文化祭〈学パロ〉
友達がめっちゃいい言葉言ってくるからネタ増えて助かりますわ
明那→ak 不破→fw
一応付き合ってる設定です
〈明那視点〉
文化祭まで残り1週間、うちのクラスでは出し物について話が行われていた。
先生「うちのクラスでは、会議で話しあった結果、劇を披露する事になりました。」
つい「え」という声が漏れる。ただでさえ演技なんてした事ないのに。
先生が話した事をまとめると、話はネットの恋愛物らしい。しかも少しリアル感がある。ふわっちとの関係を隠している事もあり、どうにも乗り気にはなれなかった。
mb「じゃあ女子決まったって事で男子誰やるー?」
mb「やっぱここはイケメンだしイケボのふわっちしか居ないっしょ!!」
fw「え、俺?」
え。ふわっちが、女子と….?
ak「な、ないっしょふわっちは!!」
mb「えー?でもふわっちないなら誰やんの?」
ak「そ、それはあ….」
つい反対してしまった。そのせいで話し合いも決まらない。あー….もう!!!
ak「ッ….お、俺がやる!!!」
ー家ー(ビデオ通話)
fw「明那大丈夫?笑」
ak「覚えるのは出来るけど言いにくい言葉多すぎやって〜…..」
fw「笑…..なんで、男子役なったん?」
ak「ッえ」
正直、ふわっちがなるのだけは嫌で、でもそうなったら決まらないから最後は投げやりで….。でもこんな事丁寧に話したら器の小さい男とかって思われるかもしれんし…!
ak「なんとなく?や、やりたかった!」
fw「….そっか」
ak「ほらふわっちも台本持ってるやろ!練習付き合って!!」
fw「ん笑」
少し無理やり過ぎたか。でも嫉妬してるなんて、絶対気づかれたくねえし。
ak『…..だから』
fw『そっか、じゃあ、ん』
ak『え….何?』
fw『抱きしめてあげようか』
ak「ッ….」
fw「…?セリフ違った? 」
ak「あ、いやごめん….!!」
『抱きしめてあげようか』。そういったふわっちの声が、何故か耳に焼き付いて体に響く。
文化祭が終わるまでは、放課後も会えないからか。
ak「じゃあ、また明日」
fw「ん、頑張って」
通話が切れる。会えない。そう分かってるのに。
ak「触れたい…..」
ふわっちの温度が、足りない。
ーーーーーーそれから文化祭までの間、毎日のようにふわっちと練習をした。文化祭の日になるのは一瞬で、あっという間に磨いてきた演技も終わった。
ガラッ
ak「いたふわっち!何してんの教室で」
fw「ちょっと休憩」
ak「なんかmbが呼んでたで」
fw「…….」
グイッ….トンッ
俺の頭がふわっちの胸に当たる。少し早い鼓動が小さく聞こえた。
ak「…ふ、わっち?」
fw「明那の演技良かった。練習したかいあったな」
ak「まじ?!…嬉しいわ」
頑張った努力が、この一言で救われた気分だ。
ギュッ
fw「….でも」
ふわっちの抱きしめる力が強くなる。….でも?
fw「明那が、他の女子の事考えんのは、流石に嫉妬した」
ak「…..え」
嫉妬って。あの、他人に興味無いふわっちが?
……俺と、同じように?
ak「……考えてないよ」
fw「え?」
ak「相手、ずっとふわっちだと思って演技してたから」
fw「…..ッ……でも、次は俺がやる」
ak「え、やだよ!!」
fw「……..やだって」
次の瞬間、急に俺はカーテンに隠され、唇に柔らかくて暖かい感触を感じた。
ak「…へ..」
fw「好きな人が俺の代わりに女子と話すくらいなら俺が話した方がマシ」
ak「….ッ」
顔が暑いのも、赤いのも、夕日のせいだろうか。
俺はふわっちの方を見て背伸びをし
ak「湊、好きだよ」
それだけ言葉を告げた。
END
そんなシーンを実際に見たいけど気づかれたら気まづすぎる….笑
コメント
1件
ああああああすきです…やばいです…好きしか言葉が出てきません…