で思っている事 表情 その他
逆転なし (リバ無し) 若干キャラ崩壊
歪な愛(純愛?)
ニラギ→→♡←←←←←チシヤ
♧K戦後の話
ニラギが自暴自棄になってる。
 ↓地雷でなければスワイプ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ♧K戦が終わった。
 俺はなんであんなゲームに参加したのか。
 分からなかった。
 誰かに必要とされたかった。
 誰かに
 愛されたかった。
 だから 参加したのは分かってる。
 でも んな考えなんか
 傲慢だ。
 俺には考えちゃならねぇ
 要らない思考だ
 ♡「(考えてたって時間の無駄だ。)」
 ♡「(飯でも食うか。)」
 
信じられない。
 ♡「はぁ”、…ハァ”っ、…」
♡「(吐いちまった。)」
 最悪だ。
 ただでさえ
 しんどいっーのに。
 飯すら食えねぇのか。
 ・・・
 すうとりのときに
 アリスに殴られたからか?
 それとも火傷を覆ってんのに動きすぎたからか。?
 
 火傷。
 ♡「ッはは、…」
 ♡「アイツのせいか。….」
 
俺は
 今際の国に来る前も少しばかりか
 孤独な気がして
 寂しかった。
 だからだろうな
 あんな俺にも
 舐めた態度とってでも
 俺に構ってくれた
 チシヤのことが
 好きだったんだろうな
 ・・・
 自分に致命的な怪我を負わせたあいつなんかに
 なんで
 ♡「…グスッ」
 
 もーいっかい
 あいつに会ってから
 死にたい。
 どのくらい歩いただろうか。
 水しか飲んでいない体で
 歩ける距離には限界がある。
 ♡「っ”あ”ッ…、」
 脚が動かない。
 血痰がでて
 息も続かない。
 もう限界か。
 ここは東京のどこなんだ?
 視界がゆがんでく。
 ・・・
 もう駄目だ。
 あいつには会えない。
 会えないまま
 静かに
 誰にも
 心配もされずに
 孤独に
 死ぬんだろうな。
 
 
 この絶望しかねぇ国で
 静かに死ぬつもりだったのに
 都合が良すぎんだろ。
 ・・・
 それはお前の事情だろ?
 俺は死にたかったんだよ。
 だからってゲームをやる気力も無かった
 ゲームに参加できねーなら自分で死ぬしかない
 だったらてめぇに会ってから死にたかった!!
 ♡「これでわかんだろ 」
 ♡「もー良いだろ……」
 
 彼は今どうしているのだろうか。
 俺が負わせた
 怪我で苦しんでいるのだろうか。
 ・・・
 苦しむ。
 あぁ
 その姿を想像するだけで
 俺は
 駄目になりそうだ。
 
 ♢「君はさっきまで」
 ♢「俺に会いたかった気分だったの?」
 
 信じられない
 彼が俺に会いたかったなんて。
 
 ・・・
 
 
 良いね
 凄くそそられるよ。
 ♢「っふふッ…」
 ♢「君はいつ見ても愛おしいよ。」
愛おしい
 そんな感情を俺に持たないでくれ。
 もっと違うのに使ってくれよ。
 ♡「そんな感情俺にぶつけてくるんじゃねぇ」
 ♢「…どうして?」
 ♢「ぶつけてるのが悪いこと?」
 ・・・
 俺は今まで一人で生きてきた
 だから
 この国でも
 誰からも必要とされずに
 愛されずに
 いつかゲームかなんかで
 死ぬんだと思ってた。
 
 愛おしい。
 愛してあげたい。
 そんな感情を向けられると
 今まで作ってきた
 素を隠す壁が
 崩れるだろ。
 ♢「どーせ またくだんない理由で返答できずにいるんでしょ?」
 ♢「もーいいじゃん。」
 ♢「どうせ死ぬって思ってるなら全部吐いちゃえばいいのに」
 ♢「俺は誰にも言わないよ。」
 ♢「君に怪我を負わせた代償としてね♪」
殴りかかって言うことじゃないのは分かってる。
 ♡「ってめぇはいつもなんなんだよ!!」
 ♡「いつも舐めた口聞きやがって」
 言いたい事…なんだったけな
 ♡「ウザイんだよ」
 ・・・
 あ 思い出した。
 ♡「でも」
 「そんなとこも」
 「好きだ」
 
 ♢「…..」
 
 なんで言っちまったのか分からねぇけど
 その前に
 チシヤの前なのに
 涙が止まらない。
 この身体にこんなに蓄積してたんだってくれぇ
 止まらねぇ。
 膝から崩れ落ちて
 情けねぇな。
 息も続かねぇ
 
 ほんとに死んじまうんじゃねぇか?
 おれ
 ♡「っ、な”さけねぇ”よなッ、…」
 ♡「みっともねぇ”よな”っあ”ッ..」
 ♡「俺が全部わりーんだょ”っ…」
 ♡「てめぇにクソみたいな感情抱いた俺が馬鹿だったっ….」
 ♡「..でも言えたんだ。もう後悔はねぇ”っ…」
 ♢「..殺してくれなんて言っても俺はやらないよ。」
 ♡「は”ぁッ、…なんれ”ら」
 
 
 ♡「ぁ”っ…?、」
 ・・・
 チシヤはなんにも言わずに
 
 いきなりキスしてきた。
 ♡「ちょ”っとまれ”!よ、ぅ」
 何回も何回も
 ♡「ぅ”….、」
 色んな場所に
 血だって着いてるのによ..
 拒めない
 俺を引き寄せる手
 重なる唇
 
 あぁ
 なんて幸せなんだろうか。
 
 ♢「…いやいやしないんだね。」
 まだするのか
 俺と一緒で溜まってたのか。
 ♡「んぐっ、…ぃいがげんにしろ”よッ…。」
 ♢「ん やっと嫌がったね」
 ♢「相変わらず生意気だね君は」
 
 ♡「…愛された事なんて無かった」
 ♡「だから素直に受け止めれねーだけだ」
 ♢「うん。それでいいんだよ」
 ♡「これでいいのか。」
 ♢「そーだよ。それでいいんだよ」
 俺の素を受け入れてくれた。
 そんな人がいる
 俺はもう
 独りじゃないんだ。
 
 
 
 
コメント
2件
天才、、?